🦢寒波の到来でハクチョウさんの越冬数が例年通り200羽超え【2023年12月編】!

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🦢Swans
Duck4
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2023年12月シーズンも、例年通りに200羽ハクチョウさんたちが越冬しているお話をします!🦢

はじめに

毎朝6時30分ごろから7時30分の1時間。前と後ろにリュックを背負って、下流から上流の1.5キロほどの定点ポイントでハクチョウさんをカウントするフィールド調査を行っているDuck4。

主に、「越冬数」「幼鳥率」「オオハクチョウさんとコハクチョウさんの割合」を記録しています。

その2023年12月1日~31日までの調査結果で、次のようなことがわかりました。

結論を先に言いますと、今シーズンも「越冬数」200羽超えをしました。

しかし、今シーズン2023年は、12月下旬と、昨シーズン2022年12月よりも遅れたこと。

原因として考えられるのが、寒波が来たのが12月下旬と遅かったからだと思われます。

幼鳥率」は、今シーズンも10%超えていますが、昨シーズン2022年12月よりは若干、幼鳥率が低くなっています。

オオハクチョウさんとコハクチョウさんの割合」は、8割オオハクチョウさん。2割コハクチョウさんとなりました。こちらは、ほぼ同じ傾向が続いています。

本日のDuck4ブログでは、2023年12月「越冬数」「幼鳥率」「オオハクチョウさんとコハクチョウさんの割合」。それと、2件のオオハクチョウさんの事故。

あと毎年ここで越冬するオオハクチョウさんのスミスさん一家のあいちゃん(満4歳)。片方の水かきがないキリちゃんが戻って来たお話も合わせてします。

Duck4
Duck4

本日のテーマ

🦢越冬数

🦢幼鳥率

🦢オオハクとコハクの割合

🦢戻って来た常連ハクチョウさん

🦢羽をケガしたハクチョウさん

ハクチョウさんの越冬数

2023年12月1日~15日越冬数

青い折れ線グラフが、2023年12月1日~15日までのDuck4の定点ポイントのハクチョウさんの越冬数になります。

この2023年シーズンですが、ハクチョウさんの越冬数が100羽を超えたのが、2023年11月30日のこと。

12月に入る1日前にやっとハクチョウさんの越冬数が100羽超えたのでした。

2022年12月1日~15日越冬数

一方、赤い折れ線グラフが、2022年12月1日から15日までのハクチョウさんの越冬数の推移になります。

赤折れ線グラフの2022年12月1日から15日ですが、もうすでに2022年12月1日には、ハクチョウさんの越冬数が200羽を超えていました。

日によって若干の変動もありましたが、ほぼ2022年12月1から15日の間では、ハクチョウさんの越冬数が200羽を超えていたのでした。

2023年12月16日~31日の越冬数

青い折れ線グラフは、今シーズン2023年12月16日~31日のハクチョウさんの越冬数の推移になります。

今シーズン2023年12月シーズンですが、初めて200羽を超えたのが、12月23日でした。

それ以降、毎日、ハクチョウさんの越冬数が200羽を超えになりました。

そして、200羽を超える前日には、毎年ここで越冬している常連のオオハクチョウさん。スミスさん一家の子どものあいちゃん。片方の水かきがないキリちゃんも、Duck4の定点ポイントに戻って来ています。

2022年12月16日~31日越冬数

一方、赤い折れ線グラフが、2022年12月16日から31日までのハクチョウさんの越冬数になります。

2日ほど200羽超えの日もありましたが、昨シーズン2022年の方が、今シーズン2023年よりも少なっていました。

幼鳥率

2023年12月1日~15日

青い折れ線グラフが、2023年12月1日から15日までのハクチョウさんの幼鳥率になります。

幼鳥率は、ほぼ10%以上で推移しているので、子育てに成功しているようにも見えます。

2022年12月1日~15日

赤い折れ線グラフは、2022年12月1日から15日までハクチョウさんの幼鳥率になります。昨シーズン2022年12月1日から15日までの方が、幼鳥率が2%以上高くなっている傾向あります。

2023年12月16日~31日

青い折れ線グラフが、2023年12月16日~31日までのハクチョウさんの幼鳥率の推移になります。幼鳥率が10%を超えています。

しかし、赤い折れ線グラフ2022年と比較すると、だいぶ低くなっています。

2022年12月16日~31日

赤い折れ線グラフが、2022年12月16日~31日までですが、日によっては幼鳥率20%を超える日もありました。

幼鳥率が低くなっている理由

その昨シーズン2022年が高くなった理由として、5羽の幼鳥を連れたオオハクチョウのナミエちゃん&ユーちゃん一家。1羽の幼鳥のみでしたがスミスさん一家の存在もあったからです。

そして、この5羽の幼鳥を連れたナミエちゃん&ユーちゃん一家のユーちゃん。1羽の幼鳥を連れたスミスさん一家の名物お父さんのポールさんは、まだ戻って来ていません。

繁殖ができる家族2組が片親になり、繁殖できくなくなったことも、今シーズン2023年の幼鳥率が低くなっている原因の一つになっているのかもしれません。

オオハクチョウさんとコハクチョウさんの割合

2023年12月。Duck4の定点ポイントに越冬しているハクチョウさんの総数は、5331羽でした。うちオオハクチョウさんは、4296羽。一方、コハクチョウさんは、1035羽でした。

月別総数から、オオハクチョウさんとコハクチョウさんの割合を出すと、オオハクチョウさんが80.5%。コハクチョウさんが19.4%でした。

約8割オオハクチョウさん。約2割コハクチョウさんでした。

戻って来た常連のハクチョウさんたち

スミスさんの子満4歳「あいちゃん」

あいちゃんは、マーガレットさんと一緒に行動していたよ!」と白鳥さんをこよなく愛する地元の方から教えていただきました。

このあいちゃんとは、スミスさん夫妻から生まれた子ども。今年で満4歳になります。

そのあいちゃんが2023年12月21日には、Duck4の定点ポイントに戻っていたのでした。

(2023年12月23日撮影 満4歳のあいちゃん🦢)

片方の水かきがないキリちゃん

2023年12月22日朝。

ぽっちゃり系のオオハクチョウさんも近づいて来ました。もしかしたら、もしかすると、キリちゃんではとDuck4は思いました。

細かく切った白菜と配合飼料をあげると、そのキリちゃん似のオオハクチョウさんは食べてくれました。

そして、他の飛来組が来ると、「コォ!コォ!」と威嚇するような大きな声をあげたキリちゃん似の子。

水かきをみると、片方の水かきがありませんでしたキリちゃんでした。

キリちゃんも合流したようです。

(2023年12月26日撮影 片方の水かきがないキリちゃん🦢)

あいちゃんとキリちゃんは一緒に!?

もしかしたら、スミスさん一家のあいちゃんキリちゃんも一緒に、2023年12月22日は戻っていたのかもしれません。

2件の羽をケガしたハクチョウ

治療放鳥後 行方不明の幼鳥オオハクチョウ「ターちゃん」

2023年12月3日朝。犬を連れた地元の方からDuck4に、「ハクチョウさんがケガして芝生にいるよ!」と声を掛けられました。

そして、その方と急行。芝生には、1羽の左羽をケガしたオオハクチョウの幼鳥がいました。

そこで、保護して、県の鳥獣保護員の方に連絡。

その後、このケガした幼鳥オオハクチョウさんのターちゃんは、県の鳥獣保護員の方にお渡して、野生動物の治療をする担当医のところで、骨折した羽の治療を受けることになりました。

数日後、また、Duck4の定点ポイントに幼鳥の羽をケガしたターちゃん放鳥されました。

しかし、2023年12月10日を最後に、幼鳥ターちゃん行方不明になっています。

(2023年12月7日撮影 治療後放鳥された幼鳥ターちゃん🦢)

元気にしている成鳥オオハクチョウ「デコイ」ちゃん

2023年12月16日朝。

1羽の羽をケガしているオオハクチョウさんがいました。そのオオハクチョウさんは一生懸命に羽繕いをしていました。

遠くから望遠で撮影を試みましたが、どうやら、成鳥のオオハクチョウさんではないか。あの幼鳥の羽をケガしたオオハクチョウのターちゃんでないことが翌日わかりました。

そして、この羽をケガしたオオハクチョウさんのデコイちゃんですが、1週間ほど皆から離れてじっとしていることも多かったのですが、Duck4のところに近づき、給餌する食べるようになりました。

滞在組ハクチョウさんたちのところにも近づくようになり、ちゃんと食事もとっているので、成鳥のデコイちゃんは、大丈夫ではないかと見ております。

(2023年12月17日撮影 羽をケガしたデコイちゃん🦢)

まとめ

2023年12月のDuck4の定点ポイントへのハクチョウさんの越冬は、暖かい日が多かったこともあり、2022年12月シーズンよりも遅れて200羽を超えました。

そして、常連の飛来組オオハクチョウさんも12月21日~22日ごろに、スミスさんの子どものあいちゃん。片方の水かきがないキリちゃんもやっと合流しました。

幼鳥率は、2023年12月シーズンも、幼鳥率10%をクリアしました。しかし、2022年12月シーズンよりは、低くなっています。

それは、毎年のように繁殖をしてこのDuck4の定点ポイントに幼鳥を連れて来ていたスミスさん一家の旦那のポール。昨シーズンは5羽の幼鳥を連れて来ていたユーちゃん&ナミエちゃんの旦那のユーちゃんの姿がありませんでした。そんな2組の家族の影響もあったのかもしれません。

最後になりますが、2023年12月シーズンも2件のハクチョウさんのケガがありました。1羽のオオハクチョウの幼鳥ターちゃんは、治療後に放鳥されたものの1週間後に行方不明になってしまいました。

もう1羽の成鳥のオオハクチョウさんのデコイちゃんは、ケガして1週間後には動き回れるようになり、食事もちゃんと取れているようです。元気にしています。

Duck4
Duck4

2023年12月シーズンも例年通りに200羽が越冬しています!また、常連の気になるあいちゃんキリちゃんも戻って来てくれました!しかし、2羽のオオハクチョウさんがケガ!1羽の幼鳥ターちゃんは行方不明中なので心配です!もう1羽の成鳥デコイちゃんには、何とか冬を乗り越え生きて欲しいと願っております!🦢🦆

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