🦢冬に食べ物が不足する滞在組のハクチョウさんたちへの援助！

Duck4

今日のブログのテーマは

真冬の滞在組のハクチョウさんたちへの

給餌援助についてのお話です。

はじめに

こちらでは、めったにない最低気温氷点下7.6度まで下がったDuck4の定点ポイント。川が凍ると、羽をケガして飛べないハクチョウさんたちは、動き回ることができません。お昼ごろ。やっと川面の氷の一部が融け始めたのですが、氷を割りながら移動してくるのに15メートルほどの川幅を15分ほどの時間を要しました。

こんな川が凍った日。羽がケガした4羽の滞在組のハクチョウさん。11月に羽をケガしたノンちゃんは、十分食べられているのか？これを心配しています。

滞在組のハクチョウさんとノンちゃんの見守り保護活動をしているDuck4。片足を引きずって歩くチンさん。昨年11月の羽をケガして飛べなくなったノンちゃん。その2羽への援助方法が今日のブログのテーマです。

Duck4

チンさん、ノンちゃんへの援助方法のお話です。

気がかりな滞在組のハクチョウさんたちへ援助方法

チンさんの援助方法

チンさんの場合、片足を引きずって歩くので、川が結氷してしまうと、歩くのが大変になります。そのため、他の歩ける仔たちに比べて移動が制限されてしまいます。

まあ、川が結氷してしまうと、氷が融けるまでじっとしているようです。

ただ、何か動物が近づいたとき。また氷が融け始めたときには、移動するために歩く必要も出てきます。そんなときに、片足を引きずって歩くチンさんは、立ち上がるのに時間がかかってしまっています。

川が結氷しているおかげで、オナガガモさんたちが近づかないのですが、給餌中にチンさんよりも強いミルクちゃん、メイちゃんに食べている場所を横取りされてしまいます。そのため、強いハクチョウさんたちから離れた水辺でチンさんは食べています。

なので、なるべく皆から離して、他のハクチョウさんたちに邪魔されない場所に誘導して給餌するようにしています。ただ、メイちゃんと違って、青物のキャベツ、白菜も食べてくれるので、偏食にならないのが唯一の救いになっています。

チンさん

足が不自由なので川が凍ると大変だよ！

食べている最中に、ミルクちゃん、メイちゃん、オナガガモさんに邪魔されるのが困っているよ！

（チンさん）

ノンちゃんの援助方法

ノンちゃんは、滞在組のハクチョウさんたちとは別行動。川が凍ることがない中洲付近で飛来組のハクチョウさんたちに混じっています。Duck4の姿を見るや否や、気づいたノンちゃんは近づいて来てくれます。その時に自家製パンをあげると食べてくれるようになりました。また、キャベツ、白菜の青物を食べてくれます。なので、メイちゃんのような偏食はないようです。

また、中洲周辺では、地元の方が給餌、餌付けを行っているので、ノンちゃんは食べているようです。

アドちゃん

ノンちゃんは、まだ飛来組と一緒にいるよ！

自家製パンのみならずキャベツ、白菜もノンちゃんは食べるようだよ！

（ノンちゃん）

まとめ

9年間。滞在組のハクチョウさんたちの見守り保護活動をしてきました。その9年間、一緒の滞在組のハクチョウさんは、リーダーのミルクちゃんとチンさんのみになりました。チンさんは足が心配ですが、食欲もあり元気にしています。

滞在組のハクチョウさんたちの保護活動の中心は、給餌が重要な援助になっています。ただ、給餌量は、どのくらいにすべきなのか？日中に餌場へ出かけず飛来組の居残りハクチョウさんの調査を続けていますが、結論には至っていません。9年以上、見守って来ても答えがありません。

しかし、言えることは、冬にはこの河川敷でのみ生きている滞在組のハクチョウさんたちにとって、食べ物が減りお腹を空かせていることはわかります。なので、冬に限っては、給餌が重要になってくることとDuck4は考えております。

Duck4

真冬は食べ物も不足している滞在組のハクチョウさんたち！野菜、配合飼料なども与えて栄養のバランスも考えてあげることが重要です。