1月16日、17日の調査で、
20%台のハクチョウさんたちが、
日中居残っていました。
はじめに
穏やかな週末。ハクチョウさんたちは、餌場へ出かけていました。1月16日の朝7時。午前11時30分。1月17日の朝7時。午前11時30分。1日2回。2日間。定点ポイントで、Duck4はハクチョウさんのカウントをしました。
その結果、日中に居残っていたハクチョウさんは、次のようになりました。1月16日の居残り率は22.8%。1月17日の居残り率は27.8%となりました。
特に2日間で、5%の開きがあったものの両日ともに居残り率が20%台と低く推移しました。しかし、16日の越冬数は、171羽に対して、17日の越冬数は、104羽。70羽近くのハクチョウさんたちが、Duck4の定点ポイントを離れて行ったのでした。その翌日18日の越冬数も102羽と調査誤差がありませんでした。また、ハクチョウさんのみならずオナガガモさんたちも17日以降少なくなってます。
1月16日と17日の調査で顕著な違いと言えば、気温にあります。その根拠となるデータは、次ぎのようになります。1月16日。最低気温1.4度。最高気温9度。天気曇り一時雨。1月にしては暖かい1日になりました。翌1月17日。最低気温氷点下1.2度。最高気温4.1度でした。70羽ほど少なくなりましたが、居残り率は、5%の開きがあったものの、ほぼ同じ数値になりました。
16日。最高気温が9度まで上昇。
翌17日には70羽ほどのハクチョウさんが去って行きました。多くのオナガガモさんも合わせていなくなりました。
2日間で70羽も減ったハクチョウさんたち
越冬数171羽の1月16日には居残り率22.8%
1月16日朝7時30分。越冬数が171羽。うち幼鳥10羽。幼鳥率5.8%でした。曇っていたものの最低気温1.4度と真冬のこの時季にしては暖かい朝でした。そして、昨シーズンまではあまり見られなかったのですが、ガンの群れが上空を通過し飛び去って行きました。おそらく、直線距離にして1キロ~2キロ先に田んぼが広がっているので、そちらに餌を探しに行ったのかもしれません。
午前11時30分の2回目の調査の時には、39羽のハクチョウさんが居残っていました。居残り率22.8%でした。その中には、あのスミスさん一家の姿ががありませんでした。餌付けを待つのではなく、田んぼの餌場へとお出かけしていたようです。また、数え終わったのちすぐに、20羽ほどのハクチョウさんたちが飛び去って行きました。
16日。スミスさん一家も餌場にお出かけして、
塒にいなかったぞ!
越冬数が104羽になった1月17日には居残り率が27.8%
1月17日朝7時30分。越冬数が104羽。うち幼鳥7羽。幼鳥率6.7%でした。この日も曇りで、最低気温氷点下1.2度。最高気温が4.1度と若干寒くなりました。前日の16日に比べて70羽もハクチョウさんたちも減りました。中洲付近にいた群れのオナガガモさんも、ほとんどいなくなっていました。ハクチョウさんのみならずオナガガモさんもDuck4の定点ポイントを昨日のうちに去って行ったようです。
午前11時50分ごろ。居残りハクチョウさんは、29羽いました。うち1羽がスミスさんの幼鳥でした。滞在組のミルクちゃん、チンさん、アドちゃん、メイちゃん。ノンちゃん、スミスさん一家は大橋付近に集まっていました。
104羽に減ったのは滞在組にはありがたいことだったよ!
しかし、スミスさん一家が来てしまったのは困りものだったよ!
まとめ
日中の居残り率は、1月16日が22.8%。1月17日が27.8%。20%台なので、多くのハクチョウさんたちが餌場の田んぼにお出かけしていたようです。
ただ両日の居残りハクチョウさんの調査で、特筆すべきことがありました。それは、1月16日には174羽のハクチョウさんがいました。しかし、1月17日には104羽になり、70羽近くのハクチョウさんたちがいなくなったことです。
それから、ここで越冬していた多くのオナガガモさんも、同様に姿を消してしまいました。
その理由をDuck4は、1月16日の天気にあるのではないかと考えています。最高気温が9度まで上昇。暖気も入ってきたので、それに合わせて多くのハクチョウさんのみならずオナガガモさんも移動したのではないかと推察しています。
居残り率は20%台とほぼ横ばい。
しかし、気温上昇で70羽のハクチョウさんたちがいなくなったのは、驚きでした。
(5羽のスミスさん一家)
コメント
今年は気候変動が激しくハクチョウさんも大変ですね。実はこちらも110羽から30羽減り、同じことを考えていました。今年のピークって終わってみないと読みづらいかもしれませんね。
浮間のオナガガモさんも一斉にいなくなりましたね。
ういさんへ
こんばんは!
ハクチョウさんたちは、移動しているのかもしれませんね!
終わってみないと、わからないところがありますよね!
こちらでは、ハクチョウさんとともにオナガガモさんもいなくなっていました!🦢