
とてもダサい指定の背負いカバンのメリットって何だと思いますか?🎒
はじめに
皆さんのお子様。皆さんが中学生や高校生のとき。学校の指定カバンがありました。それとも、指定カバンではありませんでしたか。
ちなみに、Duck4が中学生のとき。学校で指定された背負いカバンがありました。正直言って、初めてリュックサックの学校指定カバンを見て、ダサいと思いました。
ところで、指定の背負いカバンがある学校で「なぜ、学校指定のカバンって廃止にならない」と思いますか。
その結論を一言で言うと、指定の背負いカバンは「安全」だからです。
その安全性については、中学の先生がYahoo知恵袋に、次のように回答を寄せていました。
「リュック型の学校指定カバンは、両手があくから安全。荷物が型崩れしない。反射材が付いているから安全」と言う理由で、指定カバンが廃止。カバンの自由化がなされなかったということでした。
さて、本日のDuck4ブログでは、Yahoo知恵袋への質問と回答のお話。そこからリュック型の指定カバンが廃止されない他の理由。隠された指定カバンのメリットについてお話しします。
指定カバンが採用され半世紀
始まりは昭和50年頃
雨蓋には校章。肩紐には反射材が装着された箱型のリュックサック。このような指定カバンを見たことがありますか。
そして、このような反射材が肩紐についた中学校の指定カバンに背負いカバンが採用されたのは、いつ頃からだと思いますか。
指定カバン用の背負いカバンが採用され始めたのは、昭和50年(1975年)ごろからです。とある論文に開始された時代についての記載がありました。(※1)
当初は90%
一方、Duck4の住んでいる地域の中学校でも、指定カバンとして背負いカバンが使われるようになったのは、1980年以降だったと思います。
ちなみに、Duck4が中学生だった頃。Duck4の住んでいる地域の約90%近くで指定カバンに背負いカバンが採用されていました。
最近では70%
昭和、平成、令和となり、Duck4の住んでいる地域での背負いカバンが採用されたいる学校は、新聞記事によると約70%ほどになっているとのことでした。
なので、学校指定の背負いカバンは、雨蓋には校章マーク。肩紐には反射材が装着された箱型のリュックサックが、若干のモデルチェンジをしても半世紀も続いています。
自由化は30%
そんな半世紀を過ぎても、Duck4の地域でカバンが自由化できたのは、約30%ほどの学校に留まっています。
なぜ廃止されないの
なぜ、カバンが自由化にならないのでしょうか。
そんなDuck4以外にも疑問を持たれた方がYahoo知恵袋に質問を寄せていたので、紹介いたします。

「学校指定バッグ・靴について質問です。 制服や髪染めなどに制約を設けるのは理解できます。が、学校指定のバッグ・靴しか使えないのはそこまで厳しく統一する必要はあるのか?多様性に柔軟になるべきでは?と思います。しかも学校指定のバッグはダサいです。 僕はカバン・靴まで制限する必要は無いと思いますが皆さんは廃止に賛成・反対のどちらですか?理由も合わせてお願いします。 ※その高校を辞めて自由な高校に行けばいいとかそういう非現実的な回答は遠慮願います。」Yahoo知恵袋の投稿者より引用②🐤
廃止されない理由
質問者の投稿に、中学校で教員をされていた方が、次のように回答していたので紹介いたします。

「中学教員をしているときに、指定カバン廃止の話題になったことがあります。結局廃止にはならなかったのですが、・リュック型で両手があくため安全である・たくさんの教科書などを入れても型崩れしない・目立つように大きく反射材がついているため安全である といったメリットが指定カバンにあり、一方で市販のカバンではそれを満たすようなモノがなかなか無いことがわかりました。恐らく、指定カバンには色々なメリットがり、市販のカバンではそれを満たせないのではないかと思います。」~Yahoo知恵袋回答者より引用③🦉
簡単に言い換えると、指定カバンが廃止されない理由は3つになります。
①リュック型で両手があくため安全である。
②たくさんの教科書などを入れても型崩れしない。
③目立つように大きく反射材がついているため安全である。
という背負いカバンは、リュックなので両手があいて、反射材が付いているので、日没が早くなる秋から冬には、暗くなっても自動車のライトで反射材が光るという安全に配慮しているからなのでしょう。

指定カバンが廃止されない理由には「安全」であるとのことですね!🎒
指定カバンの隠されたメリット
安全性以外に
指定された背負いカバンには「安全性」というメリットがあり、廃止されずに、まもなく半世紀も使われています。
しかし、背負うので両手が自由になる。教科書を入れても型崩れしない。反射材が付いていて夜でも安全の他に隠されたメリットがあるのはないかと思います。
その隠されたメリットとは、指定の背負いカバンは、ユニセックス(男女兼用)できるメリットがあることです。
ユニセックス(男女兼用)とは
ユニセックスとは「老若男女をを問わず性別の指定されない男女兼用デザインのTシャツ、ズボン、セーター、体操着、作業服などの例がある。おおむね大量生産で、装飾性が低くベーシックでオーソドックスな衣服」とのことでした。(Wikkepediaより引用④)
また、最近、女子の制服でも、スカートではなくズボンを選択できる学校もあります。

ユニセックスとは男女兼用という意味。Tシャツ、ズボン、セーター、体操着、作業服などが女性、男性関係なく着られているようですね!👕
女子男子で同じ指定カバン
メリット
ところで、このユニセックスには、指定の背負いカバンを当てはまるのではないか。
それは、雨蓋には校章。肩紐には反射材が装着された同じ背負いカバンを女子、男子が背負って通っています。
女子と男子とも同じ指定の背負いカバンと言うことは、ユニセックス(男女兼用)なのです。
そして、「女の子らしさ」。「男のらしさ」ということに悩んでいる子どもたちにとって、男女兼用のユニセックスな背負いカバンは、良いのかもしれません。
デメリット
しかし、指定カバンがあるということは、カバンを自由に選ぶことができないこと。なので服装や持ち物で「自分らしさ」を表現できない点では、指定カバンには、デメリットが残ってしまいます。

(イメージ写真 学校指定の背負いカバン🎒)
まとめ
「なぜ、学校指定のカバンって廃止にならないのですか?」
そんな質問がYahoo知恵袋にありました。
質問に対して、職員会議の話題になった時のお話しを参考に、その中学校の先生は回答されていました。
①リュック型で両手があくため安全である。
②たくさんの教科書などを入れても型崩れしない。
③目立つように大きく反射材がついているため安全である。
つまり、リュックなので、両手が空くので安全。
また、夜暗い所でも車からのライトで反射材が光るので安全。
毎日5キロ以上にもなる教科書、ジャージ、部活道具を持ち運ぶのに、型崩れしないリュックは良い。
といった他の市販のリュックにない良さが、背負いカバンにあるので、廃止は検討したものの、カバンの自由化には至らなかったようです。
また、隠された指定カバンのメリットとは、指定カバンは男女兼用のユニセックスであることです。男女兼用ということで、男らしさ、女らしさの押し付けれることが苦手な子どもたちにとったは、良いことなのかもしれません。
しかし、指定カバンであるデメリットとは、自由にカバンを選べないので、自分らしさを表現することは難しいのでしょう。

指定カバンの隠されたメリットとは、女性と男性が兼用で使えるという点もあると思いますね!🎒
参考引用サイト・論文📚💻
※①『動作解析による通学カバンの背負いやすさの評価』(論文)
※②③Yahoo知恵袋より引用
※④「ユニセックス」Wikkepediaより引用
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