🎒背中と腰が2℃低かった肩紐(ショルダーストラップ)を超長くして背負うリュックサックのお話!

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Duck4
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肩紐を超長くして背負った場合。肩紐を短めにして背負った場合。腰と背中の温度に違いがあると思いますか?🎒

はじめに

夏、リュックサックで一番困ること。それは、背負っているとだけで背中が蒸れ、滝のように汗が流れ落ちること。特に、肩、腰への負担がかからないように、肩紐を短めに調節してリュックを背負っていると、避けては通れない夏特有の問題なのです。

そこで、夏、リュックでも滝のような汗が落ちない方法があるのか。そこである比較実験を行いました。

①肩紐(ショルダーストラップ)を「超長く」してリュックを背負った場合。

②肩紐(ショルダーストラップ)を「短め」に調節してリュックを背負った場合。

この2つの方法でリュックを背負った場合には、どのように背中、腰の温度に違いあるのか。それを温度計で測定することにしました。

結論を先に言うと、肩紐(ショルダーストラップ)を超長くしてリュックを背負った方が、2℃ほど低くなる結果になりました。肩紐を長くするとことで、背中とリュック本体に隙間が起きて、空気の流れが生じて通気性が良くなったからだと考えております。

本日のDuck4ブログでは、肩紐を超長くしてリュックを背負った時のリュックの背中、腰の温度変化。肩紐を超長くしてリュックを背負った時のリュックの背負い心地のレポ。

また、肩紐を短めに調節して背中、腰に密着させてリュックを背負った時の温度変化。肩紐を短めに調節して背中、腰に密着させてリュックを背負った時の背負い心地のレポについてお話しいたします。

Duck4
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肩紐を超長くしてリュックを背負った時の方が2℃低かったです!🎒

リュックを背負っての実験方法

実験方法・日時

家を出る前。外出後15分。外出後30分。外出後45分。外出後60分。外出後120分。その時の外気温。背中の温度。腰の温度を測定。

使用したリュック

両方を比較するために、ほぼ天候が同じ快晴の朝(2日間)。Duck4がハクチョウさんのフィールド調査中に使用している小型のグレゴリーのバイブというリュックを背負って行いました。

(使用したリュックの背面パット🎒)

肩紐の調節方法

そこでDuck4が目安としている肩紐の調節法。実験で使ったグレゴリー(バイブ)のリュックの調節金具から本体までの調節紐の長さは、「こぶし5つ分」あることに着目。こぶしの長さで「超長め(こぶし5つ分)」「短め(こぶし2つ分)」を調節することにしました。

Duck4
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肩紐にある「調節ロープ」の調節金具からリュック本体までの長さは、こぶし5つ分あります!🎒

実験中のリュックの背負い方

肩紐を超長め【こぶし5つ分】にして背負う

1日目には、肩紐を超長くしてグレゴリーの小型のリュック(バイブ)を背負って行いました。肩紐にある調節金具とリュック本体を結ぶ調節ロープの長さをこぶし5つ分と最大限に長くなるように調節しています。

肩紐を短め【こぶし2つ分】にして背負う

2日目には、肩紐を短めに調節。肩紐にある調節金具とリュック本体を結ぶ調節ロープの長さをこぶし2つ分に調節。背中と腰が背面パットの密着するように背負える長さになるように調節を行いました。

また、前日と同じグレゴリーの小型リュック(バイブ)を背負ってほぼ同じルート上のチェックポイントで測定を行いました。

測定地点によっては、ひなたの場所。日陰の場所もあったので、多少の温度測定の時に誤差が生じた可能性もあります。

実験結果

肩紐を超長め【こぶし5つ分】にしてリュックを背負った時の結果

外出前には気温28度ありました。30分後は日陰になったので、気温が26.5℃になっています。120分後には、日陰で測定。気温29℃になっています。

リュックを背負ったまま背中の温度を測定すると、30℃~32.5℃の推移していました。

背負ったまま腰の温度を測定すると、31℃~32℃で推移していました。

肩紐を短め【こぶし2つ分】に調節してリュックを背負った時の結果

出発30分後。日陰では気温が27.5℃でした。120分後には気温30℃まで上昇していました。

リュックを背負ったまま背中の温度を測定すると32℃~34.5℃で推移していました。日陰に入った30分後の時、32℃まで下がっていました。

背負ったまま腰の温度を測定すると、32℃~34.5℃で推移していました。

肩紐を超長めにして背負った時には2℃低かった

実験で測定した結果、肩紐を超長めにした方が、リュック本体がお尻まで下がることで、背中と腰の一部に隙間が生じて、風通しが良くなり通気性が確保されたので、2℃低かったようです。

肩紐を超長くしてリュックを120分背負った時のレポ

ずっと、腰のことを考えDuck4は肩紐をこぶし2つ分と短めに調節してリュックを背負ってきていました。

そして、比較実験のため、久しぶりにリュックの調節紐を長めに調節。ワクワクしながら肩紐の長さの調節をDuck4は行いました。

久しぶりに肩紐を長くしてこぶし5つ分にしてリュックを背負った時には、どこか新鮮な気持ちになったのでした。

肩紐を超長くしたことで、リュックの底の位置がお尻まで下がっていたこと。これで、同じリュックなのに、いつもとはすでに違っていることが背負っているだけで肌感覚でわかりました。

また、背中と腰に手を回すと、リュック本体には隙間が生じていることに気づきました。歩いていても、隙間があることで空気の流れも生じて通気性が良く、Duck4が思った以上に、汗シミがべったりつくという感覚はあまりありませんでした。

しかし、45分ほど背負っていると肩紐を超長くして背負っていたからでしょうか。肩へ少しずつ重みを感じるようになりました。

60分後以降は、腰が痛いというほどではありませんが、久しぶりに肩紐をこぶし5つ分と長くして背負っていることで、腰が疲れてきました。また肩への負担がかかることで、肩も凝ってきました。

ただ、汗しみは、肩紐と肩の部位。腰の部位にありました。隙間があることで、汗がびっしょり背中にまとわりつくということはありませんでした。

途中で、学生さんらしき人が中型リュックにパンパンに荷物をパッキングして、リュック本体がお尻の位置まで下がる肩紐超長くして背負っていました。そのとき、こんな荷物が重くて肩紐を超長くして背負っていて、腰や肩が痛くならないのかな!?学生さんだから大丈夫かな!?とDuck4の方が心配した程でした。

そして、実験が終了してリュックを下ろした時の感想ですが、肩紐をこぶし5つ分と長く調節したことで、背中とリュックの間に隙間が生じ。風通しが確保されたのでしょうか。背中の蒸れはありましが、びっしょりとTシャツが濡れるということは少なかったと思います。

通気性を確保するには、肩紐を超長くして、リュック本体と背中に隙間があることで、キモチ良く夏リュックを背負うことができました。

Duck4
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肩紐を超長くして背負うメリットは、リュックの背面パットと背中に隙間ができて空気の流れが生じて通気性が良かったので、汗、熱が若干抑えられたことです!🎒

Duck4
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肩紐を超長くして背負うデメリットは、リュックが肩、背中、腰の3点で支えることができず、肩と腰が疲れてしまったことです!🎒

肩紐を短めにしてリュックを120分背負ったときのレポ

翌朝。猛暑の影響で、早朝でも気温が下がっていませんでした。

前日の実験で、肩紐を超長くしていたので、本日の実験のため、リュックの肩紐をこぶし2つ分といつものように短めに調節し直しました。

肩紐をこぶし2つ分に調節しなおしたリュックを背負うと、背面パット(バックパックパネル)は腰の位置まで上がりました。そのため、肩、背中、腰の3点で支えるように背負うことができるようになりました。

しかし、リュックを背負うや否や、背面パットが肩、背中、腰に密着するので、蒸し始めました。

120分の実験が終了。リュックを背中から下ろした時には、蒸れと汗シミでTシャツが滝のように濡れてしまっていました。

肩紐を短くすることで、リュック本体の背面パットと背中、腰、肩には隙間がなく空気のながらも少なくなり通気性が全くないので、温度も上がったままでした。

蒸れと汗の不快感はありました。しかし、リュックを120分背負い続けていても、肩、腰への疲れは全く感じませんでした。

Duck4
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肩紐を短めにして背負うメリットとは、リュックが肩、背中、腰にフィットして重さが分散されたことで疲労感が少なかったです!🎒

Duck4
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肩紐を短めにして背負うデメリットとは、リュックが肩、背中、腰に密着しているので、蒸れと汗はすごかったです!🎒

まとめ

実際に、肩紐を超長くしてリュックを背負ったら、蒸れと汗の対策になるのか。それを測定温度。Duck4の120分背負い続けてわかったことがありました。

測定温度からわかったことは、肩紐を超長くしてリュックを背負った方が、2℃ほど低くなっていました。

これは、肩紐をこぶし5つ分に超長くしたことで、リュック本体の位置は、お尻まで下がります。そして、背中、腰の一部には、隙間が生じました。リュックと背中と腰が密着することがなくなったので、その隙間によって風通しが良くなりました。通気性が確保でき、温度が下がったと思われます。

しかし、通気性が確保できた蒸れと汗が多少抑えられても、久しぶりに、長時間、肩紐を長くして背負っていると、途中から肩、腰に違和感を覚えました。120分の実験が終わり、リュックを下ろしても、しばらく疲れが残りました。慣れない背負い方をしたからだと思います。

したがって、肩紐を超長くして背負うメリットは、腰、背中の温度を下げることで蒸れと汗を若干ですが抑えられること。

デメリットは、肩紐を長くすることでリュックの重心が肩のみで背負うことになり、肩、腰への負担がかかります。なので腰や肩への疲れは生じたのではないかと思われます。

Duck4
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リュックが軽ければ、肩紐を超長くして、背中と腰の蒸れと汗を抑える背負い方もありかと思います!

Duck4
Duck4

しかし、肩紐を超長くして背負うと、肩と腰への負担がかかるので、肩こり、腰痛の方にはお薦めはできませんね!

コメント

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