元旦に日中居残りのハクチョウさんたちの数を調査しました。
はじめに
一日中。雪が降っていると、ハクチョウさんたちは、餌場へ出かけないのか?今シーズンはその雪の日のハクチョウさんの行動を確認できる機会が、それも元旦に訪れました。
ちなみに、雪の日の居残り率は、66.3%とかなり高い数値になりました。結論を言えば、雪が降りあたり一面が銀世界になり、一日中雪が降っていると、ハクチョウさんたちもお出かけしたくなかったのではないか。と、雪の日の調査から導き出したDuck4の結論でした。
1日中雪。真冬日。
居残り率が66.3%とかなり高くなりました。
一日中雪の元旦のハクチョウさんたちの様子
早朝のハクチョウさんたちの越冬数
元旦。雪が降っていました。越冬数は113羽。うち幼鳥が5羽。幼鳥率が4.4%でした。いつもは中洲付近にいるのですが、そこよりも上流で70羽近くのハクチョウさんたちが餌探しをしていました。お腹が空ていたのでしょうか?
早朝は113羽が越冬していました。
うち5羽が幼鳥。
幼鳥率4.4%でした。
早朝の様子
雪が降ると、幼鳥と成鳥のハクチョウさんたちを区別するのがとても難しくなります。それは、雪が白いからです。また、双眼鏡からのぞいてもすぐに曇ってしまうので、見分けるのができなくなります。
いつもなならば、ヒト慣れしたオオハクチョウさんのスミスさん一家もDuck4のそばには全く現れず、対岸で餌探しをしていたようです。また、羽をケガして飛べないオオハクチョウさんのノンちゃんも見ませんでした。
特筆すべき点として、大晦日に新しく伸びてきた羽がまた折れ出血したオオハクチョウさんのアドちゃん。羽毛に付着していましたが、翌朝には、アドちゃんは羽繕いをしたおかげで止血痕はほぼ消えていました。
大晦日にアドちゃんはまた新しく伸びた羽が折れて出血したしまったよ!詳しいことは、あとでブログで触れるね!
日中の居残りハクチョウさんの数
日中。75羽のハクチョウさんたちが定点ポイントに居残っていました。うち幼鳥が2羽でした。居残り率は66.3%とかなり高いものになりました。
正午に調査をしました。
75羽のハクチョウさんたちを確認。
66.3%が塒に居残っていました。
日中のハクチョウさんたちの様子
滞在組の4羽のハクチョウさん。ミルクちゃん、チンさん、アドちゃん、メイちゃんは、大橋で休んでいました。スミスさん一家、昨年11月に羽をケガしたオオハクチョウさんのノンちゃんは、中洲付近を泳いでいました。その中洲付近には48羽のハクチョウさんたちもいました。
オオハクチョウのスミスさん一家もお留守番していたよ!
真冬日の元旦の天気
めずらしく、昼の最高気温も大晦日から2日連続真冬日になりました。特に元旦は、1日中、雪が舞い続けていました。最低気温-5.4度。最高気温が-1.5度でした。こんなことはDuck4の定点ポイントではめったにないことです。積雪6センチでした。
最高気温-1.5度。真冬日でした。
積雪6センチ。
まとめ
一日中雪が降り、真冬日になったこともあり、調査時間の正午ごろにもかかわらず66.3%が塒に多くのハクチョウさんたちが居残っていました。北国で越冬しているハクチョウさんたちにとって一日雪が舞い、積雪6センチぐらいだったら、大した寒さや積雪でないのかもしれません。
しかし、Duck4の定点ポイントを選んで越冬しているハクチョウさんたちにとっては、この雪でも餌場の田んぼにお出かけすることを控えていたのかもしれません。
北国育ちだけど雪の日にはお出かけしたくないよね!アドちゃん!
そうだよね!アドちゃんも飛べて雪の日には塒でいたいよね!
(雪の中、日中、居残っているハクチョウさんたち)
コメント
埼玉のハクチョウさんたちも同じ現象が起こっていますね。まず餌場に出かける時間が1時間遅くなったこと。
日が昇る時間が変わってきたこともあるでしょうが、食べ物も期待しているほどないのでしょうかね?
もちろん、帰り時間も早まるので、お昼には数が増えてきます。
ういさんへ
こんばんは!
日の出も遅いので、どうしてもお出かけも遅くなるようですね!
帰ってくるのは、早くなっていますよね!
雪の日の調査だったのですが、
多くのハクチョウさんたちは、餌場へ出かけず居残っていましたね!🦢