荷物が重すぎること。リュックでなければ持てない。そんな理由から、中高生にリュックが選ばれるのではないか?というのが、本日のDuck4ブログのテーマです!
はじめに
Duck4の定点ポイントに行く途中。10キロ以上の重いリュックを背負い自転車で通学する高校生。トボトボと歩きながら丸みを帯びたティアンドロップ型リュックを背負った高校生。学校指定のリュック、トートバックに大きなショルダーバックに10キロ以上もある荷物を持って徒歩通学する中学生がいます。
そんな、バックパッカーのバックパック(リュックサック)よりも重そうな10キロ以上の勉強道具や部活用具を持ってリュックを背負って通学する学生さんたちをよくDuck4は見かけます。
なぜ中高生の通学カバンにリュックが選ばれると思いますか。
結論を一言で言うと、荷物が重すぎることにあるのでしょう。
具体的に言うと、1.6キロもあるタブレット、勉強道具、部活の道具などを学校に置いておくこと。置き勉ができないからです。
なので、中高生は、毎日のように10キロ以上の荷物を持ち運ばなければなりません。そして、リュックでなければ、運べない重さになっているからかもしれません。
そんなリュックには、2つのメリットがあるとDuck4は考えております。
①両肩に荷物の重さが分散できること。
②両手が空くので自由になること。
なので、他のカバンに比べて、体への負担が軽減されること。両手が自由になるので、自転車で通学するのには、とても相性が良いカバンだと思います。
本日のDuck4ブログでは、どのようなリュックが学生さんには好まれているのか。地元紙で紹介された地元にある老舗カバン店の売れ筋リュックのお話。SNSで投稿されていたリュックに関する話題。地域の中高生のリュック事情など。中高生にリュックが選ばれる理由についてお話します。
なぜリュックが選ばれるのか?
🎒地元カバン店の売れ筋の話
🎒SNSからリュックの話題
🎒地元の中高生のリュック事情
をDuck4なりに分析します。
重い荷物でもリュックならば
大きなリュックを背負っている高校生
SNSの中には、こんな重いリュックを背負って登校する高校生を持つ保護者からの投稿がありました。
高校生は、大きなリュックを背負っています。自分の息子が高校生になって、実際、荷物が多いので納得でした。私は登山でリュックを背負っています。しかし、息子のこのリュックは重かったわ。
高校生の子どもを持つ保護者からのTwitterへの投稿🐤
確かに、Duck4も学生さんたちのリュックは重そうに見えます。フィールド調査中に、自転車通学の高校生とすれ違います。
その高校生が、40リットルもある大型リュックを背負っているからです。
高校生にもなると体も成人並みに大きくなりますが、やはり見ていると重そうに見えてしまいます。
バックパッカー顔負けの中学生のリュックの重さ
SNSの中には、こんな中学の時に背負っていたリュックの感想についての投稿がありました。
ワタシは中学1年生の修了式前の日に、リュック13.9キロありました!中学生は、荷物重いから頑張れ!
とある女性からのTwitterへの投稿🐤
この投稿者のように、中学1年生で約14キロの重さのリュックを背負って登校したとのこと。
一般的に、リュックの荷物は、自分の体重の15%までが限界の重さと言われています。
中学1年生だと、6キロから7キロになるでしょう。
この投稿された方は、限界の倍以上の荷物を背負って登校していたようです。なので、今の重いリュックを背負って登校する中学生の姿を見て、エールを送りたかったのかもしれません。
また、ある学生さんの通学時に持って行く荷物が17キロあったと、新聞では紹介されていました。
いや、この重さを毎日、通学の時に持って行くのですから、世界一周をするバックパッカー顔負けのリュックの重さになるので、正直、驚きです。
リュックの荷物は、自分の体重の15%の重さまでが限界ですね!
リュックが選ばれる2つの理由
どうしても、自分の体重の15%の重さ。限界を超えるほどの荷物を毎日。置き勉できない理由から、学校に持って行かなければならない。
そんな重さから、少しでも負担が少なくなるのが、リュックを背負うことになると思います。
そして、そのリュックには2つのメリットがあるからです。
【メリット①】リュックは両肩に荷物の重さが分散できる
リュックの良い点は、両肩で背負えるので、他のカバン。例えば、手提げカバン、ショルダーバックに比べて、荷物の両肩で背負うので荷物の重さが分散できることです。
もしこれが手提げカバン、ショルダーバックだったら、片方の肩に荷物全体の重さがのしかかります。そのため、肩が痛くなったりして、悪化すると持病にもなってしまいます。
【メリット②】両手が自由になることで
リュックを背負っていると、両手が自由になります。これは、リュックだけに物が入らず、サブのバックとして、トートバック、ショルダーバック、手提げカバンを片方の手で持つことができます。
もし、リュックだけを背負っていれば、自転車にも乗ることもできます。リュックは、自転車通学にとってありがたいカバンです。
🎒リュックの2つのメリット🎒
①両肩に荷物の重さが分散できる
②両手が空くので自由になる
中高生の売れ筋のリュック
SNSにはこんなスクエア型リュックに関する投稿がありました。
指定カバンはありません、高校生の息子は30リットルの(四角い)スクエア型リュックで登校しています。周りの高校生もだいたい同じです。男子はまだいいけど、女子はなかなかつらいのではないか
高校生の子どもを持つ保護者からのTwitterへの投稿🐤
黒リュックが人気
地元紙では、地元にある老舗カバン店の店員さんに聞いた、中高生が選ぶリュックの特徴について記事になっていたので紹介いたします。
その女子と男子で傾向が似ていたのが、「黒いリュック」を選ぶということでした。
これは、どんな服にも合わせやすいという黒色の特徴があるからではないかとDuck4は思いました。
オシャレ重視する女子のこだわり
女子と男子では、若干、リュック選びも違っていることがわかりました。女子はリュックにもオシャレを重視している点です。
特に、女子の場合は、丸みを帯びたティアンドロップ型のリュックが人気があります。
このティアンドロップ(teardrop)ですが、「涙のしずく」という意味があります。下の方が大きくなったリュックの形をしています。
下が大きく広がっているおかげで、底に服を詰めることもできます。また、リュックが自立して倒れなくなるメリットもあります。
そして、女子は、他の友達と同じリュックを選びたくない。友達とは違うリュックを選びたいという傾向がとても強いそうです。
(ティアンドロップ型リュック🎒)
ティアンドロップ(teardrop)とは、涙のしずくの意味。下の方が大きく広がっている形のリュックのことです!🎒
女子は、友達と同じリュックを購入するのは、敬遠する傾向がありますね!🎒
スクエア型リュックが人気な男子
SNSにはこんな投稿がありました。
息子の時代は、中学時代は安いリュックでした。高校生になってからノースフェィスを買ってもらえるようになっていました。しかし、今は、中学生でノースフェィスのリュックでその割合が高いなっています。
Twitterへの投稿者より🐤
確かに、ノースフェイスのリュックを背負っている中高生をよくDuck4も見かけます。
特に、男子は、四角いスクエア型リュック。その中でもノースフェィスのヒュージュボックを背負う子が多いようにも感じます。
男子は、四角いスクエア型リュックを好む傾向がありますよ!🎒
リュックの価格・大きさ
価格7000円~8000円
価格は7000円~8000円。素材はナイロン製で撥水加工が施されているのも人気があります。
中型30リットルのリュック
大きさは高さ50センチ×30センチ×20センチ。30リットルの中型リュックが主流のようです。
しかし、リュック少しでも軽くしたい。重いものを背負うと体が痛くなる。そんな学生さんの場合は、メインのリュックを小型サイズ。そしてサブバックと併用することも、お店ではすすめているとのことでした。
重い荷物を背負うのは苦手という場合は、メインのリュックを小型のサイズにして、サブバックをトートバックなどにして併用する方法もありと思います!
🎒中高生の売れ筋リュック🎒
①黒が人気
②女子はティアンドロップ型
③男子はスクエア型
④価格7000~8000円
⑤30リットルの中型サイズ
地域の通学リュック事情
リュック一つでは入りきれない
SNSでこんな投稿がありました。
中学生の荷物はすごいことになっています。パンパンなリュックにこれまた重そうな手提げトートバックを持って、さらに部活用の道具を持っている子どもを見かけます。中学生ともなると置き勉というわけにはいかないのでしょうか。
Twitterへの投稿者🐤
このSNSに投稿された方が見かけるような中学生が、Duck4のところにもいます。
その中学生は、パンパンに膨らんだ学校指定のリュック、重そうな手提げトートバック、部活用の道具をもう1つのカバンにいれて登校しています。
その子を見ていると置き勉できればと思ってしまいます。
70%が学校指定リュック 30%が自由の公立中学
以前は、この地域のほぼ100%の公立中学校では、リュック型のスクールバックが指定されていました。
しかし、最近、70%の公立中学校では、まだリュック型のスクールバックが指定されていますが、30%の学校では、カバンが自由化されるようになりました。
そんなスクールバックが自由な学校の子どもたちもまた、学校に置き勉できず荷物が重いために、リュックを選んでいるようです。
まとめ
なぜ中高生にリュックが選ばれるのか。その答えの一つに、学生さんたちの勉強、部活道具を学校に置けない。置き勉できずに毎日、10キロ以上の荷物を自宅に持ち帰らなければならないことに原因があるようです。
なので、両肩で背負えば重さが分散できるリュック。両手が自由になるリュックが通学カバンとして選ばれているのかもしれません。
地元のカバン店の話によりますが、女子では丸い形をしたティアンドロップ型のリュック。そして、他の友達とは同じリュックにならないようにと、オシャレに気を配っているようです。一方の男子は、四角いスクエア型のリュックが好まれているようです。
公立中学の70%がまだリュック型がスクールバックに指定されいます。しかし、高校に関してはカバンは自由のようです。
なので、これからも中高生のカバンは、荷物が多く置き勉ができない状態が続けば、リュックがメインのカバンになり続けるのではないかと思われます。
荷物が多い、学校に置き勉できないという状況が続けば、中高生のカバンはリュックサックがメインなのでしょうね!🎒
📰参考文献📰
『中高生に黒いリュックモテモテ』
(2023年4月6日河北新報より)
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