ファッションとして一般化したメッセンジャーバック!特に、自転車で通勤通学する方には、ベストなカバンだと思いますが?この肩掛けタイプのメッセンジャーバックのメリットは、何かというお話しです!
はじめに
メッセンジャーバックは、ストラップ(肩紐)を肩から背中に密着させるカバンのこと。大都市では、メッセンジャーバックに書類を詰めて、自転車に乗っているメッセンジャーが配達しているイメージがあります。
このメッセンジャーバックですが、使い勝手も良いはずなのですが。
しかし、自転車で通勤通学している方の多くは、リュック。メッセンジャーバックは、正直、リュックに押されています。
ところで、「なぜ、もっと流行しても良いはずのメッセンジャーバックが流行しない」と思いますか。
結論を先に言うと、学生さん、社会人の通勤通学時の荷物が増えて重くなっていること。メッセンジャーバックよりも、大きなカバンを求めているのかもしれません。
例えば、学生さんならば、タブレット端末や部活の道具。
社会人ならば、PCなど。持ち運ぶ荷物も増えているからでしょう。
なので、肩掛けタイプのメッセンジャーバックでは、カバンの容量も小さいこと。リュックの方が小型、中型、大型までサイズが豊富。そのため、メッセンジャーバックよりは、リュックに人気があるのかもしれません。
そんなメッセンジャーバックですが、リュックにはない良さもあります。特に、肩掛けタイプのメッセンジャーバックのメリットは、出し入れがしやすいこと。両肩で背負うリュックよりも汗シミが少ないこと。カッコ良さでしょうか。
本日のDuck4ブログでは、リュックにはない肩掛けタイプのメッセンジャーバックのメリット。
Duck4が海外で初めて見た背負いタイプのメッセンジャーバックのお話。
リュックと思っていたら背負いタイプのメッセンジャーバックだったお話。
などから、メッセンジャーバックの可能性についてお話ししたいと思います。
もっと流行しても良いはずの肩掛けタイプのメッセンジャーバック。その拒む要因は、学生さん、社会人の通勤通学時の荷物が増えて重くなっているのではないでしょうか?
メッセンジャーバックの変遷史
意味
メッセンジャバックは、片方の肩にショルダーストらアップを斜めかけをします。
自転車従事者(メッセンジャー)が配達の時に使うカバンのことです。
語源
メッセンジャーバックは、和製英語?と思っていたDuck4。しかし、調べてみると、メッセンジャーバックは、和製英語ではなく、れっきとした英語なのです。
messenger bagと綴ります。
辞書によると、郵便配達人が肩たすき掛けしているカバンのことです。
意外な職業が始まり
メッセンジャーバックの登場は諸説あるようですが、1950年代にニューヨークの電線架線の工事夫がメッセンジャーバックを使ったのが初めてとも言われています。
メッセンジャーのカバンに採用
1970年代に、自転車で書類だと配達するメッセンジャー会社が、自分たちの会社をPRするために、それぞれの会社デザインのメッセンジャーバックをメッセンジャーに持たせました。
1980年代になると、メッセンジャーの職業が広がっていきます。
メッセンジャーにメッセンジャーバックを持たせるようになったのは、1970年代以降ですね!
ファッション化
1990年代から、メッセンジャーたちの職業用のカバンから一般の方のファッションとしてメッセンジャーバックが広がっていきました。
メッセンジャーバックのメーカー
2000年になると、ファッションのみのメッセンジャーバックを作る会社が増えてきました。
例えば、吉田カバン、クローム(米)、グレゴリー、マンハッタンポーテージ、ザ・ノースフェイス、チャムスなど。リュックを販売しているメーカーでもメッセンジャーバックを販売しています。
1990年代以降。メッセンジャーバックは、ファッションのアイテムとして広がっていくようになったよ!
【肩掛けタイプ】メッセンジャーバック
メリット
肩掛けタイプのメッセンジャーバックのメリットをあげるとすると、次なようになります。
バックの開閉口が大きいこと。
カバンから荷物を素早く取り出しやすいこと。
汗シミがつかないこと。
メッセンジャーバックの肩紐を短めに調節することで自転車に乗っていても安定すること。
背負うリュックがダサい嫌いという人。
そのような理由の方ならば、肩掛けタイプのメッセンジャーバックをお薦めします。
肩掛けタイプのメリット
①開閉口が大きいこと
②素早く取り出しできること
③汗シミがつきにくい
④自転車でもOK
⑤リュックよりカッコいい!?
デメリット
一方、肩掛けタイプのメッセンジャーバックのデメリットは、次のようなことになります。
荷物が重いと、肩への負担がかかること。
など、荷物が多くて重いものを運ぶ方には、肩掛けタイプのメッセンジャーバックは、あまりお薦めできません。
肩掛けのデメリット
荷物が多かったり重かったりすると肩に負担がかかること。
【背負いタイプ】メッセンジャーバック
デンマークのメッセンジャー
肩掛けではなく背負いタイプのメッセンジャーバックを両肩に背負い自転車で走っている人をDuck4は、デンマークで見たことがありました。
それは、2000年初め頃。デンマークのコペンハーゲンでした。
その自転車に乗ったメッセンジャーは、背負いタイプのメッセンジャーバックでした。
おそらく、デンマークのコペンハーゲンのメッセンジャーさんたちは、メッセンジャーバックを背負って、配達先に書類を配達していたに違いありません。
1988年頃活躍!?
また、コペンハーゲンの市立博物館のポスター展示には、メッセンジャーバックを背負って自転車に乗って走っていたメッセンジャーが1988年頃に活躍していた写真がありました。
(コペンハーゲン博物館の展示品)
2000年初頭に、デンマーク・コペンハーゲンで、メッセンジャバックを背負って自転車で走っているメッセンジャーを見ました!🦆
リュックでないメッセンジャーバック
ハクチョウさんのフィールド調査に背負っているリュックが14年目を迎え、そろそろ新しいリュックを探しにワークマンを訪れた時のことです。
リュックコーナーには、2500円で売られているリュックが。
そのあとワークマンのHPでリュックと検索してもヒットせず。それには、理由があったのでした。
Duck4がお店で見た2500円のリュックは、リュックでなくメッセンジャーバックだったのでした。
その商品は、背負うタイプのメッセンジャーバックだったのでした。
ワークマンでは背負いタイプのメッセンジャーバックを販売していたのでした。
リュックだったと思っていたのが、背負いタイプのメッセンジャーバックがワークマンで売られていたんだよ!🎒
肩掛けメッセンジャーバックの勧め
①夏の汗対策にベスト
肩掛けメッセンジャーバックは、夏に発揮されると思います。
それは、夏にリュックを背負っていると、汗で背中がビショビショに濡れてしまいます。
しかし、肩掛けのメッセンジャーバックならば、リュックよりは、汗で濡れること少ないはずです。
②出し入れがしやすい
また、頻繁にバックから物を出し入りされる方は、断然、肩掛けタイプのメッセンジャーバックが良いと思います。
リュックだと、荷物を出すのには、必ず背負っていたリュックを下ろしてから、物を取り出さなければならないので、時間がかかってしまうからです。
取り出す時間に時間をかけたくない方は、肩掛けタイプのメッセンジャーをお薦めします。
こんな人にはお薦め!
①夏の汗対策の方
②出し入れをスムーズにしたい方
まとめ
ちなみに、Duck4のハクチョウさんのフィールド調査を行っている河川敷の道でも、自転車で通勤通学で使っているカバンの多くは、リュックサックです。
もしかしたら、背負いタイプのメッセンジャーバックの方もいるかもしれませんが、Duck4には、背負いタイプのメッセンジャーバックかは、わかりませんでした。
ところで、「なぜ、もっと流行しても良いはずのメッセンジャーバックが流行しない」のか。
その理由は、学生さん、社会人も通勤通学時の荷物が増えて重くなっていることにあります。
例えば、学生さんの場合。部活がある子の場合は、勉強道具の他に部活の道具をカバンに入れなければなりません。そうなると、10キロ以上の荷物になると、肩掛けタイプのショルダーバックだと、入りません。
また、社会人の場合は、PCなどを持ち運ぶ場合には、リュックの方がたくさん入って便利なのかもしれません。
肩掛けタイプのメッセンジャ―バックは、リュックにはないメリットがあります。
それは肩掛けのメッセンジャーバックならば、汗が腰や背中にびっしょりつくことは抑えられるからです。
あの真夏にリュックを背負った後に、下ろした時に、びっしょり濡れた背中の不快感はたまらないものがあります。
もう一つ、肩掛けタイプのメッセンジャーバックのメリットをあげると、それは、リュックに比べて、物の出し入りがしやすいことです。
雨蓋を開け、開閉口を開けば荷物を取り出せます。リュックだと、両肩からリュックを下ろして、前に持ってきて、雨蓋やジッパーを開き、荷物を取り出します。リュックの方が開閉口も狭いので取り出しにもどうしても時間がかかってしまいます。
そんなメリットもある肩掛けタイプのメッセンジャーバックですが、特に、夏や頻繁にバックから荷物を取り出したり、ひっこめたりする人には、ある一定層の方からはこれからも支持されるとDuck4は思います。
また、荷物が多い人には、背負いタイプのメッセンジャーバックもありかと思います。
荷物が多い人でメッセンジャーバックを探している方は、背負いタイプのメッセンジャーバックを探してみてはいかがですか?🎒
参考サイト
messengerbag.jpさんのサイト「メッセンジャーバックの歴史」より
メッセンジャーバッグ.jp | messengerbag.jp history | メッセンジャーバッグの歴史
Willipedia メッセンジャーバックより
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