🦢「片足を引きずるコハクチョウさん」「片方の水かきがないキリちゃん&パートナー」「ミルクちゃんに可愛がられていた幼鳥兄弟のオオハクチョウさん」の北帰行【4月上旬越冬数調査】!

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🦢Swan【ハクチョウさん】
Duck4
Duck4

Duck4の定点ポイントに居残っている飛来組・立ち寄り組のハクチョウさんたちの北帰行のお話です。

はじめに

毎朝。Duck4は、日の出直後から30分間。河川敷を下流から上流へ向けて1キロの距離にいるオオハクチョウさんとコハクチョウさんをカウントしたものを記録。そのチェック項目は、越冬数。成鳥数。幼鳥数です。そこから、幼鳥率も算出しています。

さて、今日のDuck4ブログは、2021年4月上旬に行った「ハクチョウさん越冬数調査」のお話です。

結果を先にお話しすると、平均越冬数は、17羽(2021年4月上旬)。昨シーズンが9羽(2020年4月上旬)だったので、約2倍近くの8羽も多く残っています。

その中で、4月3日。「片足を引きずって歩く成鳥のコハクチョウさん」。4月10日。「片方の水かきがないキリちゃん&キリちゃんのパートナー」「ミルクちゃんに可愛がられていた2羽迷子ちゃん兄弟」が春の渡りで離れて行ったのでした。

今シーズンと昨シーズン4月上旬【越冬数比較】

【2021年4月上旬】平均越冬数は17羽

2021年4月上旬(4月1日~10日)の平均越冬数は、17羽。うち平均幼鳥数は、5羽。平均幼鳥率は、29.4%でした。

3月上旬まで幼鳥率が10%を切っていたのですが、3月中旬になり10%を超え、3月下旬には20%を超える高い割合になりました。そして、4月上旬も、親鳥から別れてしまった立ち寄り組の幼鳥ハクチョウさんが居残っていたことで、20%越えと高止まり傾向が続いていったのです。

【2020年4月上旬】平均越冬数は9羽

昨シーズンの2020年4月上旬(4月1日~10日)の平均越冬数は、9羽。うち平均幼鳥数は1羽。平均幼鳥率は11.1%でした。

飛来組の最終越冬日は4月5日まで。4月6日以降は、当時リーダーだった5月中旬に夭折した斑ちゃん、チンさん、ミルクちゃん、アドちゃん、9月中旬に夭折したコハクチョウのティちゃんの5羽の滞在組のみになりました。

チンさん
チンさん

2020年は、4月6日以降。5羽の滞在組のハクチョウさんのみになったよ!

8羽も多くなった【2021年4月上旬】

今シーズンと昨シーズンの越冬数を比較すると、2021年4月上旬は8羽も多くなりました。今シーズンは、北帰行が遅れているようです。

居残っていたハクチョウさんの北帰行【2021年4月上旬】

片足を引きずって歩くコハクチョウさんの北帰行(4月3日~4日朝)

4月4日朝。「片足を引きずって歩いていたコハクチョウさん」の姿はありませんでした。前日3日。20羽のハクチョウさんがいて、翌4日には、17羽になり3羽が北帰行のため離れて行きました。

3日お昼ごろ。お昼の居残り率調査をしたときには、下流域に、「4羽の幼鳥のコハクチョウさんだけの群れ」が羽休めしていました。もしかしたら、「片足を引きずって歩く成鳥のコハクチョウさん」は、まだ春の北帰行をしたことがなかった「4羽の幼鳥」を連れて離れたのかもしれません。

その他、2羽のオオハクチョウさんもいなくなっていました。

(片足を引きずって歩いていた成鳥のコハクチョウさん)

片方の水かきがないキリちゃん、オオハクチョウの迷子兄弟の北帰行(4月9日~10日朝)

4月10日朝。「片方の水かきがないキリちゃん&キリちゃんのパートナー」。ミルクちゃんに可愛がられていた「2羽迷子ちゃん兄弟」の姿がありませんでした。その他4羽のオオハクチョウさんもいません。

9日の夕方。「片方の水かきがないキリちゃんを見たよ!」という目撃証言もありました。ということは、9日夕方から10日早朝。Duck4が調査を行う前に、北帰行のために離れて行ったようです。

暗くなってから旅立つよりは、早朝行くのが自然なので、おそらく、キリちゃんや迷子兄弟たちは、10日早朝だったのではないかと、Duck4は推察しております。

(ミルクちゃんに可愛がられていた2羽のオオハクチョウ迷子兄弟)

(キリちゃん&キリちゃんのパートナー)

ミルクちゃん
ミルクちゃん

4月9日までに、可愛がっていた2羽の兄弟迷子ちゃんたちも、

ミルクちゃんは寂しくなったよ!

まとめ

2020.21年4月上旬ハクチョウ越冬数のグラフを作ってみました。青い線が2021年4月上旬のハクチョウ越冬数の推移。赤い線が2020年4月上旬になります。

赤い線の2020年4月上旬は4月6日以降、5羽で推移しています。これは北帰行が終了して、5羽の羽をケガした滞在組のハクチョウさんのみになったことを意味しています。

青い線の2021年4月上旬は、4月9日で10羽になりましたが、まだ5羽の飛来組のハクチョウさんたちが残っていて北帰行が終わっていないことを表しているのです。

そして、青い線の2021年4月3日~4日(「片足を引きずるコハクチョウさん」を含む3羽の北帰行)。4月8日~9日(「キリちゃん夫妻」、「2羽の迷子ちゃん兄弟」らを含む7羽のオオハクチョウの北帰行)があった日になります。

2021年の羽をケガしていないハクチョウさんも幼鳥3羽、成鳥2羽を残すのみ。まもなく飛来組のハクチョウさんの調査も終えることになると寂しくなりそうです。

Duck4
Duck4

まだ飛べそうなハクチョウさんが成鳥2羽。幼鳥3羽残っているで、皆で無事に北帰行をと願っているDuck4であります。

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