リュックサックの肩紐(ショルダーストラップ)に装着されている調節紐で、リュックを心地よく背負えるようになるお話です!🎒
はじめに
リュックサックは両肩で背負うカバン。そのリュックには、両肩で背負えるように肩紐(ショルダーストラップ)があります。その肩紐があるおかげで、両手が自由になります。
そして、この肩紐(ショルダーストラップ)には、リュックを高い位置で背負う。低い位置で背負う。といった調節機能も有しています。
調節紐で自分の好みの長さに調節。高い位置でリュックを背負いたければ、調節紐を短めに調節。反対に、低い位置でリュックを背負いたければ、肩紐を長めに調節すれば良いのです。
ところで、この肩紐(ショルダーストラップ)の調節紐は、2種類あります。2種類とはどんなタイプの調節紐があると思いますか。
結論を先に言うと、①ロープを金具の中に通して調節するロープ・タイプ。②ベルトの穴に金具を入れて調節するベルト・タイプになります。
この①調節ロープ・タイプ。②調節ベルト・タイプには、それぞれの特徴からメリットとデメリットがそれぞれにはあるのです。
本日のDuck4ブログでは、今、愛用してきたリュックの肩紐(ショルダーストラップ)を参考に、ロープ・タイプとベルト・タイプの使い勝手についてお話します。
リュックの肩紐(ショルダーストラップ)の調節紐には、①調節ロープ・タイプ ②調節ベルト・タイプの2つがあります!🎒
肩紐にある調節紐
リュックの肩紐(ショルダーストラップ)には、調節紐が装備されています。
この調節紐があるおかげで、リュックの背負う位置を決めることができます。
例えば、厚着をする冬には、ショルダーストラップを長めに調節。
その反対に、薄着になる夏には、ショルダーストラップを短めに調節することで、肩、背中、腰に負担をかけず、リュックを心地よく背負うことができるでしょう。
①調節ロープ・タイプとは
まず一つ目の肩紐(ショルダーストラップ)に装備されている調節ロープ・タイプのお話をします。
この調節ロープ・タイプの構造を簡単に言うと、金具に調節用のロープを通して、リュックの肩紐の長さを調節できる仕組みになっています。なので、調節ロープの先端部分が二重になっていて、引っ張り過ぎて調節ロープが、抜け落ちないようになっています。
(調節ロープ・タイプの肩紐🎒)
メリット
この調節ロープ・タイプの肩紐の最大のメリットは、自分の好みの長さに微調整が可能な点です。極端な話、1ミリ単位でもできる点にあります。
調節紐が調節ロープ・タイプのメリットは、自分の好みに微調整ができることだよ!🎒
デメリット
しかし、調節ロープタイプの肩紐のデメリットとは、使っていると肩紐に装備されている調節ロープが何かの瞬間にズレ落ちてしまうことです。
中には、左右同じ長さに調節していたはずなのに。左側だけ肩紐が長くなってしまい、背負っていて、左肩の肩紐だけがズレ落ちてしまうこともあり得るでしょう。
調節紐が調節ロープ・タイプのデメリットは、調節ロープが何かの瞬間にズレ落ちてしまうことなんだよね!🎒
調節ロープ・タイプのデメリットの解決方法
何回も調節ロープがずれ落ちてしまう場合は、また調節し直さなければなりません。
その時には、調節金具とリュック本体までの調節紐の長さを、手を握ってこぶしで測定しておくことをお薦めします。
もし、あなたが愛用しているリュックの調節ロープの長さが、こぶし5つ分。そして、心地よく背負える肩紐の長さが、仮に、こぶし3つ分だったします。
そして、こぶし3つ分よりも、ずれ落ちていれば、自分のこぶしで測定して、またこぶし3つ分に調節し直せばよいだけの話です。
調節ロープ・タイプの解決策は、調節金具とリュック本体までの調節紐の長さを、手を握ってこぶしで測定!調節ロープがズレた落ちた時に、自分が背負い心地が良いこぶし長さに再調節することですね!🎒
ベルト・タイプとは
次に、肩紐(ショルダーストラップ)に装備されている調節ベルト・タイプのお話をします。
この調節ベルト・タイプの構造を一言で言うと、それは、ズボンを履く時に、ベルトのような仕組み。そのベルトがリュックの肩紐についていると考えるとわかりやすい思います。
ベルトタイプなので、ベルトの数カ所には穴があり、そこに金具を入れて固定することになります。
(調節ベルト・タイプの肩紐🎒)
メリット
ベルトタイプのメリットと言えば、ベルトの穴にこの金具を入れると、ベルトが壊れない限り半永久的にその位置で固定され続けます。なので、ベルトがずれ落ちて肩紐の長さが変わる心配が全くないことです。
調節ベルト・タイプのメリットは、半永久的にその位置で固定されるのでベルトがずれ落ちることがないことですね!🎒
デメリット
ベルトタイプのデメリットと言えば、ベルトの穴の位置が数カ所のみ。そのため、ベルトの穴の位置が、肩紐の長さとして最適だった良いのですが。しかし、そのいずれの穴も、好みの長さでなければ、自分の最適な長さに調節が不可能になります。
また、半永久的に固定され続けるので、ちょっとした微調整にも不向きです。
調節ベルト・タイプのデメリットは、いずれの穴も、自分の好みの長さでない時には、最適な長さに調整できなことだよね!🎒
ベルト・タイプのデメリットの解決方法
自分の好みのところにベルトの穴がなければ、自分で新しく穴を開ける。そして、自分の好みの肩紐(ショルダーストラップ)の長さに調節することもできなくはないです。
調節ベルト・タイプの解決方法は、自分でベルトに新しい穴を開けることで、最適な肩紐の長さで背負うことができるようになることだよ!🎒
肩紐が調節ロープ・タイプ(BCヒューズボックス)のお話
この1年ほど。ザ・ノースフェイスのBCヒューズボックスを愛用しているDuck4。このBCヒューズボックの肩紐(ショルダーストラップ)の調節紐は、①の調節ロープ・タイプになっています。
ところで、Duck4は腰痛持ちなので、リュック本体が肩、背中、腰の3点でバランス良く背負うように心がけています。そのため、リュック本体が高い位置にくるように、調節紐を短めに調節しています。
ちなみに、BCヒューズボックスの肩紐にある調節金具からリュック本体までの調節紐の長さは、こぶし5つ分でした。
例えば、冬は厚着になるので、調節紐を若干長めに調節。調節紐の長さをこぶし3分にしています。
また、夏は薄着になるので、調節紐を若干短く調節。調節紐の長さをこぶし2分にしています。
そうすることで、冬は、肩紐によって肩が圧迫されないようになります。
一方、夏には、肩紐が長すぎて、腰の位置までリュック本体がずれ落ちないようにしています。
そして、夏と冬で、リュックの肩紐(ショルダーストラップ)の長さを微調整。これも、調節ロープタイプなので、極端な話。ミリ単位で肩紐の長さを調節できるので、Duck4にとって心地よいリュックの位置で背負うことができるメリットがあるのですが。
しかし、この微調節ができる反面。ときどき、肩紐の長さがズレてしまうことがあります。調節したときには、短かったはずのに。肩紐の長さが、調節した時より長くなり伸び切ってしまってしまうことがあります。
そんな時のリュック本体の位置は、下がります。極端な話になると、腰の位置まで下がった位置で背負ってしまい、腰への負担がかかってしまいます。
なので、こぶしを使った肩紐の長さの微調整は、手間もかからず、とても有効的な手段です。
まとめ
これは、Duck4が知る限り、リュックにある肩紐(ショルダーストラップ)にある調節紐には、①調節ロープ・タイプ。②調節ベルト・タイプの2つがあります。
調節ロープタイプのメリットとは、自分の好みの長さに微調整が可能な点です。なので、ミリ単位で微調整ができます。
調節ロープタイプのデメリットとは、背負い続けていると、肩紐に装備されている調節ロープが何かの瞬間にズレ落ちてしまうことです。
ベルトタイプのメリットとは、一度、ベルトの穴に固定すれば、半永久的に肩紐がずれ落ちることがないことです。
しかし、ベルトタイプのデメリットとは、ベルトの穴の位置が数カ所のみ。好みの長さでなれば、自分の最適な長さに調節が不可能のことです。
ただ、それぞれのデメリットを解決方法もあります。
例えば、調節ロープ・タイプだったら、自分のお好みの長さをこぶしで測定。ずれ落ちても、またお好みのこぶしの長さに、調節ロープに直せばよいだけの話です。
一方、ベルト・タイプだったら、好みの場所に穴がなければ、自分の好みの長さになる位置に、新しい穴を開けることになります。
そうやって、自分の好みにあったリュックの高さ。背負い心地が快適になるように、リュックのショルダーストラップに装着されている調節紐で調節してみてはいかがでしょうか。
肩紐(ショルダーストラップ)の調節紐は、リュックを心地よく背負うために重要なパーツの一つなんですよね!🎒
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