2024年12月!Duck4の定点ポイントで行ったハクチョウさんの飛来数!幼鳥率!オオハクチョウさんとコハクチョウさんの割合!個体識別調査のフィールド調査結果のお話しです!🦢
はじめに
2024年シーズンの飛来組ハクチョウの初飛来は、10月11日。そして、11月になりDuck4の定点ポイントにも飛来組ハクチョウさんが100羽を超えた日もありました。
毎朝6時30分~7時30分。カメラと記録用紙を入れたバックパックを背負ってDuck4は、毎朝定点ポイントでハクチョウさんの飛来数のフィールド調査を行っています。
そのフィールド調査の内容は、①ハクチョウさんの飛来数。②飛来組ハクチョウさんの個体識別調査。③オオハクチョウさんとコハクチョウさんの割合。この3つです。
ところで、2024年12月のハクチョウさんの飛来数でわかったことは何だと思いますか。
結論を一言で言うと、11月上旬にハクチョウさんの飛来数が100羽超えをしたものの、11月中旬になってからは50羽~70羽ほどで推移。その後、2024年12月12日に再び100羽超え。初めて200羽超えしたのが、12月27日でした。
そして、昨シーズン(2023年)の比べて、今シーズン(2024年)は、日によって変動するものの40羽から50羽ほど飛来組ハクチョウさんが少なくなっています。
さて、本日のDuck4ブログでは、ハクチョウさんの飛来数。また個体識別調査で確認できた秋の渡りで戻って来た満5歳になったスミスさん一家の子どものあいちゃん、片方の水かきがないキリちゃんが今シーズンも戻って来たお話しをします。
飛来数は少ない2024年12月
青い折れ線グラフが、2024年12月のハクチョウさんの飛来数になります。
12月12日に、再び100羽を超えました。それからは右肩上がりでハクチョウさんの飛来数が伸びています。
そして、2024年12月27日に、ハクチョウさんの飛来数が200羽を超えました。
一方、赤い折れ線グラフは、2023年12月のハクチョウさんの飛来数になります。
2023年12月23日に、ハクチョウさんの飛来数が200羽を超えていました。
2024年12月シーズンと昨シーズンの2023年12月を比較すると、日によって変動がありますが、2024年12月シーズンは、40羽~50羽ほど飛来のハクチョウさんが少なっていました。
2024年12月は、2023年12月よりも40~50羽はほどハクチョウさんの越冬数が少なかったよ!🦢
10%台の2024年12月の幼鳥率
青い折れ線グラフは、2024年12月の幼鳥率に推移になります。
2日だけ幼鳥率が10%以下の日もありましたが、それ以外の日は、ほぼ幼鳥率が10%を超えていました。
おそらく、幼鳥5羽を連れたブライスさん一家。幼鳥3羽を連れたオオハクチョウのライトちゃん一家が、今シーズンも子ども連れて戻って来て、Duck4の定点ポイントで越冬しているので、幼鳥率が10%を超えているようです。
赤い折れ線グラフは、2023年12月の幼鳥率の推移になります。
2023年12月シーズンは、12月中旬以降。ほぼ、今シーズン2024年12月よりも幼鳥率が高くなっていました。
2024年12月の幼鳥率は10%台をキープしていましたね!🦢
オオハク8割コハク2割
2024年12月のオオハクチョウさんとコハクチョウさんの割合は、オオハクチョウさん8割(80.8%)。コハクチョウさん2割(19.2%)になりました。
2024年12月1日~30日。Duck4の定点ポイントでのハクチョウさんの越冬総数は、4092羽。うちオオハクチョウさんの総数は、3309羽。コハクチョウさんの総数は、783羽でした。
ちなみに、2023年12月シーズンも、オオハクチョウさんが8割。コハクチョウさんが2割の割合になっていました。
2024年12月は、2023年12月同様、オオハクチョウさん8割!コハクチョウさん2割でしたね!🦢
戻って来た飛来のハクチョウさん
スミスさん一家満5歳あいちゃん
白鳥さんをこよなく愛する地元の方が、「スミスさん一家の子どものあいちゃんが来ましたよ!」と教えてくださいました。
今朝(2024年12月13日)ですが、大きな中洲付近にスミスさん一家の成鳥した子どもの満5歳のあいちゃんらしきオオハクチョウさんが1羽で泳いでいました。
体がお父さんのポールさん並みに大きく堂々とした体格。
またクチバシの生え際付近に黒い斑点があることからあいちゃんではないかとDuck4は思いました。
お母さんのマーガレットさんもすでに戻ってきているのですが、今朝は、一緒にいませんでした。
そのあいちゃんですが、片目を閉じていたのが気になりました。
Duck4は、あいちゃんは来るかなと待っていました。しかし、覚えていてくれなかったのかあいちゃんは、離れて行ってしまいました。
これが、あいちゃんのお父さんのポールさんだったら、目の前を占領して「シャー!」と犬が唸るような声をあげてから「ク!」と甘えた声でおねだりします。
おそらく、そんなお父さんのポールさんと違って子どものあいちゃんは、大人しい性格で、お母さんのマーガレットさんに性格が似たのかもしれません。
(スミスさん一家の満5歳あいちゃん🦢)
(2024年12月13日Duck4HPより)
片方の水かきがないキリちゃん
ところで、12月16日のフィールド調査が終了後。大きな中洲付近まで戻ると、
「あそこに、片方の水かきがないキリちゃんがいるよ!」といつもおコメを給餌をしてくださっている地元の方が教えてくださいました。
急ぎ、川まで下りていくと、キリちゃんが、Duck4のそばに泳いで来ました。
そして、「コォ!」とこもった声でキリちゃんは鳴きました。
「戻って来たよ!」とのキリちゃんのご挨拶だったのかもしれません。
細かく切ったレンコンをあげるとキリちゃんは食べてくれました。
もともと体はふっくらしているキリちゃん。12月中旬までどこで道草をしていたのでしょうか。
来ないことに、Duck4は、心配していました。しかし、健康そうなキリちゃんを見て安心しました。
そして、「キリちゃん、昨日の夕方(12月16日)に戻って来ていましたよ!」と白鳥さんをこよなく愛する方からメールをいただきました。
ということは、12月16日には、キリちゃんは戻っていたのかもしれません。
(右の水かきがないキリちゃん🦢)
(2024年12月17日Duck4HPより)
越冬中の仲間たち
3羽の幼鳥を連れたオオハクチョウのライトちゃん一家。5羽の幼鳥と1羽の成鳥したオオハクチョウ一家のブライスさん一家。スミスさん一家の未亡人のマーガレットさん。首が曲がっている満2歳のカーブちゃん。オオハクチョウのカスバートさん夫妻。オオハクチョウのモリスさん
それから、1羽の幼鳥を連れたこうちゃん&ポックルさん一家。ヤンくんとヤンくんの子どもマーボちゃん。キーガンちゃん(12月9日)。カズちゃん(12月9日)など。白鳥さんをこよなく愛する地元の方がフォローしていたオオハクチョウさんも戻って越冬中です。
(カズちゃん2024年12月24日撮影🦢)
(キーガンちゃん2024年12月31日撮影)
まとめ
2024年12月は、2023年12月よりもハクチョウの飛来数が、日によって変動があったものの40羽~50羽ほど少なくなっていました。
2024年12月の幼鳥率は、5羽の幼鳥を連れたブライスさん一家。3羽の幼鳥を連れたライトちゃん一家が越冬しているおかげで、10%台維持しました。
オオハクチョウさんとコハクチョウさんの割合は、オオハク8割。コハク2割と、2024年12月も2023年12月とほぼ同じ割合になっていました。
そして、個体識別ができいるオオハクチョウさんで、12月になってから合流したのがスミスさん一家の成鳥した満5歳になったあいちゃん。片方の水かきがないキリちゃんも戻って来てくれました。
スミスさん一家の未亡人マーガレットさんと満5歳のあいちゃん。3羽の幼鳥を連れたライトちゃん。首が曲がっている満2歳のカーブちゃん。モリスさん。5羽の幼鳥と1羽成鳥した子どもを連れたブライスさん一家。カスバートさん夫妻。キーガンちゃん。ヤンくん。ヤンくんの子どもマーボちゃん。カズちゃんも越冬を続けています。
まとめ①2024年12月のハクチョウさんの飛来数は、2023年12月より40羽~50羽ほど少なくなっていました!🦢
まとめ②2024年12月の幼鳥率は、ほぼ10%で推移していました!🦢
まとめ③2024年12月!オオハクチョウさん8割!コハクチョウさん2割!になりました!🦢
我が子の満5歳あいちゃんもDuck4の定点ポイントで越冬してくれているようだな!🦢
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