
Duck4も実践しているリュックサックを背負って防寒対策のお話をします!
はじめに
寒い季節に、リュックサックを背負っていると、「防寒対策」になると思いますか。
答えを先に言うと、その答えは”YES”です。
アウターの上からリュックを背負うと、背中、腰などは、ぽかぽかと暖かくなってきます。まるで、もう1枚、重ね着をしているような効果があります。なので、これから寒い季節には、防寒対策になるとDuck4は思っております。
リュックを背負って防寒対策になるのではないか。ということで、試しにアウターの上からリュックを背負ってDuck4は、歩いて実験をしました。すると、背負って5分後からは、アウターとリュックの隙間の温度。リュックとアウターとインナーの間の温度は、高くなっていることがわかりました。
本日のDuck4ブログでは、寒い時季にリュックを背負って歩くことで、背中、腰がぽかぽかに暖かくなり、上着をもう一枚羽織っているような防寒対策になるというお話をいたします。

寒い日に、リュックを背負って歩いていると、腰や背中がぽかぽかして快適になりますよ!🎒

リュックを背負って腰の温度測定
水銀体温計で腰の部位を測定
実際に、寒い日にリュックを背負って歩いていると、肩や腰がぽかぽかに暖かくなります。それが、目に見る形でわかるように、リュックの背面パットと腰に密着する部位に、「水銀体温計」を入れて測定をDuck4は行ってみました。

アウターとインナーを着て温度測定
そして、背負っていた時にDuck4が着用していたアウターはスタジャン。インナーにはシャツを着て測定に臨みました。
測定した時間は5分後 60分後
まず、背負い始めて5分程度。背負ってから60分後の2回測定。
外気温。リュックの背面パットと腰の部位にあたるアウター(スタジャン)との隙間部分。リュックの背面パットと腰の部位にあたるアウター(スタジャン)の中に着ているインナー(シャツ)と隙間部分の2箇所で測定を行いました。
測定日で比較
測定は11月下旬に行いました。
そこから、晩秋から初冬に見られる「霜が降りるほど寒かった気温2℃の朝」。
初冬に見られる「若干暖かかった気温8℃の朝」。
南風が吹き込んで晩秋とは思えないアウターを着ていて「この時季とは思えない暖かい気温16度の朝」の3つのサンプル日を比較することにしました。
使用したリュック グレゴリー「バイブ」
使用したリュックは、いつもの小型の22リットルのグレゴリー「バイブ」。肩紐(ショルダーストラップ)の長さは、背中に密着するようにやや短めに調節。そのリュックの背面パットを体に密着させて、河川敷を移動しながらハクチョウさんのフィールド調査中に、60分間背負い続けて行いました。

リュックを背負った時の腰付近の温度
霜が降りるほど寒かった気温2℃の朝
天気は晴れ。放射冷却で霜が降りるほど寒かった朝。アウターにスタジャン。インナーにシャツを着用。もちろんアウターの上からはリュックを背負ってDuck4は60分ほど歩き続けました。
背負い始めて5分。Duck4は、外気温。リュックとアウターの隙間の腰の部位の温度。リュックを背負ったままでアウターとインナーの腰の部位の温度。その3カ所を測定しました。
開始5分後には、アウターの温度は17℃。インナーの温度は27℃でした。
60分後には、アウターの温度は27℃。インナーの温度は27度になりました。アウターも60分後にはインナーと同じ温度まで上昇していました。
寒い朝でしたが、腰には汗もかかずに、快適に背負い続けることできました。

気温2度~4℃の朝🌡(60分後)⌚
🎒🧥リュックとアウターの温度27℃。
🎒🧥👕リュックとインナーの温度27℃。
「腰の汗もなく快適に背負えたよ!」🦆

若干暖かかった気温8℃の朝
天気は晴れ。11月下旬としては、暖かい朝でした。アウターにスタジャン。インナーにシャツを着用。もちろんアウターの上からはリュックを背負ってDuck4は60分ほど歩き続けました。
リュックを背負始めて5分後。外気温は8℃。アウターの温度は、20℃。インナーの温度は27℃でした。
リュックを背負って歩き続けて60分後。外気温は9℃。アウターの温度は27℃。インナーの温度は30℃まで上昇していました。
真冬の日中ごろの温度になっていたので、腰は、若干ですが、汗ばむ感じで暖かかったです。

気温8℃~9℃の朝🌡(60分後)⌚
🎒🧥リュックとアウターの温度27℃。
🎒🧥👕リュックとインナーの温度30℃。
「ほのかに汗ばむ感じて暖かかったです!」🦆

この時季とは思えない暖かい気温16度の朝
天気は曇り。南風が吹き込んでいた影響で、晩秋の早朝にもかかわらず、空気は生ぬるかったです。アウターにスタジャン。インナーにシャツを着用。もちろんアウターの上からはリュックを背負ってDuck4は60分ほど歩き続けました。
背負い始めて5分後。外気温は16℃。アウターの温度は21℃。インナーの温度は28℃でした。
リュックを背負って歩き続けて60分後。アウターの温度は29℃。インナーの温度は32℃に達していました。
気温16度なので、スタジャンを着ていると、腰のあたりもムシムシして汗ばんでいて暑すぎかなという印象を受けました。

気温16℃の朝🌡(60分後)⌚
🎒🧥リュックとアウターの温度29℃。
🎒🧥👕リュックとインナーの温度32℃。
「ムシムシ汗ばんで暑すぎました!」🦆

60分背負っていて感じたこと
「霜が降りた寒い朝」。「若干暖かった朝」。「とても暖かかった朝」。3つの気象条件が違うそれぞれの日を比較してみました。
60分ほどリュックを背負って歩いていて、「若干暖かった朝」「とても暖かかった朝」の場合。アウターとインナーとの温度が30℃以上に達しました。
特に、外気温が16℃。「とても暖かかった朝」。アウターを着ていると暑すぎて、背中がムシムシ蒸れを感じたほどでした。普段ならば、個人差もあると思いますが、気温16度以上であれば冬用のジャンバーを着るのには暑すぎる温度32度に上昇していたのでした。
しかし、真冬並みの外気温が2℃~4℃の「霜が降りた朝」のときには、60分ほどリュックを背負って歩いていると、インナーとアウターの隙間の温度が27℃ほどと、腰がほのかに暖かくなってきた感じでした。

まとめ
実を言うと、このようなリュックを背負って腰の温度を測定する同じような実験をDuck4は、梅雨の時季にも行っていました。気温が25℃から28℃に達していて、湿度も高くムシムシしていました。そのときの腰の温度は、35℃に達していました。なので、リュックを背負っているだけで、インナーがジメジメ汗で湿っていました。なので、気温が上昇する梅雨から夏場にかけてのリュックのデメリットの一つとして、背中や腰の汗があります。
一方、晩秋の朝に、リュックを背負って腰の温度を測定してみると、1枚洋服を着こんだような暖かさを感じました。特に、「霜が降りるほど寒かった気温2℃の朝」には、防寒効果が大いに高まりました。
よって、これから寒くなる時季のリュックを背負うメリットの一つに、背中や腰の冷え対策というメリットが十分発揮されるとDuck4は思っております。
そして、寒い朝。ハクチョウさんの調査フィールドに出かける時にはDuck4は、前と後ろにリュックサックを背負って防寒対策を行っています。

寒い日にリュックサックを背負っていると、背中や腰がじんわり暖かくなるので、防寒対策になるので、皆さんにはお薦めいたします。

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