🦢積雪の影響で100羽越え！【12月下旬の越冬数調査結果】

Duck4

今日のブログのお話は12月下旬のハクチョウさんの越冬数です。

はじめに

毎朝。Duck4は、越冬しているハクチョウさんたちを数えています。日の出前後から30分間。河川敷を下流から上流へ向けて1キロの距離にいるハクチョウさんをカウントしたものを記録。その内容は、越冬数。成鳥数。幼鳥数です。そこから、幼鳥率も算出しています。また、コハクチョウさんも数えるのですが、早朝なので寝ていることも多く、判別不能ことが多いので参考程度に記録を続けております。

さて今日のDuck4ブログですが、今シーズン2020年度12月下旬の越冬数調査の結果のお話です。

結果を先にお知らせすると、平均越冬数は、111羽。昨シーズン2019年度の12月下旬よりも、26羽多くなりました。今シーズン2020年度12月下旬が多くなった理由のひとつに、積雪があったので南下が早まったのではないかとDuck4は、調査を振り返り考えております。

Duck4

12月下旬には平均越冬数が111羽でした。

積雪が影響して、昨シーズンよりも26羽も多くなりました。

今シーズンと昨シーズン12月の越冬数

2020年度12月下旬の結果

2020年度12月下旬（12月21日～31日）の平均越冬数は、111羽。うち平均幼鳥数は、14羽。平均幼鳥率は、12.6％で幼鳥率の目安となる10％越えをしていました。

2019年度12月下旬の結果

昨シーズンの2019年度12月下旬（12月21日～31日）の平均越冬数は、85羽。うち平均幼鳥数は13羽。平均幼鳥率は、15.2％でした。

越冬数が26羽も多かった今シーズン

今シーズンと昨シーズンの越冬数を比較すると、今シーズンの2020年度の方が+26羽も多いことがわかりました。また幼鳥数は変わりませんが、今シーズンの方が、平均越冬数が多かったこともあり、幼鳥率が低くなる結果になりました。

今シーズンと昨シーズンの違いは積雪！？

「積雪」があった2020年12月下旬

12月下旬で最大値を記録したのが12月24日。越冬数が152羽。うち幼鳥が26羽。最低値を記録したのが12月22日。越冬数が81羽。うち幼鳥が7羽でした。

最大値を記録した12月24日クリスマスイブの天気ですが、最高気温14度。最低気温4度。曇り一時晴でした。積雪ゼロでした。最低値を記録した12月22日の天気ですが、最高気温9度。最低気温₋1度。晴一時みぞれでした。積雪2センチでした。12月15日から8日間。積雪がありました。

アドちゃん

12月下旬はよく雪が降ったよ！

積雪もあったよ！

積雪ゼロの2019年12月下旬

12月下旬で最大値を記録したのが12月28日。越冬数が104羽。うち幼鳥が13羽。最低値を記録したのが12月27日。越冬数が47羽。うち幼鳥が6羽でした。

最大値を記録した12月28日の天気ですが、最高気温6度。最低気温₋0.4度。晴でした。最低値を記録したのが12月27日。最高気温10度。最低気温が1度。晴一時雨のち曇りでした。「積雪ゼロ」でした。

チンさん

昨シーズンは、積雪ゼロだったよ！

まとめ

今シーズン（2020年度12月下旬）と昨シーズン（2019年度12月下旬）の平均越冬数を比較すると、今シーズン（2020年度12月下旬）の方が、111羽（+26羽）で多くなっています。その今シーズンの方が越冬数が多くなった理由として考えられるのが、「積雪」です。

今シーズンは、5日間積雪を記録。最大積雪量が4センチでした。一方、昨シーズン(2019年度12月下旬）は、積雪ゼロでした。Duck4の定点ポイントで積雪があることは珍しいこと。おそらく、北の中継地、越冬地では雪があり、昨シーズンよりも早く渡りのハクチョウさんたちが、Duck4の定点ポイントへ飛来してきたのかもしれません。

（雪が降り始めたときの定点ポイントの様子）

Duck4

雪が影響して、今シーズンの方が越冬数が多くなったと考えております！

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