今日のDuck4ブログでは、居残っている5羽のオオハクチョウさん。「ジャンボさん」「がっしりした成鳥さん」「小柄な幼鳥さん」「首がないが幼鳥さん」「おとなしい幼鳥さん」のお話です。
はじめに
4月10日。4月上旬の越冬数調査の最終日。Duck4の定点ポイントには10羽のハクチョウさんがいました。
「まだ、10羽もハクチョウさんたちが居残っているの！？」と驚かれる方もいる方も多々いるでしょう。そのうち5羽が羽をケガして北帰行は無理そう。なので、実際は5羽のオオハクチョウさんになりそうです。
ちなみに、昨シーズンの最後は、4月5日。そう考えると、4月10日は遅すぎと思われるでしょう。数年前には、4月中旬まで残っていたハクチョウさんもいたので、考えられないことでないのですが。やはり、遅くまで残っている仔たちがいると親しくもなりますが、心配にもなります。
さて、今日のDuck4ブログでは、4月10日まで残っていた飛来組＆立ち寄り組のオオハクチョウさん。成鳥の体が大きくて個体識別が容易な「ジャンボさん」。もう1羽の「がっしりした成鳥」さん。ミルクちゃんに可愛がられているクチバシの色が薄黄色で「小柄な幼鳥さん」。「首の長い幼鳥さん」。もう1羽の「クチバシの黄色な幼鳥さん」。計5羽のお話をします。
飛べる5羽のオオハクチョウさんたち
クチバシの模様が独特な成鳥のジャンボさん
両側に黒いほくろのような斑点がある独特なクチバシ。一度見たら忘れられないお顔なので、何度か個体識別のためにDuck4は撮影していました。
Duck4にはあまり懐かなかったのですが、地元の方からは、「よく、目の前を占領する大きなオオハクチョウさんだよね！そして、わたしには懐いてくれる！体も大きいの『ジャンボさん』と名付けたよ！」と聞かされました。
なので、Duck4も「ジャンボさん」と呼ぶようにしました。もう1羽、「がっしりした成鳥さん」もいるのですが、なぜか、「ジャンボさん」に人気が集中。
「幼鳥が3羽残っているので、ジャンボ一緒に連れていったよ！」とジャンボさんに直接、話しかけていたヒトもいたくらいです。
（成鳥オオハクチョウのジャンボさん）
ミルクちゃんにお節介を焼かれている小柄な幼鳥さん
クチバシの色は薄黄色。体はそんなに大きくないオオハクチョウさんです。遠くから見るとコハクチョウさんではと間違えるほどでした。
もしかしたら、一時期。このDuck4の定点ポイントに越冬していたのかもしれません。これについては、まだ確実にそうだとは言えないので、後で撮影した写真を見比べて見たいと思っています。
この小柄な幼鳥さんですが、あのミルクちゃんに好かれていた迷子ちゃん兄弟よりは、弱く追い回されていました。北帰行であの強い兄弟も離れて行くと、あとおっとりした2羽だけの幼鳥なので、追い回されることもなくなったのです。
この小柄な幼鳥さんは、Duck4のことも認識してくれて、近くまで泳いで来て配合飼料を食べてくれています。
この小柄な幼鳥さんですが、迷子ちゃん兄弟が去ってから、ミルクちゃんが、お節介を焼くようになったのです。「コォ！コォ！」と羽を大きく広げながら鳴くミルクちゃん。すると、この小柄の幼鳥さんも反応して鳴きかわします。
この小柄の幼鳥さんは、ミルクちゃんに好かれているようでもあります。
（クチバシが薄黄色で「小柄な幼鳥さん」）
2羽の幼鳥＆1羽の成鳥
他3羽のうち1羽は、「首が長い幼鳥のオオハクチョウさん」です。周りを泳いでいますが、キャベツとか配合飼料を食べてくれました。もう1羽の「おとなしい幼鳥さん」は、小柄な幼鳥と首がない幼鳥さんの中間ぐらいの大きさのオオハクチョウさんです。
もう1羽は、「がっしりした成鳥」のオオハクチョウさんも、どちらかと言えば穏やかな性格をしています。
（首の長い幼鳥さん）
（真ん中にいるのがクチバシが黄色くて「おとなしい幼鳥さん」）
まとめ
あの2羽の迷子ちゃん兄弟の1羽を追い回していたミルクちゃん。その2羽の迷子ちゃん兄弟がキリちゃんたちと一緒に北帰行のため離れて行ったあと。ミルクちゃんちゃんは、この「小柄な幼鳥さん」にお節介を焼きます。
「首の長い幼鳥さん」は、もう1羽の「おとなしい幼鳥さん」のそばにいることが多いようです。
そして5羽中、飛べる成鳥は、ジャンボさんを含めてもう1羽。成鳥のジャンボさんたちに3羽の幼鳥さんたちもついて北帰行で離れて欲しいとDuck4は、願っております。
3羽の幼鳥も残っいているので、成鳥の渡りの経験があるジャンボさんたちが、
ここを離れるときに連れて行って欲しいとDuck4は願っております。
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