🦢片足を骨折したオオハクチョウのモリスさんが動き始めるまでの軌跡の話!

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今日のDuck4ブログでは、片足を骨折してじっとしていたオオハクチョウのモリスさんが動き回れるまでの快復したお話をします。

はじめに

11月27日朝。片足を骨折したオオハクチョウさんがいることに気づきました。その仔は、浅瀬から動かずじっとしていました。その動かず片足をケガして骨折したオオハクチョウさんをモリスさんと名付け、見守りを他のハクチョウさん以上に続けることにしました。その後、泳ぎ回れるまでに快復。一度ですが、そばまで飛んで来たこともありました。今は、一緒に旅してきたモリスさんのパートナーらしきオオハクチョウさんと行動を共にしています。

今日のDuck4ブログでは、片足を骨折して動けなくなったオオハクチョウのモリスさんは、泳ぎ回ったり、飛べるようになるまでの軌跡のお話をします。

動けなかったモリスさんが動き回れるようになるまでの軌跡

じっと中洲で座り込んでいた朝のモリスさん(11月27日)

今朝、気にななるオオハクチョウさんがいました。小さな橋の浅瀬でじっと動かないオオハクチョウさんがたった独りで座り込んでいました。いや、疲れているのか、衰弱しているのかはわかりません。なんでもないといいのですが。

(中洲に座り込んでいたモリスさん11月27日朝)

苦しそうなモリスさん(11月27日夕方)

11月28日夕方。1羽だけ、じっと座り込んでいるオオハクチョウさんんがいました。その前からも、片足を骨折しているオオハクチョウさんがいることを確認していたDuck4と保護活動を行っている地元の方はとても案じていました。でも、この日の様子は、ちょっとおかしかったです。暗くなってもずっと座り込んでいて、動こうとはしません。首をうなだれて、地面についてはまたあげるの繰り返しをモリスさんはしていたのです。もしかしたら、苦しんでいてもがいているのか。という仕草をしていたからです。かつて、こんな仕草をするハクチョウさんをDuck4は見たことありました。そのハクチョウさんは高圧電線に衝突して川に落ちました。それから、苦しいのか、地面にクチバシをつけて体を支えようとしましたが、30分後には苦しみから解放されるかのように天国へと旅立って行ったのでした。あの時の記録が脳裏から離れずに、もしかしたら、このモリスさんもと思いました。

(苦しんでいるようなモリスさん11月27日夕方)

足を引きずって歩いていたモリスさん(11月29日朝)

「あのクチバシに黒い斑点があるオオハクチョウさん!」「中洲に座っていて、片足を骨折していたよ!」「足が骨折しているので、歩くときには引きずっていたよ!」「食べようとして近づいて来たものの、他の飛来組ハクチョウさんに追い払われてしまったよ!」と地元の方がおしゃっていました。やはり、オオハクチョウさんのモリスさんはケガをしていました。歩くときは不自由ですが、何とか泳いで移動はできているようです。また、安全な中洲にいる分にはこの足を骨折したオオハクチョウのモリスさんは大丈夫そうです。

(中洲に座り込んでいたモリスさん)

他のハクチョウさんに追い払われるモリスさん(11月30日)

中洲には、あの片足をケガしているオオハクチョウのモリスさんは座り込んでいました。「片足をケガしているオオハクチョウさんは、給餌すると泳いで近づいて来るものの、他の飛来組のハクチョウさんたちに先に食べられてしまうよ!」「泳げているので、移動は可能のようだよ!」と地元の方は話してくれました。Duck4が行くと、いつも中洲で座っていて、時々首をうなだれているので、心配なのですが、動けているということは、自力で餌を探すこともできるのかもしれません。

(中洲に目をつぶって座り込んでいたモリスさん)

泳いで自生している草を食べていたモリスさん(12月1日)

あの足をケガしているオオハクチョウのモリスさんは、小さな橋付近を泳いでいました。川も増水しているので、泳ぎながら、水がかぶった浅瀬に自生している草を探して食べているようでした。写真撮影して見てみると、やはり、片方の足が変形して曲がっているようです。これだと、歩くのは大変そう。ただ、泳いでいるところをみると、水辺の移動は可能のようです。

(泳げるようになったモリスさん)

飛べたモリスさん(12月2日)

どうやら、片足をケガしているオオハクチョウのモリスさんは、飛べるようです。ちょっと、安心しました。おコメをあげると、その片足をケガしたオオハクチョウのモリスさんは、食べていました。食欲もあるようなので、大丈夫だとDuck4は思いました。

(飛んで来たモリスさん!)

モリスさんにはパートナーがいるかも!?(12月4日)

あの片足をケガしているオオハクチョウのモリスさんは、もう1羽のオオハクチョウさんと一緒にいました。どうやら、モリスさんはツガイなのかもしれません。どのくらい飛べるのかわかりません。ただ、最近、見かけけない片方の水かきがないオオハクチョウさんのキリちゃんも、飛べて今シーズンも戻って来ました。もしかしたら、片足をケガしているモリスさんも飛べるのではないか。とDuck4は期待しております。

(パートナーの右にいるのがモリスさん)

県のヒトがモリスさんの様子を見に来ていた話(12月5日)

上流の小さな橋付近では、あの片方の水かきをケガしているオオハクチョウのモリスさんが独りで待っていました。そのあといつもの地元の方がおコメをあげるとガツガツ食べていました。食欲がある仔は大丈夫。食欲がなくなったら保護が必要になると考えているDuck4。しかし、このモリスさんの様子を見て心配した地元の方が県に連絡。県のヒトが、モリスさんのケガの様子を見に来ていたそうです。白鳥さんをこよなく愛する地元の方が「県の方が見に来て会ったよ!」とDuck4に教えてくれました。

(モリスさん!)

パートナーと羽繕いしていたモリスさん(12月6日)

片足を骨折しているオオハクチョウのモリスさんは、もう1羽のパートナーらしきオオハクチョウさんと一緒に、小さな橋付近にいました。モリスさんは羽繕いをしていました。

(パートナーのそばで羽繕いをするモリスさん)

飛んでDuck4の目の前にやって来たモリスさん(12月9日)

片足を骨折しているモリスさんですが、もう1羽のパートナーらしきハクチョウさんと一緒に今朝も、上流の小さな橋付近で待っていました。最初は、来なかったのですが、周りに飛来組のハクチョウさんたちがいないので、モリスさんだけが、羽をバタバタさせて急いでDuck4の目の前に飛んで来ました。歩くのが不自由なので、羽をバタバタさせて遠心力をつけて歩くようにしているようです。このやり方は、片方の水かきがないオオハクチョウのキリちゃんも同じです。ちなみに、キリちゃんですが、滞在組のハクチョウさんと一緒に大橋付近で待っていました。話を戻しますが、このあと、あげた配合飼料をモリスさんは食べていました。食欲があるので、モリスさんは元気そうです。

(動画🎞https://c-blog.swan-duck4.com/2021/12/09/moris-4/)

(モリスさん&後ろを泳ぐモリスさんのパートナー)

パートナーと鳴きかわすモリスさん(12月10日)

ここよりも上流の小さな橋付近には、片方の水かきがないオオハクチョウのモリスさんも待っていました。元気になってもらいたいと思い、配合飼料をあげると、3羽の幼鳥を連れたオオハクチョウさん一家がいたので、食べるのをためらっていましたが、去って行くと、モリスさんは食べ始めました。そばには、もう1羽、モリスさんのパートナーなのか、鳴きかわしをしていました。

(モリスさん!)

モリスさんの天敵のツガイのオオハクチョウの話(12月14日)

小さな橋を越えたところには、モリスさんが待っていました。今朝も、もう1羽と一緒にいたので、モリスさんのパートナーのようです。パートナーの方が謙虚な性格なのか、もう1組の尻尾が短いオオハクチョウさんとそのパートナーが来たときに、すぐ離れていきました。

(パートナーと後ろ泳ぐモリスさん!)

まとめ

ずっと動かず中洲にいた片足を骨折しているオオハクチョウのモリスさん。このままじっとしていて何も食べなければ、どうなるのか。心配でした。そんなモリスさんは、骨折した足の状態は、足の状態は変わらないままのようですが、動き回るようにまで快復。食欲もあるようなので安心しています。そして、モリスさんのパートナーらしきオオハクチョウさんもそばに寄り添っています。パートナーがいるので、ここまで快復できたのかな。夫婦の愛の絆と強さもモリスさんの快復には寄与したのかもしれません。春の渡りまでには、まだまだ時間もあります。また、飛んだといっても数メートルほどだったので、実際、長距離飛行が可能かどうかはわかりません。なので、これからも、モリスさんのことは見守り、またDuck4ブログにてレポートを続けていくつもりでいます。

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片方の足を骨折しているモリスさんには、パートナーもいます。また、飛べるようですが、長距離飛行をしたところはまだ目撃していません。まだ春の渡りまでは時間もありますので、モリスさんは、これかも重点的に見守り活動を続けていきたいと思っております。

この記事はDuck4のHP。『ヒュッゲなハクチョウさんプロジェクト』のモリスさんについて記載された箇所をまとめで作成しています。

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