🦢北風に乗って来た第二陣の飛来組ハクチョウさんたち【2021年10月下旬調査結果】の話!

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🦢Swan【白鳥】
Duck4
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第一陣、第二陣の秋の渡りで飛来してきたハクチョウさんたちは、強い「北風」に乗ってやってきたというお話のブログです。

はじめに

2021年度ハクチョウさんの飛来がDuck4の定点ポイントでも始まりました。

ところで、Duck4の定点ポイントでは、10月7日朝。11羽の成鳥コハクチョウさんと1羽の幼鳥コハクチョウさんの合計12羽が今シーズンの初飛来でした。

ちなみに、宮城県内では10月6日に初飛来を確認。1日違いでしたがほぼ同じタイミングでDuck4の定点ポイントに初飛来したようです。

それから、Duck4の定点ポイントでは、10月22日以降。飛来組のハクチョウさんたちが定着するようになりました。

毎朝。Duck4は、日の出直後から30分間。河川敷を下流から上流へ向けて1キロの距離にいるオオハクチョウさんとコハクチョウさんをカウントしているからわかりました。

さて、今日のDuck4ブログは、2021年10月下旬に行った「ハクチョウさん越冬数調査」。特に、10月23日朝には18羽のハクチョウさんが、10月24日朝48羽といっきに30羽も増えた 10月23日真夜中から昼にかけて吹いた「北からの強風」に乗って数を増やしたお話をします。

(10月23日夕方の様子)

今シーズンの飛来組の定着は10月22日より始まる

2021年10月下旬の飛来数

2021年シーズンのDuck4の定点ポイントでの定着は10月22日以降からになりました。そして、2021年10月下旬(10月22日~31日)の平均越冬数は、37羽。うち平均幼鳥数は、5羽。平均幼鳥率は、5.4%でした。

2020年10月下旬の飛来数

2021年シーズンのDuck4の定点ポイントでの定着は10月17日以降からと2021年よりも早くなっていました。ただ、2020年10月下旬の平均越冬数(10月21日~31日)は、32羽。うち幼鳥率は4%でした。

2021年10月下旬の方が飛来数が多い

若干ですが、今シーズンの2021年10月下旬の方が、平均飛来数、平均幼鳥率も高くなっています。

Duck4
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2021年10月下旬の平均飛来数は37羽。幼鳥率が5.4%でした。

昨シーズンよりも多かったです。

北から強風に乗ってやって来たハクチョウさんたち

10月23日真夜中から北からの風が吹き、仙台管区気象台の測定よると午後12時には風速9.5メートルに達していました。

10月23日朝には16羽だったハクチョウさん。23日夕方、日没前のDuck4の定点ポイントでカウントしたところ46羽に達していたのです。翌24日朝の48羽とほぼ同じ数になっていました。

ということは、23日朝から夕方の間に30羽近くのハクチョウさんたちが飛来してきたことになります。

仙台管区気象台では、1時間ごとの観測していた「風速」を公表。ちょうどハクチョウさんたちが増えた23日深夜からお昼にかけては、「強い北風」が吹いていました。その「強い北風」とハクチョウさんが増えたのが一致していることが、Duck4のフィールド調査から推測できました。

Duck4
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仙台管区気象台の1時間ごろの風速記録によると、10月23日真夜中からお昼ぐらいまで、「かなり強い北風」が吹いていました。

まとめ

ところで、宮城県内でハクチョウさんたちの今シーズンの初飛来が確認されたのは10月6日でした。Duck4の定点ポイントでも、10月6日夕方にはハクチョウさんが今シーズン初めて飛来が、地元の方が目撃されていました。

7日朝。いつものように滞在組オオハクチョウさんたちのフィールド調査中に、11羽のコハクチョウさんを確認できました。

ところで、第一陣がDuck4の定点ポイントへ初飛来したときにも、6日午前1時から午前10時頃まで、かなり強い北風、北北西の風が吹いていたことが仙台管区気象台で観測されていました。

また、第2陣のハクチョウさんたちの飛来でも、かなり強い北風が吹いていました。仙台管区気象台の観測記録によると、10月23日午後12時ごろには9.5メートルの北西の強風が吹いていました。

ということは、秋の渡りでは、「北風を利用してハクチョウさんたちは飛んでくるのではないか」とDuck4は考えております。

(10月24日朝の様子)
Duck4
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秋の渡りは、西高東低の気圧配置。特に、北風が強く吹く日にハクチョウさんたちは南下してくるのではないかとDuck4は思っております。

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