
足の大けがを負ったハスカップちゃん!右足を失いながらも一生懸命に生きていこうとしたハスカップちゃんの【後編】のお話しです!🦢
はじめに
オオハクチョウのハスカップちゃんを知ったのは、2025年12月27日早朝のことでした。羽毛には血がついていてハスカップちゃんは小さな中洲で動けずにいました。
そのハスカップちゃんですが、ケガの傷みから耐えながら、自然治癒を信じて、じっとしていました。
そして、3週間ほどすると泳げるまでにハスカップちゃんは快復しました。
動き回るようになると、食べ物を求めてハスカップちゃんは、近づくようにもなりました。
しかし、ハスカップちゃんは、かろうじて神経だけがつながっていたケガをした右足が取れてしまいました。ハスカップちゃんは、右足のオオハクチョウさんになってしまったのです。
さて、本日のDuck4ブログでは、前編の続き。後編では、右足を失ったハスカップちゃんが、右足になっても一生懸命に生きようとしていたお話をします。
ハスカップちゃんの記録
神経だけでつながる右足(1月25日のお話)
足をケガしているハスカップちゃんたちが集まって食べてに来ていました。
近くで見ていると、ハスカップちゃんの右足がかろうじて神経でつながっているのがわかりました。
そんなケガしているハスカップちゃんも食べに来るまでなったのは、すごい快復だと思います。

(ケガしたハスカップちゃんの右足)

(ハスカップちゃん)
翌朝。上流の小さな水溜まり付近には数羽の仲間と一緒にハスカップちゃんもいました。
ハスカップちゃんは、左足だけで立っていました。

(左足だけで立つハスカップちゃん)
右足断絶(1月26日のお話)
1月25日夕方。
ブライスさん一家など。たくさんのハクチョウさんたちが白鳥さんをこよなく愛する地元の方の周りに集まっていました。
そこには、足をケガしているハスカップちゃんもいました。
そして、白鳥さんをこよなく愛する地元の方から、「ハスカップちゃんの骨折していた右足が切断したよ!」とおしゃいました。
Duck4も確認すると、ハスカップちゃんの右足が完全になくなっていました。

(右足を切断したハスカップちゃん)
そして、今朝(1月26日)。
大きな中洲にいてハスカップちゃんはいました。
ハスカップちゃんは、片方の足だけで立っていました。
片足でも自由に泳ぎ回れるようになりレストランにも、まるであたかも常連客のようにここ数日食べに来ているハスカップちゃん。
ところで、白鳥さんをこよなく愛する地元の方の話によると、ハスカップちゃんは、昨シーズンもDuck4の定点ポイントに来ていたそうです。
そして、ハスカップちゃんには、ナカヨシのオオハクさんがいるとのことでした。
これから、ハスカップちゃんは、片足だけで生きて行くことになりますが、何とか、片足だけでも生きていけるよう願っております。

(左足だけ立つハスカップちゃん)
仲間と一緒(1月31日のお話)
上流の小さな水溜まりに行くと、片足だけで立っているハスカップちゃんを見つけました。
この2日。ハスカップちゃんを見なかったので心配しましたが、おそらく仲間と一緒に行動していたのかもしれません。
ハスカップちゃんは片足になりましたが、仲間と一緒に行動できるまで快復したようです。
ハスカップちゃんを見ていると、あれだけのハンディを持っても、頑張って生きていこうという強さを感じました。

(片足で立つハスカップちゃん)
食事中の出来事(2月2日のお話)
スワンレストランが開かれると、片方の足を失ったハスカップちゃんも食べに来ていました。
しかし、立つことはできますが、歩くことができないハスカップちゃんは、潮が引いた浅瀬では立ち往生。
そこで、仲間たちからハスカップちゃんは突っつかれてしまいました。

(片足立ちしているハスカップちゃん)
そばに来る(2月9日のお話)
それから、モグモグタイムになると右足を失っているハスカップちゃんがスワンレストランのオーナーさんのそばに来て、直接、食べていました。
飛んいるところをまだ確認していないので、ハスカップちゃんはおそらく、ここで食べ物を探していることでしょう。
他の飛来組ハクチョウさんたちに比べて、栄養が足りていないとは思いますが。
ここまで、必死なって食べているハスカップちゃんを見て、ハスカップちゃんの生き抜く力を強く感じました。

(ハスカップちゃん)
食べに来ていた(2月12日のお話)
Duck4の定点ポイントには、ハクチョウさんが180羽(幼鳥18羽)いました。うちコハクチョウさんが17羽でした。昨日の夕方(2月11日)の話になりますが、スワンレストランが開かれるとたくさんの飛来組のハクチョウさんたちも集まって来ました。
その中には、右足を失ったハスカップちゃんも下流の中洲から泳いで来ました。

(ハスカップちゃん)
ちょっと離れて(2月13日のお話)
今朝のお話になりますが、右足を失ったハスカップちゃんは小さな橋近くで左足だけで立っていました。
一月前には考えられないハスカップちゃんの快復ぶりです。
ただ、仲間からちょっと離れたところにハスカップちゃんが独り立っていたのが気になります。
また、羽はケガしていないようですが、ハスカップちゃんが飛んだところをまだDuck4も見ていません。
あと、ひと月もすると仲間も春の渡りで、Duck4の定点ポイントを出発します。それまで、ハスカップちゃんは、どんな決断をするのでしょうか。

(左足だけで立つハスカップちゃん)
人慣れ(2月14日のお話)
フィールド調査中に、3組のオオハクチョウさんの群れが、V字編隊を組んで上空を北へと向かって通過して行きました。
また、いつもに増して、子連れのオオハクチョウさん一家が、Duck4の定点ポイントで休んでいました。
なので、南で越冬していたオオハクチョウさんたちが、Duck4の定点ポイントに立ち寄っていたのかもしれません。
ところで、ハスカップちゃんは、皆から離れた小さな橋付近に独り立っていました。
しかし、地元の方が何かあげていると、ハスカップちゃんもやって来ました。
また、チンさんの水溜りにDuck4がいた時には、ハスカップちゃんはDuck4のそばに来ました。レンコンをあげると食べてくれました。
ひと月前に比べると、自由に泳ぎ回れるようになりました。また、片足でもバランス良く立てるようにもなりました。
右足を失ったハスカップちゃんが、ここに居残るにせよ。また春の渡りで出発するにせよ。
それまでは、Duck4は、ハスカップちゃんのことをサポートし続けてたいと思います。

(ハスカップちゃん)
食べられず(2月16日のお話)
ハスカップちゃんは上流の小さな水溜まりにいました。そこには、ノンちゃん、ムーアちゃん他多くの飛来組ハクチョウさんを集まっていました。
レンコンをあげたのですが、周りに仲間もいたので、ハスカップちゃんは食べることができませんでした。
昨日のスワンレストランの時も、ハスカップちゃんは食べに来ませんでした。
周りにたくさんいると、右足を失っているハスカップちゃんには、不利な状況になってしまい、食べるのを諦めてしまうのかもしれません。

(小さな水溜まりにいたハスカップちゃん)
仲間がいると不利(2月17日のお話)
それから、上流の小さな橋に行くと、対岸には右足を失ったハスカップちゃんがじっとしていました。
フィールド調査を終え小さな橋の小さな水溜まりで待っていると。対岸でじっとしていたハスカップちゃんは、Duck4に向かってゆっくり泳ぎ出しました。

(泳ぎ出すハスカップちゃん)
そして、ハスカップちゃんは、Duck4のそばに来てくれました。
周りには10羽以上の飛来のオオハクさんもいたので、Duck4はレンコンをあげたのですが、ハスカップちゃんは1切れだけ食べて他は全く食べませんでした。
おそらく、周りに飛来の仲間もいたので、食べている時に顔を水につける瞬間にハスカップちゃんは仲間に攻撃されると思ったかもしれません。
そこで、周りの仔たちにも配合飼料をあげ、それからハスカップちゃんにもあげると、何とかハスカップちゃんも食べてくれました。
ただ、今朝のハスカップちゃんを見ていて、ひとつ気がかりだったのは、羽が土色に汚れていたことです。

(ハスカップちゃん)
生きていた証(2月24日お話し)
2月22日夕方。
道路には、夭折していたドバトさんは、永久の眠りについていました。このまま、道路に放置しておくのは忍びない。そう思ったDuck4は、河川敷の浅瀬に埋めてあげることにしました。そして、このドバトさんを安眠の場所に埋めてあげ、何気に河原に出てみると、たくさんの羽毛と羽が散らばっていました。
そして、そこには、1羽のぐったりと横になっているオオハクチョウさんがいました。
確かめると、すでに息が絶えていました。もう、すでに天国へと旅立っていました。
そして、このハクチョウさんは見覚えのある仔。どこかで見たことがあると、すぐDuck4は思いました。
足を見ると、片方の足がありません。
天国へと旅立ったのはハスカップちゃんだとわかりました。
このまま、放置しておくと、動物が集まって来て大変なことになる。
そう思ったDuck4は、中サイズのゴミ袋を購入。また、ハスカップちゃんのところに戻り、回収することにしました。
その回収しているときのこと。多くの飛来組オオハクチョウさんが集まって来ました。
Duck4がハスカップちゃんを回収している作業をじっと見つめていました。
その中には、カスバートさん、カーブちゃんの姿もありました。
きっと、ハクチョウさんたちは、天国へと旅立ったハスカップちゃんを見送っているのではないか。Duck4は、そう思いました。
なぜ、Duck4は、そう思ったかというと、以前にもハクチョウさんの亡骸を回収しているときにハクチョウさんたちが集まって来て、じっと見ていたからでした。
ハクチョウさんたちなりに、仲間とのお別れをしていたに違いありません。ハクチョウさんたちは、仲間の死をわかっていると思います。
なので、ハスカップちゃんと最後のお見送りを飛来組ハクチョウさんはしていたのでしょう。
そのあと、一時自宅まで持って行きました。持ったときには、ハスカップちゃんはとても軽かったです。片手で持っていても重くなかったので、ハスカップちゃんは体は大きく見えていても痩せていると思いました。
以前、チンさんの亡骸を回収したときには、もっと重かったからです。
そして、ハスカップちゃんを体重測定すると3.4キロでした。コハクチョウさんの体重よりも痩せていたことにDuck4は驚きました。
おそらく、ここまで激やせしていたのは、ハスカップちゃんは、片方の足がないので、土手とかで草をついばむことができずにやせ細っていたことが十分考えられます。
獣医師でないのでわかりませんが、ハスカップちゃんは栄養失調になっていたのかもしれません。
ところで、Duck4のところに最後に食べに来たのが、2月17日でした。
このハスカップちゃんを安住の地で安らかに眠らせてあげることにしました。
そのそばにはチンさんもいるので、お星さまになっても寂しい思いはしないと思います。
どうか、安らかにお休みください。

(在りし日のハスカップちゃん)

(在りし日のハスカップちゃん)
まとめ
2025年12月27日にケガをしたハスカップちゃんは、痛みに耐えながら、じっとして静養していました。
その自己治癒の効果が現れ、ハスカップちゃんは動き回れるまで快復しました。
しかし、神経だけが繋がっている右足が断然。
完全にハスカップちゃんは片足になってしまいました。
それから、ハスカップちゃんは、給餌にも現れ食べているところを何度も見ています。
なので、ハスカップちゃんは、片足になっても生きていけるまで快復したのかとDuck4は信じて見ていました。
その後。数日姿を見せなかったので、飛べるようになり、他の仲間とともにハスカップちゃんも春の渡りで出発したのかなと思っていました。
その数日後。他のハクチョウさんがいる近くの岸でハスカップちゃんは帰らぬハクチョウさんになっていました。
そして、ハスカップちゃんを持ち上げたところ、今までのオオハクチョウさんよりもとても軽かったです。体重測定をしたところ3キロほどしかありませんでした。おそらく、ハスカップちゃんは栄養失調だったに違いありません。
最後になりますが、ハスカップちゃんの場合。ケガしたのが年末年始。また川にいて岸に近づくことがなかったので、捕獲して治療ができませんでした。
もしハスカップちゃんが治療を受けオオハクチョウのケガしたポンちゃんのように良くなるまで静養できていたら、もう少し長生きできていたのかもしれません。
お星さまになってしまったハスカップちゃんにも、いつまでも仲間のハクチョウさんたちのために輝き続け見守っていて欲しいと思います。
そして、このような形でお星さまになってしまったハスカップちゃん。ハスカップちゃんが精いっぱい生きていた証をブログという形で残すことで、永遠に生き続けて欲しいと願っております。

ハスカップちゃんが片足になっても精一杯生きていたことは、忘れません!どうか安らかにお休みください!🦢🦆


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