なぜMIKASAバックが宮城県の中高生だけに流行っていったのでしょうか？
はじめに
皆さんがお住まいの地域だけで流行っている物ってありますか。
ちなみに、Duck4の住んでいる地域限定で流行っている物があります。それが広島県に本社があるスポーツメーカーの株式会社ミカサさんで製造販売されているミカサ（MIKASA）バックです。
2008年に全国放送のテレビで、宮城県の中高生に流行っているレジャーバックとしてミカサ（MIKASA）バックは紹介。その後も、ミカサ（MIKASA）バックは、主に中学生の通学用のサブバックとして定番化されています。
ところで、このミカサ（MIKASA）バックですが、なぜ宮城県だけで流行。中学生の通学用のサブバックとして定番化されていると思いますか。
結論を先に言うと、製造販売元の株式会社ミカサさんの話によると、なぜ宮城県だけで流行しているのかわからないとのことでした。
また、中学生の通学用のサブバックとして定番化された理由。それは、県内で70％ほどの公立中学校では、学校指定の背負いカバンがあります。しかし、背負いカバンに入りきれない。なので、ジャージや部活動の道具をミカサ（MIKASA）バックに入れるからだと。Duck4は考えております。
さて、本日のDuck4ブログでは、ミカサ（MIKASA）バックが、どのように使われているのか。地域の情報発信しているサイト「だてらぽ」さんの街中でインタビュー記事。「せんだいつーしん」さんの記事。X（旧Twitter）の投稿より、ミカサ（MIKASA）バックが流行から中学生の通学用補助バックとして定番化された理由についてＤＤuck4なりに考えてみたいと思います。
ミカサ（MIKASA）バック
広島県の会社が販売
広島県に本社がある株式会社ミカサさん。ミカサさんのHPを見ていると、バレーボール、バスケットボール、ドッチボール、サッカーボール、体育用品などスポーツ用品を販売している会社です。
そして、本日のDuck4ブログで紹介するトートバックのようなナイロン製。正式にはレジャーバックだそうですが、そのミカサ（MIKASA）バックもミカサさんのHPにはありました。
このミカサ（MIKASA）バックは、ブルー、ダークグリーン、ライトグリーン、ネイビーブルー、オレンジ、レッド、イエロー、ムラサキ、ブラック、ホワイトなどと色が豊富です。
なぜ宮城県だけで流行っているの
「だてらぼ」さんのサイトでは、「なぜ、宮城県だけでミカサ（MIKASA）バックが流行っているのか」をミカサさんの担当者に、インタビューしている記事がありましたので紹介します。
「あくまでも推測ですが……。いまから20年くらい前に、高校生のスポーツ大会などで販促物としてミカサバッグを無料で配るようになって。それをきっかけにして広まり、ブームにつながったんじゃないかと考えています。」（ミカサさんの答え）
「宮城県以外でも配布をしたのでが、なぜか宮城県だけで流行っているようです。」（ミカサさんの答え）
上記のように、ミカサさんの担当者は「だてらぼ」さんのインタビューに答えていました。
2008年全国番組でMIKASAバックが紹介
2008年には『秘密のケンミンSHOW』というテレビ番組で、宮城県のみで流行っているミカサ（MIKASA）バックが紹介。その放映からだいぶ経過しても、このミカサ（MIKASA）バックは、宮城県の中高生の人気は衰えていません。
4割以上がMIKASAバックを持っていた
ところで、ずんだ@仙台つうーしんさん（2021年10月14日）の「MIKASAバックを持っていますか（持っていましたか）」のXへのアンケートによると。
投票数1235票中。持っている（持っていた）が43.6％でかなりの人たちがMIKASAバックを持っていたと思われるアンケート結果になっていると。Duck4は考えております。
中高生に人気な理由
「だてらぼ」さんでは2019年6月19日に【街頭インタビュー】ミカサバッグってどうして宮城県だけで流行ってるの？をサイトに投稿。
そのサイト記事では、過去にMIKASAバックを使っていた人に街頭インタビュー。そして、ミカサ（MIKASA）バックを中高生の時に使っていたエピソード話が紹介されていました。
「中学生の時にMIKASAバックをジャージ入れに使っていた！」
「中学を卒業してからは使っていない！」
「兄弟二人ともにMIKASAバックを使っていた！」
「2枚重ねて使うとオシャレに見える！」
「リュックみたいに両肩で背負ってMIKASAバックを使っていた！」
「でも、MIKASAバックはおしゃれではない！」
「中学生のときに皆使っていたけど、デザインはいまいちだったね！」
「コンパクトに収納できるのも良かっ！！」
「秋田県にもMIKASAバックはあったよ！」
「だてらぼ」さんのインタビューに答えていた過去にMIKASAバックを使っていた人たちのコメントを集約すると、次のようなことになるしょう。
両親に勧められたから。周りの子たちが使っているので自分も使っていた。というMIKASAバックを使わなければならないという風潮があったようです。
素材が軽くて丈夫なので、ジャージや部活の道具をMIKASAバックは、サブバックとして使い勝手は良かったようです。しかし、MIKASAバックは、ちょっとダサかったという意見もありました。なので、中学を卒業してからは、MIKASAバックは使わなくなってしまたようです。
そんなおシャレでないMIKASAバックでも、アレンジして使っていたようです。例えば、背負って使ってみたり。MIKASAバックを2枚重ねて使ってみたという意見もありました。
（ピンク色のトートバックがMIKASAバック）
MIKASAバック暗黙のルール
また、MIKASAバックの暗黙のルールにはある暗黙のルールがあったとのこと。
そのことを、仙台市出身のアイドル芸能人さんが、中学生のときにサブバッグとして愛用していたとエピソード話を、ずんだ@仙台つうーしんさんのサイトでは、下記のように紹介さてれいました。
中学1年生では、派手な色のMIKASAバックは使ってはいけない。
中学2年生では、ピンク色を使用。
中学3年生では、ピンクと白の2枚重ね。
中学1年の時は、先輩の目もあるので派手にしていけない。しかし、先輩が部活を引退するころから、自分が上級生になると、好きな色を選べるようになります。そして、最上級生になると、中学生なりにMIKASAバックをオシャレに見せようと工夫していたようです。
背負いカバンのサブバックにMIKASAバック
X（旧Twitter）にて、＃MIKASA。＃背負いカバンで検索。すると下記のようなMIKASAバックが、学校指定の背負いカバンのサブバックとして使われている投稿がありました。
「有名な話ですが、仙台では、ジャージではなくジャスといいます。中学では学校の校章がついた背負いカバン背負って、バレーボールのMIKASAのナイロンバッグを補助バッグに使うのが一般的です。」現X旧Twitterへの投稿より🐤
「中学は仙台では背負いカバンみたいなのがあるんですよ。これは私らの世代からありました。ナップランドの大型版みたいなの。それに、補助バッグとしてバレーボールのMIKASAのナイロンバッグが平均的な中学生。ミカサは仙台圏での流行らしいです。」現X旧Twitterへの投稿より🐤
宮城県の約70％近くの公立中学校では、学校指定の背負いカバンがあります。箱型の学校指定の背負いカバンを背負って登下校をします。
しかし、この背負いカバンですが、意外と小さい。そのため、教科書、タブレット、ジャージを全部、背負いカバンに入れるとパンパンになってしまいます。
ジャージや部活が背負いカバンには、入りきらない。そんな時に、学校指定のメインの背負いカバンの他に、サブバックとしてMIKASAバックが選ばれるようになったのはないかと、Duck4は考えております。
（MIKASAバックと背負いカバン）
ジャージや部活道具がメインバックの学校指定の背負いカバンに入りきれないので、軽くて丈夫なMIKASAバックを中学生のサブバックに定着したのではないかと考えます。
まとめ
全国放送でも紹介された宮城県だけで流行っているものとしたミカサ（MIKASA)バック。なぜ、MIKASAバックが、なぜ、宮城県の中高生にだけ流行したのでしょうか。
その結論は、ミカサ（MIKASA)バックを販売している広島県本社がある株式会社ミカサさんでも謎とのことでした。
流行がずっと続き、中学生の通学用のサブバックとして定番化。
その理由には、県内で70％ほどの公立中学校では、学校指定の背負いカバンがあります。しかし、背負いカバンに入りきれない。なので、サブバックとして、ジャージや部活動の道具を軽くて丈夫なミカサ（MIKASA）バックに入れるのではないかと。Duck4は考えております。
ただ、ミカサ（MIKASA)バックは、ちょっとダサい。ということで卒業後は、ほどんと使われなくなるようです。
最後になりますが、子どもたちが卒業して使わなくなったミカサ（MIKASA)バック。その再活用の場として、スーパーで買い物とした時に入れる買い物袋として、使えるのではないかと思います。
（MIKASAバック）
卒業後、使われなくなったMIKASAバックは、素材も軽く丈夫なので、スーパーの買い物袋として使ってみてはいかがでしょうか？
参考サイト💻
株式会社ミカサさんのサイト
https://mikasasports.co※jp（※→.に変更するとサイトにアクセスできます）
だてらぼさんのサイト
【街頭インタビュー】ミカサバッグってどうして宮城県だけで流行ってるの？
せんだいつーしんさんのサイト
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