今日のDuck4のブログのテーマは12月6日に実施した日中に居残りをしていたハクチョウさんのお話です。
はじめに
「日中、塒に居残っているハクチョウさんは何羽いるのか?」この調査を、Duck4はこの数年コツコツと続けています。まあ、毎日は無理なので、週末の午前中。ちょうど、渡りのハクチョウさんたちが、餌を求めて田んぼにお出かけしている時間帯に行っています。さて、12月6日(日曜日)は、29羽のハクチョウさんたちが、塒に居残っていました。早朝には120羽いたので、塒に居残っていたハクチョウ率は、「24%」でした。
調査時間に居残っていたハクチョウさんは、
24%といつもよりも少なかったよ!
12月6日の調査
早朝のハクチョウさんの数
早朝。Duck4の定点ポイントには、120羽のハクチョウさんがいました。うち7羽が幼鳥。幼鳥率5.8%とかなり低い数値になりました。こんなに低い幼鳥率は、Duck4がこの定点ポイントでフィールド調査を始めてから初めてのことです。
そして、コハクチョウさんは、34羽(うち幼鳥3羽)を確認できました。Duck4の定点ポイントでのコハクチョウさんは28.3%でした。
午前中の居残りのハクチョウさん
日中には、あの羽をケガして渡りができない滞在組のオオハクチョウさん。ミルクちゃん、チンさん、アドちゃん、メイちゃんは、大橋付近で餌をもらっていました。
また、今年の11月に羽をケガして飛べなくなったノンちゃんも、中洲付近を泳いでいました。そこでは、地元の方が、餌やりをしていました。
そこには、あの毎年、ここで越冬するスミスさん一家とその幼鳥。そして、血縁関係にある子どもたちも、餌場の田んぼにお出かけせずに、もらっていたようです。
あのスミスさん一家は、また、田んぼに出かけず、塒でお留守番していたよ!
12月6日(日曜日)の天気は晴れ
早朝の調査よりも遅い朝9時の天気は晴れ。日中の居残っているハクチョウさんの調査時間が11時だったのですが、その1時間後の午後12時の天気も晴れでした。また午後3時の天気も晴れでした。
天気図を見ている限り、冬型の気圧配置は緩み、大陸から移動性の高気圧が張り出してきていました。暖かな小春日和の一日だったようです。最高気温12度。最低気温2度でした。
小春日和の1日だったよ!
まとめ
12月6日の日中。塒に居残っているハクチョウさんは、24%でした。多くの飛ぶことができる渡りのハクチョウさんたちは、餌場の田んぼにお出かけしていました。そして、朝いたはずのコハクチョウさんの群れは1羽もいませんでした。
ただし、2組のオオハクチョウさん一家は、この調査時間の午前11時頃にはお出かけせず、居残っていました。その1組は、ここの常連のオオハクチョウさんのスミスさん一家でした。
この日の調査では、いつもよりも田んぼにお出かけしていたハクチョウさんが多かったです。
ハクチョウさんの見守り保護活動。フィールド調査をしているDuck4をこれからもよろしくお願いします!
コメント
やはりハクチョウ界は今年少子化傾向に思えますね!
これからお出かけ先に餌がなくなってくると、川に滞在する傾向がでてくるのかな?と予測しています。
ちなみに全然環境が違うので参考にならないかもしれませんが、今年は川島町に休暇の度に通っていますが、だんだんお出かけからの戻りが早くなってきました。
ういさんへ
こんばんは!
こちらでは、統計を取り始めてから初めて、こんなに幼鳥数が少なくなりましたね!🦢
河川敷の工事も影響しているのでしょうか?
原因は、まだわかりませんね!
川島町のコハクチョウさんも餌場からの戻りも早くなっているようですね!
田んぼの餌が少なくなったのか、日没時間が早くなったのか!?
いろいろ原因がありそうですよね!🦆