生後66日目のオオハクチョウさんのヒナちゃんたちを観察して気づいたお話しをします!🦢
はじめに
2024年5月10日。ツガイのオオハクチョウさん一家から、2羽のヒナちゃんが誕生しました。そして、Duck4が、この2羽のヒナちゃんたちが生まれたオオハクチョウさん一家に出会ったのは、2024年7月14日。生後66日目でした。
ところで、この生後66日目のヒナのオオハクチョウさんは、どのくらい成長しているのでしょうか。
生後2か月なので、体は、どのくらい大きくなっているのでしょうか。
生後2か月なので、ふわふわした羽毛から、飛ぶための風切羽も伸びてきているのでしょうか。
生後2か月なので、親子べったり。いつも一緒にいるのでしょうか。
そんな疑問を持ったDuck4は、この2羽の幼鳥を連れたオオハクチョウさん一家を、2時間ほど観察してわかったことがありました。
どのくらいの大きさにこのヒナちゃんたちが成長していたのか?
その結論を先に言うと、ヒナちゃんは、親鳥の半分ぐらいの体の大きさに成長。飛ぶための風切羽も伸び始めていました。そして、いつも親鳥の後を追いかけていました。いつも親子は一緒でした。
本日のDuck4ブログでは、生後66日目の2羽のオオハクチョウさんのヒナちゃん様子を観察してわかったこと。ヒナちゃんたちの成長の様子。親鳥が、ヒナちゃんにどう接していたのか。そのお話しをします。
(生後66日目のヒナちゃん一家🦢)
生後66日目のヒナちゃんたちは、両親の半分ほどの大きさまで成長したいましたよ!🦢🦢
2羽のヒナちゃん誕生
2024年5月10日生まれ
このツガイのオオハクチョウさん一家は、2024年5月10日に、2羽のヒナちゃんが誕生しました。そして、Duck4が行ったのは、このヒナちゃんが生まれた約2か月後。2024年7月14日。生後66日目のことでした。
ちょうど、Duck4が行った時には、茂みから2羽のヒナちゃんを連れた両親オオハクチョウさんが、岸に向かって泳いで来たところでした。
このオオハクチョウさん一家のヒナちゃんたちは、2024年5月10日に誕生したそうですよ!🦢🦢
芝生でお食事や羽繕い
その後、芝生に上がって、2羽のヒナちゃんたちは、地べた座りをしたまま草をついばんでいました。両親は、羽繕いをしていました。
また、ヒナちゃんに対して危険が及ばないか。両親は、あたりを見回していました。
(草をついばむヒナちゃん🦢)
(食事中のヒナちゃん🦢)
(羽繕い中のヒナちゃん🦢)
よく転びそうになるヒナちゃん
時折、ヒナちゃんは立って歩き出すのですが、なぜか転びそうになります。
なぜ、転びそうになるのかと言うと、2羽のヒナちゃんたちは、成長の途中。空を飛ぶために必要な風切羽も伸びてきています。
なので、歩行時に、ヒナちゃんたちは、体のバランスが崩れてしまい、転びそうになっているのかもしれません。
成長中ということで、ヒナちゃんたちが歩くときには、バランスを取りづらそうでしたね!🦢🦢
体は親鳥の半分の大きさ
また、生後66日目ということで、体が親鳥の半分ほどですが、生まれたばかりに比べて、体はみるみる大きくなっていました。以前、35日目のオオハクチョウさんのヒナちゃんをDuck4は、見たことがありました。そのヒナちゃんたちの体の大きさは、親鳥の4分の1ほどでした。
生後66日目ともなると、羽も生えてきていました。なので、成長中ということもあり、ヒナちゃんたち歩くときには、バランスがずれてしまい、転びそうになっていました。
水かきの色は親とは違う
それと、水かきの色が、親鳥が黒色ですが、ヒナちゃんたちの水かきは、黒色ではなく、ヒナちゃんたちと同じようなクチバシと同じような色をしていました。
(黒色でないヒナちゃんの水かき🦢)
ヒナちゃんたちの水かきは、親鳥のようにまだ黒色ではなかったですね!🦢🦢
水辺に戻る親子
個体識別はクチバシの模様
ところで、よく、ハクチョウさんの個体識別をするときには、クチバシの生え際。クチバシにある黒い模様でで見分けるようしています。
そして、この両親は、クチバシの模様が特徴的だったので、クチバシの模様で識別が容易にできました。
どちらがパパさん ママさん
そこで、このハクチョウさん一家を見守っている地元の方に、「どちらがこの一家のパパさんですか?」と外見では全く、オスとメスの区別は不可能なのですが、試しに聞いてみることにしました。
なぜなら、この地元の方は、ずっと、オオハクチョウさん一家を見守って来たから、わからのではないかと思ったからでした。
すると、この一家見守って来た地元の方は、「クチバシに黒色斑点がある親鳥がママさん」。
クチバシが卵色で生え際がV字でさる親鳥がパパさん!?ではないか」と。
Duck4の「どっちがパパなんですか」という質問に答えてくださいました。
(一家のパパさん!?🦢)
(一家のママさん🦢)
ハクチョウさんの個体識別は、クチバシの黒い模様で行うとわかることがありますよ!🦢
少し飛べるパパさん
そして、クチバシが卵色で生え際がV字のパパさんが「ク!」と鳴きました。この時、地元の方が「まもなく、飛び立つよ!」とおしゃっていたので、見ていると、このパパさんは、羽をバタバタさせて低空でしたが飛び立ちました。
ハクチョウさんの場合、首を上下に振って「ク!コ!」と何回も鳴くと、飛び立とうという合図なのですが。このオオハクチョウさん一家のパパさんは、他のハクチョウさんとは、若干、鳴き声と合図が違っていました。
なぜ、パパさんが飛び立とうとしたのは、これはDuck4の推測の域なのですが、まだ、飛べるための風切羽が伸びている最中で飛べませんが、子どもたちに、飛ぶことを教えたかったのかなとも思いました。
(飛ぼうとするパパさん🦢)
ママさんにべったりなヒナちゃんたち
一方のクチバシに黒い模様があるママさんは、いつも2羽のヒナちゃんにべったり。ヒナちゃんたちも、ママさんからは離れようとはしないそう。といつもこの一家を見守っている地元の方がおしゃっていました。
しかし、パパさんは、ママさんと2羽のヒナちゃんとは、ちょっと距離を離れて行動していました。
カルガモさん一家を追い払う両親
そして、このハクチョウさん一家の水辺には、6羽のヒナちゃんを連れたカルガモお母さんも子育てをしています。
この6羽のヒナちゃんを連れたカルガモさん一家が、ハクチョウのヒナちゃんに近づいて来るや否や、ハクチョウさん一家は、カルガモさん一家を追い払うそうです。
生後66日目になって今でも、ハクチョウさん一家は、カルガモさん一家を追い立てているとのことを、見守っている方がおしゃっていました。
(同じ水辺にいるカルガモさん一家🦆)
オオハクチョウの親鳥さんたちは、自分のヒナちゃんたちを守るため!テリトリーに侵入するカルガモさん一家を追い出すそうです!🦆🦢
ヒナちゃんたちは親の行動のマネ
ヒナちゃんたちは、親の行動をマネしています。水辺を泳いでいる時のこと。パパさんとママさんが頭を水の中に潜らせて、何か食べ物を探していました。
すると、ヒナちゃんたちも、パパさんとママさんの行動をまねるように、まだ短い首を水中に潜らせていました。両親をしていることをまねて、ヒナちゃんたちも餌探しをしていたのかもしれません。
(水中の食べ物探しの親子🦢)
また、ハクチョウさんは、お腹がいっぱいになった後。羽繕いをします。パパさんとママさんが羽繕いを始めると、ヒナちゃんたちも、パパさんとママさんがしているのをまねるかのように、羽繕いをしていました。ヒナちゃんたちとは言え、立派に行っていました。
それから、水辺では、羽をバタバタさせて水浴びをしていました。きっと、パパさんとママさんがしているのを見てヒナちゃんたちも、しないと羽にたくさんの寄生虫がつくのでしなければならないことを、知ってのことだと思います。
この時は、兄弟一緒に、水浴びをしていました。
(羽を広げるヒナちゃん🦢)
(ヒナちゃんたち🦢)
まとめ
実を言うと、昨シーズン。このオオハクチョウさん一家からは、ヒナちゃんが誕生しています。その時は、生後33日目で、ヒナちゃんたちは、まだ羽毛に包まれていました。そして、風切り羽もまだ伸びていなかったようです。親鳥と比べても、ヒナちゃんの体の大きさは4分の1ほどでした。
そして、生後66日目のヒナちゃんたちは、親鳥と比べると、ヒナちゃんの体の大きさは2分の1ほどですが、風切羽が伸びてきました。
これから、どんどん成長して、親鳥と変わらないほどの大きさになることでしょう。
(生後66日目のヒナちゃん一家🦢)
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