2021年12月上旬の日々の越冬数の結果によると、「幼鳥率」が驚異的に高くなっているお話をします。
はじめに
今シーズン。たくさんの子どもを連れたハクチョウさんたちが、Duck4の定点ポイントにまだ多くの来ているのでしょうか?
結論を先に言うと、今シーズンは、12月上旬になってもたくさんの幼鳥ハクチョウさんがいます。特に、6羽の幼鳥を連れたオオハクチョウさん一家が2組もいます。また、親鳥がいない迷子の4羽のオオハクチョウさん。2羽の幼鳥を連れたシングルペアレントもいるのです。Duck4の定点ポイントを気に入ってくれて、これからも春3月まで越冬して欲しいと願っております。
ちなみに、昨シーズンは、ずっとDuck4の定点ポイントで幼鳥を連れて越冬していた家族と言えば、「スミスさん夫妻の1羽の子どものみ」という日もあったほどでした。そのスミスさん一家も成鳥した子ども1羽を連れていつも一緒に泳いでいます。
今日のDuck4ブログでは、2021年12月上旬。2020年12月上旬のDuck4の定点ポイントでのハクチョウさんの越冬数と幼鳥数のデータを比べて、今シーズンがとても「幼鳥率」が高くなっているお話します。
2021年、20年12月上旬の越冬数の比較
2021年12月上旬の越冬数
「青色の折れ線グラフ」が2021年12月上旬(1日~10日)になります。60羽~154羽の範囲でハクチョウさんの数が大きく変動をしています。それには、わけがあります。早朝、Duck4が下流から上流へと向かってカウント中に、餌場へ向かって飛び立って行くハクチョウさんの群れがあるからなのです。中には、家族の群れもいました。
2020年12月上旬の越冬数
「赤い折れ線グラフ」は、2020年12月上旬(1日~10日)のハクチョウさんの越冬数になります。越冬数の推移は、85羽~124羽と今シーズンよりは、若干、変動幅が抑えられていました。
2021年、20年12月上旬の幼鳥率の比較
幼鳥率が驚異的に高い2021年12月上旬
「青い折れ線グラフ」が2021年12月上旬(1日~10日)までの幼鳥率の日ごとの推移になります。グラフを見ていただくと、12月2日だけ11%と低い日がありました。低いと言っても幼鳥率が10%越えをしているので高い値です。そして、なんと、幼鳥率が40%台となったのが12月7日、8日、10日と3日もあったことでした。こんなに、幼鳥率が高い日が続いているのは、Duck4はここでフィールド調査を始めて初めてのことになります。
2020年12月上旬の幼鳥率の低さ
「赤い折れ線グラフ」が2020年12月上旬(1日~10日)までの幼鳥率の日ごとの推移になります。グラフを見ていただくとわかるのですが、幼鳥率が10%を超えた日が1日もありませんでした。また、ここでDuck4はフィールド調査を始めて、ここまで幼鳥率が低かった年は、まれでもあります。
まとめ
2021年12月上旬と2021年12月上旬の越冬数と幼鳥率の日ごとの推移を見てきました。その結果、2121年12月上旬は、越冬数にはばらつきが大きく見られました。幼鳥率に関しては、驚異的な高い値を示しました。
一方で、2020年12月上旬は、越冬数には関しては、80羽台から120羽台の間で推移しました。しかし、幼鳥率が10%以下と、低い値になりました。
これからも、日ごとの越冬数と幼鳥率を出していきたいと思っております。
2021年12月上旬の幼鳥率は驚異的な高さになりました。
2020年12月下旬の幼鳥率は10%以下と低くかったです。
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