3月から発情のために興奮状態が続くミルクちゃん!6月中旬になると落ち着きを取り戻しつつあります!その理由に、まもなく換羽を迎えるからではないか!?というのが今回のDuck4ブログのテーマです。🦢
はじめに
3月頃から発情期が始まるミルクちゃん。そのミルクちゃんですが、「コォ!コォ!」と大きな声で、独りで騒ぐようになります。
そして、6月中旬になると、この発情期も終了。換羽でエネルギーが取られるので、ミルクちゃんは、一応、大人しくなります。
このような発情期のような行動を、滞在組のリーダーだった斑ちゃんが天国へと旅たち姿を消した2020年の翌年の春から、ミルクちゃんは取るようになりました。
本日のDuck4ブログでは、2021年、22年、23年、24年(4年間)の発情期と換羽のミルクちゃんの様子をお話をします。
興奮状態・2021年編
3か月も続く興奮
2021年3月ごろからでしょうか。
ミルクちゃんは「コォ!コォ!コォ!コォ!」と大きな声で騒ぐようになりました。そして、相手に近づき、一緒に大きな声で鳴く行動が、多々見られようになったのです。
3月~4月上旬にかけては、Duck4の定点ポイントに居残っていた幼鳥オオハクチョウさんに対して、大きな声で叫んでいました。それに、何と、幼鳥オオハクチョウさんたちも応じるように一緒に鳴いていたのでした。
その飛来組の幼鳥オオハクチョウさんたちもミルクちゃんたちのもとから旅立って行くと、今度は独りで大きな声で騒ぐようになったのです。何か、自分のエネルギーを爆発させるようにでした。
そんなミルクちゃんの様子を見かねたのか、おばあちゃんオオハクチョウのチンさんが、ミルクちゃんと大きな声で騒ぐ相手になってくれました。ミルクちゃんが大きな声で「コォ!コォ!コォ!と騒ぐと、そのミルクちゃんの声にこたえるかのように、チンさんも一緒に鳴いてくれたのでした。
おそらく、ミルクちゃんが発情期で興奮していることを察知して、チンさんは相手をしてくれたのかもしれません。
(幼鳥と一緒に大きな声をあげるミルクちゃん🦢)
(独りで興奮して大きな声をあげるミルクちゃん🦢)
昨シーズン!3月から興奮状態が続き、かなり体力も消耗したミルクだったよ!🦢
換羽の兆候が見られると
6月に入りいろいろなことがあった滞在組リーダーのオオハクチョウのミルクちゃん。そんなミルクちゃんですが、6月5日から原因不明の片足を引きずって歩くようになりました。
ミルクちゃん自身は、あまり気にしていないようですが、以前スタスタ歩き回っていたミルクちゃんを知っているDuck4にとって、大丈夫かなと心配になっていましたが、取り越し苦労で終わりそうです。
換羽の兆候が見られ始めた6月中旬。古い羽の一部が抜け始めました。しかし、観察していると、新しい風切羽が生えてきているのをまだ、Duck4は確認できていません。
数年、ミルクちゃんの換羽の始まりを観察してきたDuck4。例年だと6月中旬~下旬に始まるのですが、まだ風切羽が伸びてきているのかどうかはわかりません。
もしかしたら、例年よりも換羽が遅れているのかもしれません。
(古い羽が抜け落ちようとしているミルクちゃん)
以前のリーダー斑ちゃんもだったけど、ミルクちゃんも換羽が始まるとおとなしく落ち着いてくるようだね!
3月上旬から発情期・2022年編
仲間にも攻撃的に
やはり、翌年(2022年)も3月上旬から興奮状態になったミルクちゃん。
例えば、羽をケガしてここに居残っているオオハクチョウさんの仲間である自分よりも弱いアドちゃん、ノンちゃんへは、追い回して突然、攻撃をしたりもしました。
また、縄張り意識からか、Duck4がそばに行くと、ミルクちゃんは、頭を下げて威嚇するようなポーズを取りぐるぐる歩きまわったりもしたのでした。
しかし、6月上旬以降、ミルクちゃんの興奮状態も減ってきたのでした。
(2022年6月14日撮影📷顔を下げて歩くミルクちゃん🦢)
今シーズンも3月ごろから発情期になり興奮状態が続いてしまうんだよ!
興奮状態が収まりつつあるも
興奮状態が収まりつつあるも、よく「コォ!コォ!コォ!」と大きな声をあげて、羽をバタバタさせるミルクちゃんは、チンさんに近づいて行きます。
そして、チンさんもミルクちゃんと一緒に、羽をバタバタさせながら「コォ!コォ!コォ」と大きな声をあげるのです。
一見すると、ミルクちゃんとチンさんは、夫婦にも見えなくはないのですが、鳴き止むとミルクちゃんとチンさんは、離れてしまい別行動をします。
なので、ミルクちゃんとチンさんは、ツガイではないと、Duck4は考えております。
(大きな声をあげるミルクちゃん&チンさん🦢)
6月中旬まで続く発情期・2023年編
今シーズンも、2023年3月下旬ごろから、ミルクちゃんは、発情期のためでしょうか。興奮するようになりました。
例えば、頭を下げて、ミルクちゃんは、Duck4に周りを一周します。頭を下げて歩くのは、威嚇のポーズです。
また、それでも、収まらないときには、両羽を広げて威嚇もミルクちゃんはしてきます。
そんな発情期による興奮状態は、換羽が始める6月中旬まで続いたのです。
そして、換羽が始まる数日前から、あからさまなミルクちゃんの威嚇ポーズはなくなりました。やはり、例年通り、発情期に興奮は収まったようです。
6月中旬には、羽繕い中に、羽がボロボロ落ちるようになったミルクちゃん。
2023年6月20日には、骨折した羽の部位から3本ほど新しい羽が伸びていました。どうやら、ほぼ例年並みの日にミルクちゃんの換羽は始まったのです。
(新しい羽が3本伸びてきたミルクちゃん🦢)
(2023年6月20日撮影のミルクちゃんの写真🦢)
6月中旬になり換羽が始まると同時に興奮したキモチを抑えられるようになったよ!
換羽まで続いた発情期・2024年編
2024年のミルクちゃんの換羽は、6月22日に確認できました。羽がケガしている部位から、数本の新しい羽軸が現れていたを見つけたからです。
ちなみに、この6月22日には、滞在組の仲間たち。2020年11月から一緒にいるノンちゃん。2022年11月下旬から一緒にいる満2歳になったムーアちゃん。この2羽もミルクちゃんと同じ日にたまたま新しい羽軸が現れ、換羽が偶然ですが始まりました。
そして、やはり、今シーズンもですが、3月ごろから6月中旬まで、ミルクちゃんの興奮状態が続いていました。
頭を下げて、クチバシを地面につけながら歩き回る行動。この行動をしている時のミルクちゃんは、完全に威嚇なのです。
Duck4も何度もなく、ミルクちゃんの威嚇行動を見ております。
また、2023年12月に羽をケガしたオオハクチョウのデコイちゃんが、滞在組に仲間入り。その新入りのデコイちゃんに対して、仲間の掟を示すべく、ミルクちゃんは、デコイちゃんを追い回したり、攻撃をしました。ちなみに、写真は、2024年6月13日に撮影したものです。
(デコイちゃんを追い回すミルクちゃん🦢)
そして、換羽が始まってからは、ミルクちゃんは、換羽にエネルギーが取られてしまうようで、大人しくなりました。
おそらく、換羽が終わるであろう7月下旬まで。ミルクちゃんは、少し大人しくなってくれると思いましたが。
2024年シーズンのミルクちゃんには、ある異変が起きたのでした。
(熟睡中のミルクちゃん🦢)
換羽が始まると、やはり体力使うので、今シーズンも大人しくなったよ!
換羽後の異変
例年。換羽が終わると、ミルクちゃんは、活発に動き回ります。しかし、2024年シーズンのミルクちゃんは、仲間と離れて独りいるようになりました。梅雨も明け、暑いので、ただ単に独りでいたいだけなのかと思っていました。しかし、そうではなかったでした。
茂みに隠れて出て来ないミルクちゃん
他の仲間たちはいたのですが、ミルクちゃんだけが見つかりません。どこにいるのか、探し続けると、対岸の茂みの中にミルクちゃんがまるで隠れるようにいました。
そして、しばし見ていると、ミルクちゃんは、その茂みから出てこようとはせず、じっとしていました。
(茂みから出て来なくなったミルクちゃん🦢)
ミルクちゃんどうしたの
2024年8月4日朝。動かないで、このままじっとしているミルクちゃんの姿に、Duck4は大いに不安を覚えました。
もしかしたらと、2012年1月からずっと見守ってきてミルクちゃんに何か起きたのかと、最悪なシナリオを考えてしまいました。
ノンちゃんがミルクちゃんの羽繕い!?
そのミルクちゃんが隠れている茂みに、ノンちゃんが来ました。その後、ミルクちゃんの隠れているところにノンちゃんは、上陸しました。
そして、ノンちゃんは、ミルクちゃんの背中をクチバシで羽繕いをし始めたのでした。こんな仕草をするノンちゃんは初めてのこと。
ただただ、じっとしているミルクちゃん。
5分ぐらいは、ノンちゃんは、ミルクちゃんの背中をクチバシでさすっていたでしょうか。その後、諦めるかのようにしてノンちゃんは、ミルクちゃんから離れて行きました。
それからも、ミルクちゃんは、茂みから出て来ませんでした。心配になり、見てみると、ミルクちゃんは目を開けていました。
(ミルクちゃんの羽をクチバシでさするノンちゃん🦢)
久しぶりに皆のところに戻るも
2024年8月8日朝。チンさん、アドちゃん、メイちゃん、ノンちゃん、ムーアちゃん、デコイちゃんが集まって来ました。
そして、よく、川を泳いで皆のところに戻って来たミルクちゃんがいました。これで、Duck4も、ほっとしました。
ただ、そこに、ノンちゃんが、ミルクちゃんに向かって行くと、ミルクちゃんは、早々に草むらに隠れました。そして、草むらから出ようとはしませんでした。
もしかしたら、ミルクちゃんは、ノンちゃんとケンカになり負けてしまったのではないか。そのため、心理的ショックで、しばらく離れて独りで行動していたのかもしれません。
ノンちゃん、ムーアちゃんがいると、なかなか草むらから出てこないミルクちゃん。
6羽は、中洲に移動してからも、なかなか、ミルクちゃんは、大きな水たまりの草むらから出ようとはしませんでした。
(茂みに隠れてなかなか出てこないミルクちゃん🦢)
たぶん、今日は出てこないのかな。と思ったDuck4もここを離れて歩き出しました。すると、ミルクちゃんは、草むらが出てきました。
ところで、皆のところに戻って来たミルクちゃん。何かが起きて、心理的なトラウマがあるミルクちゃん。しばらく、皆から見えるとちょっと離れたところで、ミルクちゃんは、仲間の様子をうかがうのではないかと、ミルクちゃんの行動を見てDuck4は思ったのでした。
(ミルクちゃん🦢)
その後は、皆と交わることなく独りでミルクちゃんは行動しているんだよ!
皆と別行動
それからというものミルクちゃんは、6羽の仲間と離れて完全に別行動をしています。
心配になってその様子を見に行くと、ミルクちゃんは、Duck4のところにテクテク歩いて近づいて来てくれます。まだ、ミルクちゃんには、信頼されているようです。
ただ、歩く歩幅は、以前よりも短くなったようにも見えるミルクちゃん。
そして、後ろに踏み出すと、ミルクちゃんは、バランスを崩してよろめくことがあります。
ミルクちゃんが、他の仲間と別行動する理由に、ミルクちゃん自身の身体の衰えがあったのではないかと、Duck4は考えております。
これは、推測の域ですが、仲間を追い回している最中にミルクちゃんが、転び足を痛めてしまったのかもしれません。
(歩くミルクちゃん🦢)
ミルクは皆とは、ある理由があって別行動しているよ!🦢
まとめ
日照時間がが長くなるにつれて、ホルモンバランスの変化で発情期になる。そんな内容のことを、何かの本で読んだことがあったDuck4。ただ、2020年5月中旬に斑ちゃんは天国へと旅立ち。今シーズン、ミルクちゃんは滞在組のリーダーになったことで発情に目覚めたのようです。
今までは斑ちゃんがリーダーだったので、ミルクちゃんは、抑圧されていたので今シーズンは爆発したのかもしれません。
ただ、夏至をむかえたこと。また、ハクチョウさんたちにとってエネルギーをかなり消費させる換羽の時季をむかえるので、ミルクちゃんはおとなしくなり、落ち着いて見えるようになったようです。
しかし、2024年シーズンの換羽が終わってからのミルクちゃんは、様子がおかしいです。。身体的な衰えを実感して、ミルクちゃんは、皆とは別行動しているのかもしれません。
2024年シーズンの換羽後!ミルクちゃんはいつも独りで行動しています!足の持病も気になるところですが、ミルクちゃんが再び皆のところに戻れることを願っております!🦢🦆
追記
2021年6月25日に投稿した記事をリライトしたものです。
2022年6月23日にリライトしています。
2023年6月21日にリライトしています。
2024年7月8日にリライトしています。
2024年8月23日にリライトしています。
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