🦢ハクチョウさんの「越冬数」「幼鳥率」ともにかなり高かった【2022年2月上旬の越冬数調査】のお話!

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Duck4
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今日のDuck4ブログでは、2022年2月上旬には300羽台と例年だと過去最高になるハクチョウさんたちが残った日もあったお話をします。

はじめに

一年のうちで最も寒くなるのが1月中旬から2月上旬。立春をむかても、今シーズンは、まだまだ寒い日が続いています。そのため、昨シーズンよりも今シーズンの方が、多くの飛来組のハクチョウさんたちが越冬数が多いようです。

さて、今日のDuck4ブログでは、今シーズン2022年2月上旬(2月1日~10日)までの飛来数。幼鳥率。昨シーズン2021年2月上旬(2月1日~10日)までの飛来数。幼鳥率の比較。また、Duck4の定点ポイントとしている仙台の積雪。宮城県大崎市古川の積雪。岩手県のハクチョウさんの越冬地になっている北上市の積雪を比較。

「ピークアウト」はしたものの、まだ例年よりも多く、日によっては300羽以上もハクチョウさんたちが越冬していたDuck4の定点ポイントのハクチョウさんたちのお話をします。

2月上旬の越冬数

2022年2月上旬

「青い折れ線グラフ」は、2022年2月1日~10日までの日ごとのDuck4の定点ポイントで確認できたハクチョウさんの越冬数になります。2月上旬は、330羽台~170羽台と越冬数に大きな差がありました。特に、2月6日、7日の両日では、300羽台と例年だと新記録になるような数のハクチョウさんたちが飛来していたことになります。

2021年2月上旬の越冬数

「赤い折れ線グラフ」は、2021年2月1日~10日までの日ごとのDuck4の定点ポイントで確認できたハクチョウさんの越冬数になります。2021年2月上旬は、70羽台~130羽台で推移していました。日によっては100羽切っていたことから、ピーク時には192羽いたので、もう北帰行が早く始まっていたような数値になっていました。

2月上旬の幼鳥率の推移

2022年2月上旬

「青い折れ線グラフ」が、2022年2月1日~10日までの日ごとの幼鳥率の推移になります。2月上旬の幼鳥率は、19%~27%と記録的な高い値になっています。平均10%超えで幼鳥率が高いと言われています。連日のように20%を超えるのは、越冬地でもハクチョウさんの子育てが順調に進んでいることが言えるのでしょう。

2021年2月上旬

「赤い折れ線グラフ」が、2021年2月1日~10日までの日ごとの幼鳥率の推移にります。2021年2月上旬は、2%~12%で、かなり低い値の日もあったほどです。幼鳥を連れて越冬していたハクチョウさんの家族が少なかったことも原因していたようでした。

仙台、古川、北上の積雪

2022年2月上旬の積雪

「青い折れ線グラフ」が、Duck4の定点ポイントがある仙台の積雪量になります。仙台で積雪があったのは、2月4日、5日のみでした。「赤い折れ線グラフ」が仙台よりも北に位置する古川で、3センチから10センチほどの積雪があったようです。「黄緑色の折れ線グラフ」は岩手県北上ですが、こちらは29センチ~40センチで、雪がまだまだ残っていたようでした。

2021年2月上旬の積雪

「青い折れ線グラフ」が2021年2月1日~10日までの日ごとのDuck4の定点ポイントがある仙台の積雪量の推移になります。仙台で積雪を記録したのが4日間ありました。「赤い折れ線グラフ」が古川になりますが、積雪を記録したのが5日間のみでした。一方、「黄緑色の折れ線グラフ」が、岩手県北上の積雪量になりますが、29センチ~57センチと今シーズンよりも雪が多かったようでした。

まとめ

今シーズンと昨シーズンでは、越冬数、幼鳥率が対照的な結果になっています。特に、今シーズンは、越冬数、幼鳥率ともに記録を取り始めて最高記録になっています。この越冬数、幼鳥率ともに高いのは、シーズン初めからずっと続いています。

雪に関して見れば、昨シーズンの方が仙台に限って言えば積雪日数は若干多かったです。ただ、仙台よりも北にある古川では、今シーズンは10日連続で積雪を記録しています。

そして、寒い日が続いていたことで、Duck4の定点ポイントで観察されているハクチョウさんたちがまだ北帰行をせずに多くが居残っていたのではないかと考えております。

Duck4
Duck4

今シーズンの2月上旬は、越冬数が300羽台になったり、幼鳥率が20%超えが続いていたことから、例年よりも「越冬数」「幼鳥率」ともにかなり多くなっているようでした。

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