飛びたくても飛べない羽を負傷したハクチョウさんが飛ぼうとするお話です。
はじめに
今朝。60羽ほどのハクチョウさんがまだ残っていました。その中には、5羽のスミスさん一家。片方の水かきがないキリちゃん&パートナー。11月にケガしたオオハクチョウのノンちゃん。滞在組のミルクちゃん。チンさん。アドちゃん。メイちゃん。その他、大勢の飛来組のハクチョウさんたちでした。
そして、急に風が強く始めました。すると、風に向かって一斉にハクチョウさんたちは、飛び立ちました。これって、ここを離れて北帰行!?と思ったのですが、しばらくすると、また川に戻って来たのです。
そして、向かい風で飛来組が飛び立った時。仲間を追いかけるように、羽をバタバタさせながら川面をノンちゃんは、走り出しました。しかし、負傷した羽では飛べずに諦めてしまったのでした。
今日のDuck4ブログでは、「飛びたいのに飛べないハクチョウさんたち」のお話をします。
飛びたいと思う瞬間
急な突風と向かい風
滞在組のハクチョウさんたちが、飛べなくても飛びたいという心境に陥った瞬間を、何度も目撃しています。それは、強い「向かい風」が吹いている瞬間です。
これは以前あったことですが、急に突風が吹いたとき、一緒に滞在組のハクチョウさんたちが、ケガをしている羽を大きくバタバタ広げたことがあったからです。
あの目撃した瞬間。「飛べなくなっても、また飛びたい!」というキモチが、そうさせたのではないかとDuck4は思ったのでした。
「強い向かい風」は飛び立つのにはベストな瞬間なんだ!
飛来組のハクチョウさんたちが飛び立つのを見て!
これは飛来組のハクチョウさんたちの群れが一斉に飛び立っていった瞬間のことです。浅瀬にいたアドちゃんは、羽をバタバタさせながら走り出しました。まるで、飛び立っていた飛来組のハクチョウさんを追いかけるようにでした。
このようなアドちゃんの行動は一度だけでなく、何度も目撃しています。
そして、助走をつけても飛べないことに気づくと、アドちゃんは走るのやめるのです。
飛び立つハクチョウさんたちを見ていると、また飛びたいなあ!とアドちゃんは思うんだよ!
飛び立つのを見て追いかけるノンちゃん
今朝。強い向かい風が吹いた瞬間。多くの飛来組のハクチョウさんたちは、羽をバタバタさせて飛び立っていきまた。
そして、今まで一緒に旅をしてきた仲間たちが飛んでいる姿を見たノンちゃんは、羽をバタバタさせながら川面を走り出したのでした。
しかし、骨折した羽では飛べず。数秒後。仲間を追いかけるの断念しました。これは、アドちゃんが、飛ぼうとしたものの飛べなかった行動に、とても酷似していたのです。
アドちゃんには、飛ばなくなったノンちゃんのキモチは十分わかるよ!
まとめ
ハクチョウさんたちが、飛びたいという衝動を感じる瞬間は、いつなのか。それは、「強い向かい風」が吹いた瞬間ではないかと思います。向かい風だと、浮力で持ち上がり、10キロ以上のオオハクチョウさんの体でも、容易に飛び立つことができるからでしょう。
そして、飛べるハクチョウさんの姿を見て、羽をケガして飛べない滞在組のハクチョウさんたちは、また飛びたい。という衝動を感じて、大きく羽ばたいて走り出すのでしょう。
その羽をケガしているハクチョウさんたちを見ているDuck4は、とても切なくなる時でもあります。
(飛ぼうとする羽をケガしているオオハクチョウのノンちゃん)
コメント