
夏に、リュックを背負っていて、背中、腰が汗で蒸れたり、汗シミに悩まされていませんか?🎒
はじめに
リュックサックが大好きなDuck4。
しかし、そんなリュック大好きなDuck4でも、夏になると背負っているリュックで、背中は汗で蒸ること。またトップスが汗シミで困ってしまいます。
おそらく、皆さんの中にも、背負っているリュックが、汗と汗シミで困っているという方も、いらっしゃるでしょう。
ところで、100%は無理だとしても、リュックサックを背負っていても、背中の蒸れ、汗、汗シミを抑えられる「リュックの背負い方」はあると思いますか。
結論を先に言うと、もちろん、背中の蒸れ、汗、汗シミを100%は無理ですが。①リュックの背面パット(バックパックパネル)と背中に隙間ができ風通しを良くすることで抑えられます。
そのリュックの背負い方は、②リュックの肩紐(ショルダーストラップ)を超長くして、リュック本体が低い位置になるように背負うことに尽きます。
さて、本日のDuck4ブログでは、前と後ろでリュックを背負ったDuck4の実験結果。肩紐を長めに調節する方法。実際、リュックを下げて背負う時の問題点についてお話しします。

リュックの汗蒸れ、汗シミを抑える方法は、①リュックの背面パットと背中の間を風通し良くすること!②リュックを低い位置で背負うことですね!🎒

汗に悩む時のリュックの背負い方
リュックが大好きなDuck4。
ハクチョウさんのフィールド調査の時には、前と後ろにリュックを背負ってお出かけします。
これが、冬だったら、前と後ろでリュックを背負っていた暖かく、防寒対策になり良いのですが。
しかし、梅雨になると、気温、湿度ともに上がってきます。
そうすると、リュックを背負っていると、肩紐(ショルダーストラップ)と背面パット(バックパックパネル)が肩と背中に密着。どうしても、肩と背中には、汗蒸れ、汗、汗シミがトップスについてしまうのです。
これが、リュック。特に夏にリュックを背負っている時には、難敵。
そこで、ハクチョウさんのフィールド調査に出かける時に、Duck4はリュックの背負い方で心掛けることは、2つあります。
①前と後ろで背負っているリュックの肩紐の長さを超長く調節。そして、低い位置でリュックを背負うこと。
②背面パット(バックパックパネル)と体に隙間できるように背負っています。

リュックを背負っての実験
高い低い位置で背負ってみて
梅雨の時季。Duck4は、リュックを背負った時の背中、腰、お腹の温度を測定する実験を行ったことがありました。
その実験では、お腹。背中。背中の位置。前と後ろで2つのリュックを背負っていた時の温度を測定しました。
前で背負っていたリュックでは、肩紐の長さをこぶし5つ分まで調節。肩紐を超長くして背負いました。
また、背中に背負ったリュックは、肩紐の長さをこぶし2つ分に調節。背中と肩に密着するように背負いました。
ちなみに、こぶしによるリュックの肩紐調節の方法は、下記にて『🎒リュックサックを快適に背負える【肩ひも】の調節のコツとは!?~調節ロープを「こぶし」で測る方法!!』にて詳しく投稿しております。
早朝から気温25℃前後の実験では
下記に、気温25℃前後の早朝。朝からうだるような暑さに行った実験結果のグラフを見てもらうと、わかるのですが。
背中に密着させ背負ったリュックは温度が高い
背中に密着させてリュックを後ろで背負った時。「腰」「背中」の温度が30℃以上になっていました。この時の外気温が24℃から25.5℃だったので、外気温よりも5℃近く高くなっていました。
なので、肩紐の長さをこぶし2つ分に短めに調節して、リュック本体を高い位置で背負うとことになります。そうすると、リュックと背中の温度は高くなったのでした。
お腹に密着させない背負い方のリュックは温度は低い
一方、肩紐を長めに調節した前で背負っていたリュックの「お腹」の温度は、ほぼ外気温並みの24℃~26℃前後で推移していました。
なので、肩紐の長さをこぶし5つ分に超長く調節すると、リュック本体の位置が下がって背負うことになります。そうすると、リュックとお腹の温度は低くなったのでした。

風通しが良いと温度が下がる
その実験結果では、肩紐の長さをこぶし5つ分に調節した前で背負っていたリュックはお腹の温度が低くなりました。
一方、肩紐の長さをこぶし2つ分に調節して後ろで背負っていたリュックは背中と肩の温度が高くなったのでした。
実験をしてわかったことは、前リュックは、お腹とリュックの背面パット(バックパックパネル)に隙間があり、風の通り道となり、温度が下がったものと考えられます。
繰り返しになりますが、リュックと体の間に隙間があると、風通しが良くなり温度を下げる効果がありました。

リュックと体の間に隙間があると、風通しが良くなり温度を下げる効果がありましたね!🎒
汗対策をしたリュックの背負い方
夏リュックは肩紐を長く調節は正論か
リュックを背負ったまま100%の汗蒸れ、汗、汗シミがなくなることは無理なのですが。
ただ、背負い方を工夫するだけで、リュック本体と背中の間に風の通り道ができるので、背中の蒸れは抑えることできます。
そのリュックの背負い方は、肩紐の長さを長く調節して、リュック本体がお尻まで下げて背負う方法です。
そして、もう一つの工夫が、背中とリュックの背面パットに風通しができるように隙間を開けてリュックを背負ってあげることです。
ただ、この肩紐を超長くしてリュックを背負うのは、肩や腰に負担がかかってしまうので、腰痛持ちや肩こりの人にはお薦めできないリュックの背負い方になります。

知らないうち下がっている
ところで、リュックを肩紐の長さを調節したことがありますか。
もし、一度もずっと同じ長さのままで肩紐を調節したことがない人だったら、夏の場合は、若干、リュック本体の位置が下がっていることでしょう。
それは、冬には、アウターを着ているので、着ぶくれしています。そのため、リュックの背面パットが背中と密着していたはずです。
一方、夏には、インナーだけになるので薄着になります。なので、リュックの背面パットと背中には若干の隙間が生じます。また、リュック本体も、若干、下がっているはずです。

問題も
ただし、肩紐をこぶし5つ分に調節してお尻の位置までリュック本体を下げると、問題もあります。
歩行時にリュックが不安定
それは、歩行時にリュックが安定せずに揺れてしまいます。不安定になります。かえって、リュックの荷物が重く感じてしまいます。それは、肩と腰の2点だけで重さを支えているからなのです。
腰や肩への負担増
リュックの正しい背負い方の基本は、肩紐を短めに調節して、肩、背中、腰の3点で重さを分散することです。
しかし、肩紐を超長めに調節して背負うと、肩と腰の2点だけで重さを分散することになります。なので、肩や腰への負担が大きくなってしまいます。そのため、肩凝りや腰痛になる恐れもあるので、お薦めはできません。
もし、肩紐をこぶし5つ分に調節してリュックを下げて背負う時は、荷物を軽くすること。
チェストストラップで固定して、リュックが動かないようにすることも重要になってきます。

リュックの肩紐を超長く調節すると①歩行時にリュックが揺れて不安定!②肩凝りや腰痛になる恐れがある!という問題もありますね!🎒
肩や腰の汗の解決はできない
背中の汗、汗シミを抑えることができたとしましょう。
しかし、どんな対策を施しても、リュックを背負っている限り、背負っている肩、腰付近には、汗シミ、汗が残ってしまいます。
特に、両肩で背負っていれば、肩紐(ショルダーストラップ)がインナーに密着するので、リュックを下ろした時に、肩には汗シミや汗がインナーに付着していることでしょう。

リュックを背負うとどうしても汗よる蒸れ。汗シミはついてしまいますね!🎒
まとめ
どうしたら、100%は無理だとしても、リュックサックを背負っていても、背中の蒸れ、汗、汗シミを抑えられるリュックの背負い方はあると思いますか。
結論を先に言うと、それは一応あります。
リュックの背面パット(バックパックパネル)と背中に隙間ができる風通しが良くすることで、背中の蒸れ、汗、汗シミを100%は無理だとしても抑えられます。
肩紐の長さを超長めに調節してあげて、リュック本体がお尻の位置までくるように背負ってあげることです。そうすると、リュックと背面パットと背中に隙間ができ、風通しが良くなるからです。
それと、リュックが下にずれ落ちることで、背中にリュックの背面パットが密着しないので、汗や汗シミがつかなくなるからです。
そこで、Duck4は、ハクチョウさんのフィールド調査に出かける時。前と後ろで背負っているリュックの肩紐の長さを超長く調節して、背面パット(バックパックパネル)と体に隙間できるように背負っています。ある程度の効果はあるとDuck4は思っております。
しかし、肩紐を超長めに調節して背負うと、肩と腰の2点だけで重さを分散することになります。なので、肩や腰への負担が大きくなってしまいます。そのため、肩凝りや腰痛になる恐れもあるので、お薦めはできません。
また、どんなアイテムを使っても100%無理な理由は、リュックの構造にあります。リュックを背負うと、肩紐(ショルダーストラップ)が肩にかかります。またリュックを背負うと背面パット(バックパックパネル)が腰や背中に密着してしまいます。
蒸れ、汗、汗シミの面積は少なくなっても、リュックを背負っている限り、蒸れ、汗、汗シミの難敵から逃れることができないのです。

ハクチョウさんのフィールド調査に出かける時。前と後ろで背負っているリュックの肩紐の長さを超長く調節して、背面パット(バックパックパネル)と体に隙間できるように背負っています。ある程度の効果はあると思いますね!🎒🦆

コメント