春の渡りで、1000羽以上のハクチョウさんたちが、
【4月5日現在】集まっている北海道浜頓別町にあるクッチャロ湖のお話です。
はじめに
春の渡りで、中継地の北海道に、ハクチョウさんたちが集まり始めています。
例えば、北海道浜頓別町のクッチャロ湖では、4月5日現在。1144羽になりました。このクッチャロ湖ですが。厳冬期でもハクチョウさんが越冬しているのです。
そして、本州で越冬していたハクチョウさんたちが、春の渡りで繁殖地へ行く途中に立ち寄ります。4月4日には、616羽。それから1日で500羽も増えました。
これから、どんどん北帰行の途中で立ち寄るハクチョウさんが増えることでしょう。
また、日本最北の地、北海道稚内市にある大沼。ここは真冬は凍るのでハクチョウさんたちが越冬できませんが、中継地になっています。4月6日現在。127羽になりました。ここもピーク時には3000羽以上のハクチョウさんが立ち寄ります。
さて、今日のDuck4ブログでは、北海道浜頓別町にある「クッチャロ湖」のお話をします。
越冬地&中継地のクッチャロ湖
アマモが豊富なクッチャロ湖
このクッチャロ湖は、ラムサール条約に締結されています。自生しているアマモもたくさんあるので、ハクチョウさんの餌も豊富です。岸の近くで突っついているハクチョウさんの姿を見かけます。
ただ、このクッチャロ湖は、真冬には完全に結氷しまうので、水鳥観察館のスタッフさんが氷を割り、ハクチョウさんたちが泳げる場所を確保しているそうです。
また、水鳥観察館周辺では給餌も行われているので、時間帯になると一斉に食べにハクチョウさんたちが集まって来ます。
春の渡りのピーク
春の渡りのピーク時には、6000羽~10000羽になることもあります。ちなみに、2020年春には10000羽ほどのハクチョウさんが立ち寄っています。
このクッチャロ湖では、オオハクチョウさんも見られますが、圧倒的にコハクチョウさんの方が多かったです。
クッチャロ湖【浜頓別】への行き方
札幌から高速バスかJR
札幌からは、高速バス。もしくはJRで音威子府駅で乗り換えて路線バスがあります。高速バスですが、枝幸行きの高速バスに乗り音威子府で路線バスに乗り換え、浜頓別まで行けます。所要時間は6時間20分です。
稚内から路線バスで南下
稚内からも行けます。稚内まで早く行くのならば飛行機が便利。Duck4は、飛行機を使って行きます。稚内空港から徒歩30分ほどのところに自動車学校前というバス停があり、そこから路線バスに乗り浜頓別で下車します。稚内から浜頓別まで路線バスで2時間20分ほどかかります。
ところで、路線バスは減便され稚内と浜頓別間は1日2本になったので注意が必要です。
まとめ
今日のDuck4ブログでは、北海道浜頓別町にあるクッチャロ湖の様子を中心にお話しました。このクッチャロ湖には水鳥観察館があり、ハクチョウさんたちの飛来数を集計しています。
春の渡りでクッチャロ湖にハクチョウさんが集まるピークは4月中旬~下旬。ゴールデンウィーク前です。ただ、地球温暖化の影響で、北海道でも雪解けが早まっている関係で、春の渡りのピークが早まっているようです。
次回のブログでは、クッチャロ湖のハクチョウさんの飛来数から、春の渡りのピークを分析してみたいと思います。
(クッチャロ湖とハクチョウさん)
クッチャロ湖の「春の渡りのピーク」の日についてまたレポしたいと思います!
コメント
いつもいってみたいなー、と思いつつ、本当に下手したら海外旅行並みの移動ですよね💦
体力に自信がなくて、ウトナイ湖どまりですが、近年のコロナ騒動を思うと、行けるうちにいっておくべきですよね。
ういさんへ
コメントありがとうございます!
ういさんに是非、行ってもらいたいと思いDuck4ブログに投稿しました!
クッチャロ湖は自然観いっぱい。
目の前には水鳥観察館もあるので、ハクチョウさんのための施設といったところですね!🦢
いいところですよ!🦆