🦢ピークアウトは始まったものの160羽~220羽でハクチョウさんの越冬数が推移している最も寒い2022年1月下旬のお話!

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Duck4
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今日のDuck4ブログでは、1月下旬のハクチョウさんの越冬数が200羽を切るようになりピークアウトが始まったお話をします。

はじめに

一年のうちで一番寒くなるのが1月中旬から2月上旬。まあ、年によって若干違うことがありますが、1月20日~2月3日の「大寒」の頃が寒さの底にあたるのでしょう。そして、今シーズンは、暦通りに寒い日が続いています。なので、昨シーズンよりも、今シーズンは、まだまだかなり多くの飛来組のハクチョウさんたちが越冬を続けております。

ところで、Duck4の定点ポイントで越冬しているハクチョウさんたちの「ピークアウト」は始まったのでしょうか。それとも、これから、ピークに達したのでしょうか。

結論を先に言うと、2022年1月下旬(1月21日~31日)の越冬数の調査。2021年1月下旬(1月21日~31)の飛来数の調査でも、ハクチョウさんの越冬数のピークが来て「ピークアウト」が始まっていました。

さて、今日のDuck4ブログでは、今シーズン2022年1月下旬(1月21日~31日)までの飛来数。幼鳥率。昨シーズン2021年1月下旬(1月21日~31日)までの飛来数。幼鳥率の比較。また、Duck4の定点ポイントとしている仙台の積雪。宮城県大崎市古川の積雪。岩手県のハクチョウさんの越冬地になっている北上市の積雪を比較。「ピークアウト」はしたものの、まだ160羽~220羽ほど残っている定点ポイントのハクチョウさんたちのお話をします。

1月下旬のハクチョウさん越冬数

2022年1月下旬

「青い折れ線グラフ」(2022年1月下旬(1月21日~31日))は、日々のハクチョウさんの飛来数を現しています。1月下旬は、160羽台~220羽台で推移していました。200羽台を切る日がほとんどになりましたが、まだまだ、昨シーズン(2020年)と比べて、越冬数が多くなっています。

2021年1月下旬

「赤い折れ線グラフ」(2021年1月下旬(1月21日~31日))は、100羽台~50羽台で推移していました。2021年1月中旬と比べるとわかるのですが、1月下旬にはピークアウトして越冬数が減り始めていました。

幼鳥率

2022年1月下旬

「青い折れ線グラフ」は、2022年1月下旬の日々の「幼鳥率」の推移になっています。幼鳥率が20%~29%と、幼鳥率が高いと言われている10%をはるかに超えていました。なので、1月下旬も、幼鳥率が高い状態が続ていました。

2021年1月下旬

「赤い折れ線グラフ」は、2021年1月下旬の日々の「幼鳥率」の推移になっています。幼鳥率が3%~9%と、幼鳥率が高いと言われている10%以下になっています。なので、1月下旬も、今シーズンとは対照的に、幼鳥率が低くなっていました。

積雪量

2022年1月下旬

2022年1月下旬の積雪量は、Duck4の定点ポイントのある仙台では、2022年1月21日~31日の11日間積雪0センチでした。しかし、ここよりも北に宮城県古川、岩手県北上では、積雪を11日間連続記録していました。

2021年1月下旬

2021年1月下旬の積雪量は、Duck4の定点ポイントがある仙台でも3日間積雪を記録しています。そして、仙台よりも北にある宮城県古川では、今シーズンとは違って積雪を記録した日が11日中5日のみとなりました。一方、岩手県北上では11日連続して積雪がありました。

まとめ

2022年1月下旬のハクチョウさんの越冬数の推移を見てみると、すでに「ピークアウト」が始まっていることが日々のフィールド調査からわかりました。

幼鳥率ですが、1月下旬になってもほぼ20%越えと、記録を取り始めてからこんなに高い値になっているのは初めてのことになっています。

積雪量については、仙台に関しては、11日間積雪0センチでしたが、古川では、11日間連続の積雪を記録していました。ここよりも北では、寒い日が続いて、もしかしたら、北帰行をためらっていたのかもしれません。

Duck4
Duck4

すでに今シーズンもピークアウトは始まっていますが、北の越冬地では積雪もあったことで、居残っているハクチョウさんたちが例年に比べて多いようでした。

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