🦆夭折した1羽のオオハクチョウさんから鳥インフルエンザ検出

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仙台市で夭折した1羽のオオハクチョウさんから鳥インフルエンザが検出されたというのが今日のDuck4ブログのテーマです。

はじめに

仙台市内で夭折した1羽のオオハクチョウからH5N8型高原性鳥インフルエンザが検出。というニュースがありました。

Duck4の定点ポイントでも、ハクチョウさんを愛する地元の方から、「仙台市内のどこで発見されたのか?」という疑問の声が聞かれました。もちろん、その一人にDuck4も、当然、含まれています。

ちなみに、幸運にもDuck4の定点ポイントでは、夭折したハクチョウさんの発見は1羽もありませんでした。なので、Duck4の定点ポイントではなさそう。

「仙台市のどこで発見されたのか?」がわからないまま。場所だけが錯綜して、この鳥インフルエンザの話題は、終わったのでした。

この仙台市内で夭折した1羽のオオハクチョウさんから、H5N8型高原性鳥インフルエンザが検出というニュースを、どう知らせたのか。敢えて、ヒトが集まるのを避けるため、ホームページには発見場所を「非公表」。それが調べていくうちの結論でした。

今日のDuck4ブログは、鳥インフルエンザ発生時の情報公開がテーマです。

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数年前までは「区単位」までの公表でした。しかし、今回は仙台市までのみの公表でした。

鳥インフルエンザに関する地元紙による報道

仙台で発見のハクチョウの死骸、鳥インフル陽性

 宮城県は10日、仙台市内で死んでいるのが発見されたオオハクチョウ1羽の遺伝子検査で、鳥インフルエンザの陽性反応が確認されたと発表した。北海道大で高病原性かどうかの確定検査を実施する。1週間程度で結果が判明する見通し。
 県自然保護課によると、5日午前10時ごろに住民が死骸を見つけ、連絡を受けた県職員が回収した。簡易検査では陰性だったが、国立環境研究所の遺伝子検査でA型鳥インフルエンザの陽性が判明した。
 環境省は10日、発見地点の半径10キロを野鳥監視重点区域に指定。県によると、県内の養鶏場などで異常は確認されてないという。

2021年02月11日 06:00河北新報オンラインニュース

仙台のハクチョウ死骸、高病原性と確定

 宮城県は17日、仙台市内で死んでいるのが発見されたオオハクチョウ1羽について、強毒性のH5N8型高病原性鳥インフルエンザの感染が確定したと発表した。県内での感染確定は2016年11月以来、4年3カ月ぶりで3例目。県内の養鶏場などで異常は確認されていない。
 県自然保護課によると、住民が5日に死骸を発見。国立環境研究所(茨城県つくば市)が実施した遺伝子検査で陽性反応が確認され、北海道大での確定検査でH5N8型と判明した。
 環境省は、発見場所から半径10キロ圏の野鳥監視重点区域指定を継続する。県と共に今後、感染源の推定や感染拡大防止に向けた緊急調査を行う。

2021年02月18日 06:00河北新報オンラインニュース

仙台・鳥インフル 半径10キロ圏 異常なし

仙台市内で死んでいたオオハクチョウ1羽からH5N8型高病原性鳥インフルエンザが検出されたことを受け、県は22日、環境省と行った緊急調査で、野鳥の大量死といった異常は確認されなかったと発表した。死骸の発見場所から半径10キロ圏の飛来地など10か所で18,19の両日に実施した。

2021年2月23日河北新報

仙台市内で夭折した1羽のオオハクチョウからH5N8型高原性鳥インフルエンザが検出。という地元紙の報道は、3回行われました。その報道の中でもやはり発見場所は、非公表でした。

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遺伝子検査で陽性判明。北大で確定検査を行いH5N8型とわかったようです。

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同じ場所で複数から鳥インフルエンザが検出されずに本当に良かったです。

宮城県の夭折ハクチョウの発表

県のホームページでも場所は非公開

『死亡野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルス確定検査陽性について』が県のホームページに公開されていました。その中で、「現場での取材は,ウイルスの拡散や感染を防ぐ観点から,厳に慎むようお願いします」とありました。

つまり、行政側は、場所については報道機関にも非公開にしていたことも十分に考えられます。

2020(令和2)年度死亡野鳥等検査状況

ちなみに、宮城県のホームページでは、令和2年度死亡野鳥等検査状況を公開しています。そのうち、ハクチョウさんの夭折件数は、17件報告されていました。

オオハクチョウの幼鳥(6件)。コハクチョウの幼鳥(2件)。オオハクチョウの成鳥(6件)。コハクチョウの成鳥(2件)。コブハクチョウ(1件)。うち1羽の2月5日に仙台で発見されたオオハクチョウが陽性になったのでした。

地域別で見てみると、栗原市(5件)。仙台市(3件)。登米市、大和町(2件)。気仙沼市、加美町、大和町、色麻町、美里町(1件)でした。ちなみに、コブハクチョウは気仙沼市で発見されました。

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今年度は17羽のハクチョウさんたちが夭折したようです。

うち、栗原市が5件。仙台市でも3件発見されているようです。

まとめ

夭折したハクチョウさんから鳥インフルエンザが検出という報道がどうなされるのか。その結論が、「仙台市のみ」の公開でした。2018(平成29年)までは、区単位まで公開していたので、せめて区まで公開して欲しいかったです。

ただ、死亡野鳥等検査状況が公開されている点は、r良心的でとても評価できました。その理由は、年度ごとの死亡件数がわかるからです。

今年度は32件を今まで検査を実施。うち17件がハクチョウさんでした。やはり、大きな鳥さんなので見つけられやすいのでしょう。そして、そのうち1羽のオオハクチョウさんから、鳥インフルエンザが検出されました。

ただ、複数が発見されなかったのが唯一の救いとなっています。

その中には、蔵王町で50羽のスズメさんも含まれていたことには、正直Duck4はとても驚いています。

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多くのハクチョウさんたちが鳥インフルエンザにかからなかったのが唯一の救いでした。

コメント

  1. うい より:

    ちなみに、広瀬川でもないことが確認されています。わかばちゃんでもありませんでした!(仙台じゃないですしね💦)大沼あたりではないかという、噂があったようですね。
    変な風評被害になったら申し訳ないのですが、今年多かったですしね、滞在した子が。
    ただ、どの子が亡くなっても悲しいですね。ハクチョウは人からインフルをもらったケースはあるものの、人にうつしたことはないと今までは言われていましたが、ロシアの件もあるので、これがあまり大ごとになると、餌付けや野鳥との距離に過敏になる人も出ると思うので、うまく収まって欲しいと思っています。

    • Duck4duck4 より:

      ういさんへ

      こんばんは!

      仙台市の区まで公表されていれば、だいたいの越冬地を推察できますが、
      仙台市までの公表だったので、推測の域で憶測が先行しますよね!

      Duck4も大沼周辺では思っております!

      夭折した鳥の検査をした情報が県のHPに公開されていたので、
      その統計資料をまとめてみたいと思っております!

      ロシアで、鳥からヒトへとニュースがありましたね!
      確かに、敏感になる方にとっては、大事になりそうですね!

      本当、見守り保護活動が難しくならなければ良いと願っております!

      ただ、今回の仙台の件は、1羽だけだったので、収まることを願っています!🦆

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