今日のDuck4ブログでは、ハクチョウさんの家族の絆の強さと愛に関するお話しです。
はじめに
一般的に、一年間。ハクチョウさん家族は、その年に生まれた幼鳥と一緒に行動します。そして、春になり繁殖地に着く頃には、その幼鳥は独立。いや、繁殖の準備のために去年生まれた幼鳥を追い出します。そして、また新たに子育てを始めるのです。
2019年シーズンに3羽の幼鳥を連れてDuck4の定点ポイントに越冬したオオハクチョウさんのスミスさん一家。このスミスさん一家ですが、今シーズンも、Duck4の定点ポイントに戻って来ました。それも1羽の幼鳥を連れてです。
また、なぜか、2羽の成鳥も一緒にいます。これって、2019年シーズンに生まれた3羽のうちの2羽の幼鳥!?そのスミスさん一家の子どもたちが、一緒に行動しているようです。
今シーズン生まれた幼鳥。その以前に生まれたスミスさんの子どもたちの5羽のスミスさん一家の「家族愛」の話が、今日のDuck4のテーマです。
スミスさん一家は、夫婦、今シーズン生まれた幼鳥。以前生まれた2羽の子どもたちの5羽で一緒に越冬しています。
オオハクチョウさんのスミスさん一家
スミスお父さん
スミスお父さんは、体も大きくて強いオオハクチョウさんです。今シーズンは、周りに敵なしと言ったところです。以前、ツガイだけで越冬していたときには、スミスさん一家よりも強いオオハクチョウさんがいたので、追い回されたりもしていましたが、今シーズンに限っては、そのような心配は今のところありません。
子育てに関しては、スミスお父さんは自由放任的なところがあります。子どもに好き勝手させています。ただ、家族を引っ張っているのはお父さんの役割。いざというときには、体を張って先頭に立つのが、スミスお父さんです。
例えば、ヒトがいると、まさっきに目の前に立って、「ウー!」と話かけます。「ちょうだい!」とスミスお父さんは言っているようです。
最近は、若干、年を取ったのか、泳いでいる最中にも片目をつぶっていることもあります。眠いのでしょうか。以前は、『巨人の星』に登場するお父さん。星一徹のようなスパルタ的な姿勢で、子どもに接していました。
しかし、最近は、丸くなりました。特に、今シーズンの子どもに対しては、とても甘く接しているようにも感じます。
昔の子どもたちにはスパルタ教育だったぞ!
今の子どもにはとても甘いお父さんなんだよ!
スミスお母さん
スミスお母さんは、お父さんを立てるタイプ。お父さんの後ろ一歩下がって歩く。古風なステレオタイプ的な日本のお母さんと言った感じを受けます。強いスミスお父さんを信頼して慕っているようにスミスお母さんからは、見ていると見えます。
そんなスミスお母さんですが、子育ては上手で、多くの子どもたちを育て上げてきました。Duck4が知る限りでも11羽の子どもを産んだのが、このスミスお母さんの功績だと思います。
スミスお父さんを愛していることは、接しているとわかります。
子育ては大変だけれど、11羽の子どもたちを育て上げてきたよ!
今シーズン生まれたスミスさんの幼鳥
今シーズン生まれたスミスさんの幼鳥ですが、体は小柄。どちらかと言うと、スミスお母さん似の体形をしています。ただ、性格は、勝気。ということは性格的にはスミスお父さん似であるようです。
また、若いということですばしこくて、給餌や餌付けのときには、目の前でお父さんが食べる前に、取ってしまい食べてしまうことさえあります。昔のスミスお父さんだったら、子どもを叱るかのように突っつくのですが、今年のこの幼鳥に対しては全くしません。なので、お父さんの怖さを知らずに、のびのび育っているようです。
また、一緒に行動している兄。いや姉ともとてもナカヨシでケンカすることもありません。
(1羽の幼鳥を連れたスミスさん一家)
子どもは体の大きさはわたしお母さんに似ているけど、性格はお父さん似で勝気ですね!
まとめ
今回は、スミスお父さん、スミスお母さん、スミスさんの幼鳥の3羽の日ごろの行動から見える性格を分析してきました。今年のスミスさん一家を2か月ほど見てきましたが、とてもナカヨシです。
特に、スミスお父さんは、今シーズン生まれた幼鳥には甘い感じを受けました。
また、普通だったら、一度巣立った子どもたちは、親鳥とは別行動するはず。しかし、スミスさん夫妻にとっては、巣立った子どもたちでさえも受け入れる包容力の強さには、Duck4は驚きを覚えています。
このスミスさん一家を見ている限り、「家族愛」を強く感じています。
(5羽で行動するスミスさん一家)
スミスさん夫妻は、子どもたちに寛容で、他のハクチョウさん一家にない、家族愛を感じます。
コメント
スミスさんも少しお年を召してきて、子供に対して孫を見るような目に変わってきたのかもしれませんね。
ういさんへ
こんばんは!
確かに、スミスお父さんは、年を取ってきて丸くなってきたのかもしれませんね!
でも、成鳥になった子どもたちに対して、厳しい一面も見せているんですよ!
まだまだ、子どもたちには負けない!とスミスお父さんは思っているのでしょうね!🦢