今日のDuck4ブログは、ずっとここで越冬しているハクチョウさんたちは、日中に田んぼの餌場に出かけなくても事足りるのではないか!?というテーマのお話です。
はじめに
週末。餌場に出かけず多くハクチョウさんたちが、塒に居残っていました。2月6日の朝7時。午前11時50分。2月7日の朝7時。午前11時45分。1日2回。2日間。定点ポイントで、Duck4はハクチョウさんのカウントをしました。
そのハクチョウさんの居残り率の結果は、2月6日は57.0%。2月7日は73.5%。7日の方が16.5%ものハクチョウさんが多く居残っていました。
2月6日。居残り率が50%後半。2月7日も70%台。7日に関しては多くのハクチョウさんたちは出かけずに、塒に比較的多く残っていたようです。
一方で、6日の越冬数は、114羽。7日の越冬数は、87羽と前日よりも27羽のハクチョウさんたちが、Duck4の定点ポイントにから離れて行ったのでした。
両日の結論から言えば、27羽のハクチョウさんたちは、6日の朝に飛び立って行って翌7日にも戻って来なかったこと。翌7日。87羽の多くのハクチョウさんたちは、ここでずっと冬越しをしていて、田んぼにお出かけせずに日中残っていたのではないか。そのため、7日の越冬数が少なくなったのにもかかわらず、居残り率が高くなったのではないかとDuck4は考えております。
今日のDuck4ブログでは、最高気温が10度以上になった両日。餌場に出かけず居残ったハクチョウさんたちのレポのお話です。
6日、7日とも暖かかったよ!
両日とも最高気温10度以上
2月6日の越冬数114羽
穏やかな冬の朝
2月6日朝7時。越冬数が114羽。うち幼鳥7羽。幼鳥率6.1%でした。最低気温1.1度。最高気温11.9度。天気は晴でした。
おそらく、河川敷の工事をまもなく終わりになりそうなので、安心して以前ここにいた飛来組のハクチョウさんたちも戻って来たのかもしれません。
そして、早朝のいつもの定点ポイントでは、滞在組のミルクちゃん、チンさん、アドちゃん、メイちゃん。片方の水かきを失ったキリちゃん。5羽のスミスさん一家。11月に羽をケガしたノンちゃんもDuck4のまわりに集まって来てくれました。
お昼前の居残り率は57%
午前11時50分の2回目の調査の時には、65羽のハクチョウさんが居残っていました。その居残り率57.0%でした。居残っていたハクチョウさんたちは、水辺のそばに自生している草を食べていました。
しかし、その中には、いつも居残っている5羽のスミスさん一家はいませんでした。お出かけしていたようです。また、Duck4を見つけるや否やノンちゃんは、泳いで来ました。
そして、ちょうど調査した時間帯は、いつもよりも水位が高くてなっていました。滞在組のミルクちゃん、チンさん、アドちゃんは、橋の下の浅瀬でぐっすりお昼寝していましたが、メイちゃんは、泳ぎ回っていたのでした。
(岸に上がって草を食べるハクチョウさんたち)
たまたま、6日の午前中はいなかったなあ!
子どもたちと出かけたくなることもありますよ!
2月7日の越冬数87羽
前日より早朝27羽減ったハクチョウさんたち
2月7日朝7時。越冬数が87羽。うち幼鳥3羽。幼鳥率3.4%でした。この日は晴れ一時雨のち曇り。目まぐるしく天気が変わりました。最低気温0.7度。最高気温が10.2度。前日よりも27羽もハクチョウさんたちが減ったのでした。
ところで、早朝いつもの大橋では、4羽の滞在組のハクチョウさん。11月に羽をケガしたオオハクチョウのノンちゃん。片方の水かきを失ったオオハクチョウさんのキリやん。5羽のスミスさん一家もDuck4の前に集まって来ました。
お昼前の居残り率73.5%
午前11時45分ごろ。居残りハクチョウさんは、64羽いました。うち幼鳥が1羽です。居残り率が73.5%。ところで、中洲付近には、5羽のスミスさん一家、ノンちゃん他51羽のハクチョウさんが残っていました。4羽の滞在組のミルクちゃん、チンさん、アドちゃん、メイちゃん、キリちゃんは大橋付近で休んでいました。
2月7日。早朝の越冬数87羽でした。
6日より27羽減ったよ!
7日の居残り率が73.5%と6日よりも16.5%上がったよ!
まとめ
2月6日、7日の両日の居残り率調査で、この時季にしてはとても暖かく最高気温が10度越え。両日とも晴れたのですが、越冬数には大きさな差が生じたのでした。
2月6日は114羽。2月7日は、87羽。1日にして27羽も減りました。2月6日の居残り率は57.0%。2月7日の居残り率は73.5%と高くなったのです。
おそらく、春の渡りが本格的になる2月中旬以降、餌場に出かけずに塒に留まっているハクチョウさんが多くなると思います。6日朝以降いなくなったあちらこちら移動していてこのDuck4の定点ポイントでずっと越冬している個体ではなく、6日の午前中まで27羽のハクチョウさんたちは、旅立ったのではないか。とDuck4は推察しています。
田んぼに出かけずに居残るハクチョウさんは、ずっとここで越冬しているスミスさん一家(6日午前の調査の時だけはいなかった)のようなハクチョウさんたちは、このDuck4の定点ポイントだけでも事足りでいるのかもしれません。
(先頭のノンちゃんの後ろを泳ぐ5羽のスミスさん一家)
ずっとここで冬越していたスミスさん一家のようなハクチョウさんたちは、日中居残っているのではなかとDuck4は考えております。
コメント
もしかしたらスミスさんのように絶対的に強い子は優先的に餌を取れるので、ほかに行かなくても足りるのかな?と思いました。
他の子はそうもいかず、餌場に行った方が確実なのか。
もうそろそろ帰還の様子が現れてきたのではないでしょうか?
ういさんへ
こんばんは!
5羽のスミスさん一家は、餌付けしているヒトの目の前を占領していますね!
まわりに、他の仔たちが群がっていますね!
滞在組のハクチョウさんたちは、スミスさん一家のところからいつも離れたところにいますね!
コハクチョウさんたちは塒にしていますが、餌付けには全く見向きもしませんね!
餌場に出かけているようですね!🦢
地震が春の渡りを早めたようですね!🦆