
2025年1月!Duck4の定点ポイントのハクチョウさん飛来数!幼鳥率!2羽の迷子の幼鳥オオハクチョウさん!足をケガしているあいちゃんのお話しをします!🦢
はじめに
2024年シーズンの飛来組ハクチョウの初飛来は、10月11日。そして、11月になりDuck4の定点ポイントにも飛来組ハクチョウさんが100羽を超えた日もありました。
毎朝6時30分~7時30分。カメラと記録用紙を入れたバックパックを背負ってDuck4は、毎朝定点ポイントでハクチョウさんの飛来数のフィールド調査を行っています。
そのフィールド調査の内容は、①ハクチョウさんの飛来数。②飛来組ハクチョウさんの個体識別調査。③オオハクチョウさんとコハクチョウさんの割合。この3つです。
ところで、2025年1月のハクチョウさんの飛来数でわかったことは何だと思いますか。
結論を先に言うと、2024年12月下旬から2025年1月中旬までは、ハクチョウさんの飛来数が200羽を超えていました。しかし、1月下旬以降。飛来のハクチョウさんが200羽を切るようになりました。
そして、昨シーズン(2023年)の比べて、今シーズン(2024年)は、飛来のハクチョウさんが少く推移しています。
さて、本日のDuck4ブログでは、ハクチョウさんの飛来数。また個体識別調査で確認できているハクチョウさんのお話。例えば、迷子の幼鳥2羽。タッチちゃんとポンちゃんのお話。片足をケガしているスミスさん一家の満5歳あいちゃんのお話。その他、Duck4の定点ポイントに越冬中のハクチョウさんのお話しをします。
1月下旬には200羽を切った越冬数
青い折れ線グラフは、2025年1月。Duck4の定点ポイントのハクチョウさんの飛来数になります。2024年12月27日からハクチョウさんは、200羽を超えるようになりました。2025年1月に入っても、ハクチョウさんの飛来数は、200羽台で推移していました。
しかし、2025年1月23日から、ハクチョウさんの飛来数は200羽台を切るようになりました。
1月中旬まで、寒い日が続いたのですが、下旬になり、暖かい日も続いたことも、Duck4の定点ポイントでのハクチョウさんの飛来数が、2024年1月よりも早く200羽を切った原因の一つだったのかもしれません。
一方、赤い折れ線グラフは、2024年1月。Duck4の定点ポイントのハクチョウさんの飛来数になります。2024年1月は、数日だけ200羽台を切りました。しかし、その他の日では、200羽台で推移。2日間だけ、300羽台を記録した日もありました。


2025年1月下旬には、ハクチョウさんの飛来数が200羽を切ってしまいました!🦢
幼鳥率10%以下(31日中15日)
青い折れ線グラフは、2025年1月。Duck4の定点ポイントの幼鳥率になります。2025年1月では、幼鳥率が10%台を切ったのは、31日中15日ありました。
一方、赤い折れ線グラフは、2024年1月。Duck4の定点ポイントの幼鳥率になります。2024年1月では、幼鳥率が10%台を切ったのが31日中17日でした。
2024年1月の方が、幼鳥率が10%台を切った日が2日多くなりました。
しかし、2025年1月では、下旬になってから、1日を除いてほぼ毎日。幼鳥率が10%を切るようになりました。
その考えられる理由として、個体識別ができているオオハクチョウさんの中で、大家族の5羽の幼鳥を取れたのはブライスさん一家のみとなったこと。3羽の幼鳥を連れていたライトちゃん一家が、2羽の幼鳥に減少。1羽の幼鳥を連れたこうちゃん&ポックルさん一家。カーブちゃんと一緒に行動している迷子の幼鳥タッチちゃん。羽をケガした迷子の幼鳥ポンちゃんのみだからかもしれません。


2025年1月下旬にはハクチョウさんの幼鳥率が10%を切っています!🦢

ブライスさん一家が幼鳥5羽!ライトちゃん一家が幼鳥2羽!こうちゃん&ポックルちゃん一家が幼鳥1羽!迷子の幼鳥タッチちゃん!羽をケガしている迷子の幼鳥ポンちゃんが、ずっと越冬してくれていますね!🦢
オオハクチョウさんとコハクチョウさんの割合
2025年1月。Duck4の定点ポイントでのハクチョウさんの飛来総数は7296羽でした。オオハクチョウさんの総数は、4836羽。コハクチョウさんの総数は、2460羽でした。
2025年1月のオオハクチョウさんとコハクチョウさんの割合ですが、オオハクチョウさんが、66.3%。コハクチョウさんが、33.7%でした。
一方、2024年1月1日~31日までのDuck4の定点ポイントに越冬していたハクチョウさんの総数は、8153羽いました。うちオオハクチョウさんの総数が5800羽。コハクチョウさんの総数が、2353羽でした。
2024年1月は、71.1%がオオハクチョウさん。28.8%がコハクチョウさんになりました。
2025年1月は、ハクチョウさんの総数で1000羽少なく、コハクチョウさんは5%ほど多くなっています。


2025年1月は、2024年1月よりもコハクチョウさんの割合が微増していました!🦢
気になるハクチョウさんのお話
満2歳カーブちゃんから学ぶ迷子の幼鳥タッチちゃん
上流の小さな水溜まりに行くと、満2歳カーブちゃんと幼鳥の迷子ちゃんのタッチちゃんが一緒に泳いでいました。数え終わった後に、小さな水溜まりに下りていくと、カーブちゃんの後ろを追いかけて泳いでいるタッチちゃんの姿がありました。
追いかけて来ても迷子のタッチちゃんを嫌がることもしないカーブちゃん。カーブちゃんは、迷子のタッチちゃんに優しく接しています。カーブちゃんと健気に後ろを追いかけている迷子のタッチちゃんを見ていると、Duck4はとてもほのぼのとさせられます。
もう随分前になりますが、Duck4の定点ポイントに、たまたま立ち寄った成鳥さっちゃんと迷子の幼鳥ハッチちゃんのことを思い出しました。成鳥のさっちゃんは、迷子の幼鳥ハッチちゃんの面倒を見ていたからです。
そして、幼鳥の迷子のタッチちゃんですが、満2歳カーブちゃん。カーブちゃんも迷子ちゃんだったのですが、そのカーブちゃんから、迷子でも生きていける術を学んでいるようです。
(2025年1月22日Duck4HPより)

(迷子の幼鳥タッチちゃん🦢)

(前がカーブちゃん&後ろが迷子の幼鳥タッチちゃん🦢)

迷子の幼鳥タッチちゃんは、幼鳥の時に迷子だった満2歳カーブちゃんと一緒に行動しています!いろいろなことを満2歳カーブちゃんから迷子の幼鳥タッチちゃんが学べるといいですよね!🦢
羽をケガしている迷子の幼鳥ポンちゃん
そして、1羽の迷子のオオハクチョウさんがそばに来て歩き回っていました。
「この迷子のオオハクさんは、羽をケガしている幼鳥ですよ!」と白鳥さんをこよなく愛する地元の方が教えてくれました。
この羽をケガしていると思しき幼鳥オオハクさんは、同じ迷子のタッチちゃんと比べて、羽をケガしていると思しき幼鳥オオハクさんは、体が小さいようです。
食べ物が少ないから、この羽をケガしていると思しき幼鳥オオハクさんは、成長できていないのかもしれません。食べに来てくれれば良いのですが。ケガしていると思しき幼鳥オオハクさんが心配になります。
(2025年1月25日Duck4HPより)
対岸では、幼鳥の羽をケガしているかもしれないオオハクさんが何か、餌を探しているようでした。そして、この羽をケガしているかもしれないオオハクさんにも名前をつけることにしました。
この羽をケガした迷子の幼鳥オオハクチョウさんをポンちゃんと名付けることにしました。
ポンとは、アイヌ語で小さいという意味。体が小さな羽をケガした迷子の幼鳥ポンちゃんですが、何とかいっぱい食べて大きく成長して欲しいという願いも込めています。
余談になりますが、白鳥は「レタッチリ」と言うそうです。
I(2025年1月28日Duck4HP一部参照より)

(2025年1月25日撮影 羽をケガしている迷子の幼鳥ポンちゃん🦢)

羽をケガしている迷子の幼鳥ポンちゃん!他の幼鳥オオハクチョウさんよるも体が小さいので、ちゃんと栄養を取っているのか心配です!🦢
足をけがしているスミスさん一家満5歳あいちゃん
昨日の夕方(1月4日)のこと。
スミスさん一家のあいちゃんは大きな水溜まりにいました。「あいちゃん!足を引きずって歩くんですよ!」と白鳥さんをこよなく愛する地元の方がおしゃっていました。
あいちゃんの足を撮影してみると右足がケガしているのがわかりました。一番、心配だった剥離骨折はしていないので、もしかしたら捻挫をしているのかもしれません。
歩くときには、あいちゃんは右足を引きずって歩いているようなので、あいちゃんの右足が快復するのはもう少し時間がかかるのではないかと思われます。
そして、スワンレストランがオープンするとあいちゃんもおコメを食べていました。食欲もあるので、あいちゃんは、大丈夫だと思います。
あいちゃんの近くには、お母さんのマーガレットさんも食べに来ていました。子どものあいちゃんの様子を気にしているのかどうかはわかりませんが、マーガレットさんも、そばに来ていました。

(2025年1月5日撮影 満5歳あいちゃん🦢)

(2025年1月18日撮影 あいちゃんの足のケガ🦢)
(2025年1月5日Duck4HPより)

満5歳になったあいちゃんが右足をケガして傷痕があるのが心配なんだよな!🦢
まとめ
2025年1月のDuck4の定点ポイントに飛来しているハクチョウさんの特徴は3つありました。
1つ目は、2025年1月下旬には、すでにハクチョウさんの飛来数が200羽台を切ってしまったこと。下旬になり、暖かい日も多くなったので、一部は、北帰行を始めてDuck4の定点ポイントから去ったようです。
2つ目は、2025年1月下旬には、幼鳥率が10%を切ってしまっていることです。2024年1月の方が、幼鳥率10%を切った日が31日中17日と、2025年1月よりも2日少なりました。しかし、2025年1月は、5羽の幼鳥を連れたブライスさん一家。3羽いたはずのライトちゃん一家も2羽に幼鳥が減ってしまったこともあり、幼鳥率が10%を切ってしまったようです。
3つ目は、オオハクチョウさんとコハクチョウさんの割合です。2025年1月はオオハクチョウさんは66.3%。コハクチョウさんは34.3%。2024年1月のオオハクチョウさんは71.1%。コハクチョウさんは28.8%。2025年1月はコハクチョウさんの割合が増えています。ただ2025年1月の飛来総数は7296羽と、2024年1月よりも1000羽ほど減っています。
そして、個々のハクチョウさんの事例では、2025年1月には、2羽の迷子のハクチョウさんがDuck4の定点ポイントにはいます。そのうち1羽。迷子の幼鳥タッチちゃんですが、満2歳カーブちゃんと一緒に行動しています。この満2歳カーブちゃんも、幼鳥の時は迷子ちゃんでした。なので、満2歳カーブちゃんと迷子の幼鳥タッチちゃんの境遇は似ているので、ナカヨクしているのかもしれません。
もう1羽の迷子の幼鳥ポンちゃんですが、羽をケガしているようです。また、体もオオハクチョウの幼鳥に比べて体も小さいの気になるところです。十分な栄養が取れていないのではないかと心配でしているところです。
あと、スミスさん一家満5歳あいちゃんは、右足をケガしていて、歩くときには引きずっています。右足には、切傷もあるので、心配して見ております。

羽をケガしてしまった迷子の幼鳥ポンちゃん!🦢右足を引きずって歩いているスミスさん一家あいちゃんを中心に、2月もレポしていきたいと思います!🦆
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